Haste not, Rest not

二度と返ってこない今の自分の気持ちを積み重ねる部屋。

訃報

2016-12-16 23:10:50 | 人生
中学の同級生が亡くなったとSNSで知った。
仕事中の心筋梗塞だったそうだ。

今日は娘の予防接種を受けてきて、
夜になって副反応で微熱と腫れが出て、
本人も不快だったのか大泣きした。
眠りも浅いようで、いつもより頻繁に隣にいる私の存在を確かめている。

そんなこともあって、色々不安な心持ちの夜。

その人とは、卒業以来会っていなかったし、
中学生の時も、親しくしていたわけでもなかった。

ただ、幼稚園から一緒だったのもあって、
母がその人のお母さんと会って話したよとか、
高校に進学してからも、
そんな話をよく聞いていた記憶がある。

母にメールをしたら、
新聞で目に留まったけれど、まさか知っている人とはね、と。
もう、どんな親子だったか覚えていない、
色んなことが、思い出せないのよね、と。

それでまた私は悲しい気持ちになってしまった。

今回の知らせがなかったら、
きっと思い出すこともなかったかもしれない。

それでも、同じ学び舎で同じ時間を過ごした人の訃報は、心に穴が空いたような、そんな気持ちになる。

ご家族の気持ちを思うと辛い。

知人を亡くしたのは、これで何人目だろう。
高校の友人、
大学の同ゼミ生、
そして、中学生の同級生の彼。

父や、恩師が亡くなった時も、驚いたけれど、

昔は想像もしていなかった。
この歳で、同い年の人が亡くなるという事態を。

SNSがなかったら、知ることもなかったのかと思うと、
それもまた何とも言えない気持ちになる。

今日は、義母と友人の誕生日。
また別の友人は、3人目を出産した、と。

毎日が、誰かの誕生日であり、命日であり。
頭ではわかっていても、
こう身近に出来事が重なると、
ぐるぐる複雑な感情に追い回される。

生きるって何だろう。
いつも辿り着くのは、
この答えのない疑問。

心筋梗塞、苦しかっただろうな
生きたいと最後まで戦ったんだろうな
今は楽になったかな
でも、悔しいだろうな
もっと、やりたいこと、あっただろうな
そんなことを、考えている。

ご冥福を、お祈りします。
どうか、安らかに。

なんと!

2016-05-04 12:18:01 | 人生
すごいことに気づいた。

旦那と一緒に暮らし始めた日と、
娘の誕生日が一緒だった。

嬉しい偶然。

全く気づかなかったわー。

同棲始めてからちょうど5年後に
わたしたちのもとにやってきてくれた娘。

出会えたのが、あなたでよかった。

生まれてきてくれて、ありがとう。

追悼

2015-02-03 19:06:06 | 人生
これまで知りもしなかった、
後藤健二さんの人となりを
こんなことになってから少し知る。

その、皮肉。
自分の、無関心への、嫌悪。

今話題になっているのはきっと、
これまで後藤さんが築いてきたことの、
ほんの氷山の一角なのだろう。

ツイートから滲み出る、
人柄、思い、情熱。

それならば、やっぱり。
これからも、生きて伝えてほしかったです。
世界の現実を、
平和への思いを。

シリアでしか伝えられないこともあったのだろうとは思う。

行かずにはいられなかったのだろうと思う。

それでも、やっぱり。

これからの未来にも、
後藤さんにしか伝えられなかったことがあるはずだ。

死んだらおしまいじゃないか。


テロ

2015-02-01 16:47:58 | 人生
終わって、
始まった。

殺されてしまって、悲しい。
でも、本人が甘かったと言うしかない。

こんな世の中は、やっぱりおかしい。
でも、今に始まったことじゃない。

歴史は繰り返す。
喉元過ぎれば熱さを忘れるから。

考えても考えても、答えは出ない。
結局価値観の違う、話の通じない他人を変えることはできないのだから、
諦めて、なるべく関わらないようにする。
自分の世界の平和を守るには、
そうするしかないような気がする。
世界を平和にするなんて、
やっぱり、無理なのだ。
相手を消すという方法もあるけれど、
きっと、そんなのは多分、いたちごっこだ。
平和を訴えて何か変わるなんて発想は、
偽善なんじゃないかとさえ思わされる。

人間社会は、
結局変われないのだろう。
愚かだと思う。
でも、美しい一面があることも、
忘れたくない。
そんなキレイゴトを思う自分は、
やっぱり愚かだなと思う。

今日を最後の日のように生きる

2014-01-21 20:03:21 | 人生
この仕事をしていると、
人などあっさり死ぬのだとよく思い知らされる。

やり残したことはたくさんあるけど、
今死んでも思い残すことはない。

そんな言葉を、
いつか自殺した漫画家の方が遺したという。

同じ気持ちだ。

いつ死んでも後悔はない。

そんな人生を歩めていることを、
しあわせに思う。