久しぶりに

利用者様とお話しできたなあ、という日。



認知症がある方も大変だけど、
クリアならばそれはそれで、
シビアな現実から逃避できない分リアルな辛さがある、
と感じた。


自分の行く末。施設という終の住処。
そこに入ったらもう出られないという拘束感。

私にはただただ話を聞いて頷くことしかできない、
けれど。



話をするだけでも楽になるわね、
○○さんの顔見るとほっとするのよ

この間、事務所でずっと下向いていたのを見たから、
元気がないのかしらって心配したのよ
（残業で記録してたときのことだと思われ。）



そう言ってくださって、
救われたのは私の方だったりする。



長く生きたひとの言の葉は、
どうしてこんなにも深く、じんわりと温かく、
まっすぐに心に染み入るんだろう。