保育園の担任の先生が、
今の先生に当たったことは本当に運が良かったと思う。
穏やかで、細やかで。
今では迎え入れの先生にもすっかり懐いて、
朝は先生の挨拶に笑顔で応えたり、
帰りは必ず一人ひとりに手と手でタッチしてお別れしたり。
こんな風に保育園に馴染んでくれたのも、
入口が今の先生だったからだと思ってる。
ちょうど1歳4ヶ月になった今日は、
進級式とクラス発表です。
担任の先生ともたぶんお別れな予感…。
持ち上がってくれたらとっても嬉しいのだけれど。
そして職場。
正直復帰するつもりさらさらなかったんですが…。
働くのは3歳からでいいんじゃないかと思ってたので。
ありがたいことに時短で無理がないように復帰させてもらえて、
娘の急な体調不良でのお休みにも快く対応してくださって、
時間的な縛りは仕方ないにしても、
かなりぬくぬく働かせて頂いてる。
前の会社じゃ絶対こうはいかなかったから…
仕事することで生活と自分の気持ちにメリハリが出て、
娘との時間も前より大切に思えるようになった。
娘も、家にいてはなかなかできない経験をできているし。
これでよかったんだなって、今は思う。
今の会社にとっては、私のこういう働き方は正直メリットはないだろうけれど。
ちゃんと丸一日働けて、祝日も出勤できるような人をとったほうが、人件費かからなくて済むし。
そういう負い目みたいなものは正直あって、
でも、娘の為と思うと図々しく居座る気持ちになれるというか。
自分のためだけならこんなに図々しくなれないな。
出産前は、小さい子どもがいながら働いている女性に対して、正直嫌悪感しかなくて。
シンママさんとか、ご主人が働けないとか、働かなくては生活できない事情があるなら仕方ないとしても、
少しぐらい給料が安くても、節約すれば生活なんてどうにかなるし、
子どもを他人に預けてまで自分のキャリアの為?息抜きのため?とかに働く人の気持ちが知れなかった。
もちろん価値観は人それぞれだし、他人がとやかく言うことではないけれど。
小さい子どもがいます、家にずっといると息が詰まります、もしくは仕事が好きだから働きます、でも子どもが小さいから早上がりしたいです、熱を出したら休みます、土日祝日は出れません、っていうのは、独身の頃の私には迷惑でしかなかった。
だからこそ、自分が母になったら、そういう働き方はしないぞ、と思ってました。
でも、妊娠してみると、まず出産自体にこれからの学費のことやらがのしかかってきて、お金はあったらあっただけ安心なんだなと痛感する日々。
正直、復職は自分の意思というより、周りの環境がそうさせた感が強いけれど、
逆に、そうさせてくれた周りの環境に、今は感謝しています。
今日から職場でお客様とお花見です。
しだれ桜が散り際のよう。
安全に楽しんでもらえるよう、がんばってきます。