瀧川鯉斗…『ん廻し』
三笑亭夢吉…『味噌豆』
都家歌六…「憧れのハワイ航路~ホーム・スウィート・ホーム~マドロスの恋~マリネラ~月光値千金」
三遊亭圓馬…『高砂や』
桂南なん…『初天神』
Wモアモア…「漫才」
春雨や雷蔵…『垂乳根』
(三遊亭栄馬昼夜交代・三遊亭金遊順序変更)
瀧川鯉昇…『蛇含草』
松乃家扇鶴…「俗曲」
(春風亭美由紀休演)
三遊亭金遊…『小言念仏』
(春雨や雷蔵順序変更)
三笑亭可楽…「相撲の漫談」
鏡味正二郎…「太神楽」
三遊亭遊三…『代り目』
《お仲入り》
三遊亭右京…「漫談」
(三遊亭笑遊休演)
東京太・ゆめ子…「漫才」
古今亭壽輔…「漫談」
スティファニー…「マジックジェミー」
(北見マキ休演)
三遊亭圓遊…『天狗裁き』
今月2度目の末広亭通し。夜の部に新山真理さん、夜のトリが桂歌春師匠とあって、午前10時に末広亭到着。
ところが、真打興行の時は10時前から並んでいた列もなく、結局周辺をブラブラした11時前に列ができていたので並びました。
開口一番は鯉斗さん。ところが10分の予定が14分になって夢吉さんと交代。
夢吉さん、「鯉斗さんの熱演で、私の持ち時間は6分になってしまいました」
それでも6分でまとめあげる力を、夢吉さんは持っているのです!
歌六師匠の芸に客席は興味深々。前に座っていたカップルの女性が、歌六師匠を見て『幸せそうな顔だね』
なかなか良い所を見ていますね。
圓馬師匠は「高砂や」ですが、なかなか寄席では聴く機会がない噺で興味深かったです。
南なん師匠はまたまた「初天神」でしたが、金坊の“般若心経”を聴けた上に、凧揚げまで大満足の一席でした。
モアモアさんの漫才はなぜか子供に大ウケ。けんさんもしんさんも思わぬ展開に苦笑気味でした。
昼夜交代の雷蔵師匠。スイミングスクールの小噺で大笑いした後は、「垂乳根」の葱の値踏みまで。
最近はここで終わる噺家さんが多いようですが、やはり「恐惶謹言」などの言葉が難しいのでしょうか?
鯉昇師匠を見ていたら、弟子一門会の鯉枝さん(鯉昇師の真似)を思い出してしまい、笑いに関係のない所でも吹き出してしまいました
この噺は「そば清」のそばが餅に変わっただけかと思いましたが、ちゃんとした『蛇含草』という演目だったんですね。勉強になりました。
それにしても鯉昇師匠の餅のすすり方は尋常じゃありませんな!
扇鶴さんは時間が経つにつれてお客さんの笑いが大きくなりました。
特に時間調整からは若い人に大ウケでした。
金遊師匠はおなじみの「小言念仏」。できればマクラを短めにして、どじょうの殺生まで聴きたいものです。
可楽師匠は行司や呼び出しの真似を含めた相撲の漫談。
音痴の呼び出しって、“呼び出し次郎”さんのことかな???
正二郎さんは「五階茶碗」がなく、鞠と傘。相変わらず見事な芸です。
遊三師匠は代り目の元帳まででした。こちらも一度最後のサゲまで聴いてみたいです。
食い付きは笑遊師匠休演で右京師匠。お金の話ではなかったのですが、笑遊師匠を楽しみしていただけにちょっとショックです。
「運送、配送、その通り」の漫才の後は壽輔師匠でしたが、今日はキレが今ひとつで漫談だけで終わってしました。残念!
相変わらずサービス精神旺盛な笑三師匠は「異母兄妹」でした。
ヒザはマキ先生休演で「ステファニー」の文字が!
誰かなぁと思ったらジェミーさん。
マジックの腕も確かですが、何よりこの方のスゴイところはトーク。
完全に“ジェミーワールド”を創り上げています。
トリは圓遊師匠の「天狗裁き」。
ベテランらしい落ち着いた噺なのですが、“自分だけは知りたい”という人間のいやらしさが出ていました。

三笑亭夢吉…『味噌豆』

都家歌六…「憧れのハワイ航路~ホーム・スウィート・ホーム~マドロスの恋~マリネラ~月光値千金」
三遊亭圓馬…『高砂や』
桂南なん…『初天神』
Wモアモア…「漫才」
春雨や雷蔵…『垂乳根』
(三遊亭栄馬昼夜交代・三遊亭金遊順序変更)
瀧川鯉昇…『蛇含草』
松乃家扇鶴…「俗曲」
(春風亭美由紀休演)
三遊亭金遊…『小言念仏』
(春雨や雷蔵順序変更)
三笑亭可楽…「相撲の漫談」
鏡味正二郎…「太神楽」
三遊亭遊三…『代り目』
《お仲入り》
三遊亭右京…「漫談」
(三遊亭笑遊休演)
東京太・ゆめ子…「漫才」
古今亭壽輔…「漫談」
スティファニー…「マジックジェミー」
(北見マキ休演)
三遊亭圓遊…『天狗裁き』
今月2度目の末広亭通し。夜の部に新山真理さん、夜のトリが桂歌春師匠とあって、午前10時に末広亭到着。
ところが、真打興行の時は10時前から並んでいた列もなく、結局周辺をブラブラした11時前に列ができていたので並びました。
開口一番は鯉斗さん。ところが10分の予定が14分になって夢吉さんと交代。
夢吉さん、「鯉斗さんの熱演で、私の持ち時間は6分になってしまいました」
それでも6分でまとめあげる力を、夢吉さんは持っているのです!
歌六師匠の芸に客席は興味深々。前に座っていたカップルの女性が、歌六師匠を見て『幸せそうな顔だね』
なかなか良い所を見ていますね。
圓馬師匠は「高砂や」ですが、なかなか寄席では聴く機会がない噺で興味深かったです。
南なん師匠はまたまた「初天神」でしたが、金坊の“般若心経”を聴けた上に、凧揚げまで大満足の一席でした。
モアモアさんの漫才はなぜか子供に大ウケ。けんさんもしんさんも思わぬ展開に苦笑気味でした。
昼夜交代の雷蔵師匠。スイミングスクールの小噺で大笑いした後は、「垂乳根」の葱の値踏みまで。
最近はここで終わる噺家さんが多いようですが、やはり「恐惶謹言」などの言葉が難しいのでしょうか?
鯉昇師匠を見ていたら、弟子一門会の鯉枝さん(鯉昇師の真似)を思い出してしまい、笑いに関係のない所でも吹き出してしまいました

この噺は「そば清」のそばが餅に変わっただけかと思いましたが、ちゃんとした『蛇含草』という演目だったんですね。勉強になりました。
それにしても鯉昇師匠の餅のすすり方は尋常じゃありませんな!
扇鶴さんは時間が経つにつれてお客さんの笑いが大きくなりました。
特に時間調整からは若い人に大ウケでした。
金遊師匠はおなじみの「小言念仏」。できればマクラを短めにして、どじょうの殺生まで聴きたいものです。
可楽師匠は行司や呼び出しの真似を含めた相撲の漫談。
音痴の呼び出しって、“呼び出し次郎”さんのことかな???
正二郎さんは「五階茶碗」がなく、鞠と傘。相変わらず見事な芸です。
遊三師匠は代り目の元帳まででした。こちらも一度最後のサゲまで聴いてみたいです。
食い付きは笑遊師匠休演で右京師匠。お金の話ではなかったのですが、笑遊師匠を楽しみしていただけにちょっとショックです。
「運送、配送、その通り」の漫才の後は壽輔師匠でしたが、今日はキレが今ひとつで漫談だけで終わってしました。残念!
相変わらずサービス精神旺盛な笑三師匠は「異母兄妹」でした。
ヒザはマキ先生休演で「ステファニー」の文字が!
誰かなぁと思ったらジェミーさん。
マジックの腕も確かですが、何よりこの方のスゴイところはトーク。
完全に“ジェミーワールド”を創り上げています。
トリは圓遊師匠の「天狗裁き」。
ベテランらしい落ち着いた噺なのですが、“自分だけは知りたい”という人間のいやらしさが出ていました。