神田京子…『森のくまさん』
『浦島太郎~英語Ver.~』
『真田幸村 大坂出陣』
『ジャンヌ・ダルク オルレアン入城~5分Ver.~』
3代目・神田山陽(ゲスト)…『地球の栓 番人の家族』
《お仲入り》
神田京子…『ロボット太郎 誕生』
今日という今日は本当に悩みました。
先に知ったのは池袋・東京芸術劇場の、この会。
その後に日本橋亭で『神田松鯉の会』も同日、ほぼ同時刻に行われることを知りました。
日本橋亭は松鯉先生の他に桂平治師匠、阿久鯉さん、きらりさんが出演。
池袋は京子さんと3代目山陽先生。
私を知っている人なら99%の人が「日本橋亭に行く」と思ったでしょう。
事実、私も22日の若葉会まではそのつもりでした。
が、結局選んだのは京子さんの会。
そのいきさつについては、ココでは書きませんが、正直言って「半面半身」になって、片一方は日本橋亭、もう一方は東京芸術劇場に行ければ…というぐらい、こんなに真剣に悩んだことは久しぶりです。
数日前から“ものもらい”を患っているという京子さん。メガネをかけての登場です。
一席目は得意ネタのヒットパレード。
講談は難しくないという実例として、童謡「森のくまさん」を読み上げました。
ナルホド!こういう読み物なら、子供でも講談は面白いと感じてくれるかもしれません。
冒頭では一人のお客さんを高座に上げて、張り扇の叩き方、声を出す練習。
このお客さん、拍手を貰ったり、京子さんから指導を受けたり、良い思い出になったことでしょう。
「世界青年の船」の経験からの読み物が続き、得意ネタを4席披露した京子さん。
「将来、東京ドームで独演会をやっても、今日来て下さったお客様は絶対に忘れない!」
頼もしい夢を語って、3代目山陽先生と交代です。
『SWA』の衣装で登場の3代目は、一番可愛がっているという後輩のためにゲスト出演。
先代の山陽先生は「男の弟子入り志願者は2~3回断るのに、女の志願者は来て2日目に名前が決まっている」そうです。
ひとしきり先代と京子さんの関係を話した後は、得意ネタの「地球の栓」。
迫力ある内容で、3代目ならではの高座を熱演してくださいました!
お仲入り後は3代目のアドバイスから客席の照明を落として、高座だけが明るい幻想的な雰囲気。
演目は『ロボット太郎』で、22日の若葉会と同じ内容でしたが、読み終わって舞台が暗転…と思いきや、しばらくすると客席後方から京子さんが、
『ロボット太郎、ロボット太郎・・・』
と、手拍子をしながら登場。
客席内を駆け回り、再び高座に上がって締めました。
『明日の講談カタログ』と題されたこの会。
まだまだ講談も捨てたもんじゃない、いや、必ず未来はあると感じた、楽しい会でした
『浦島太郎~英語Ver.~』
『真田幸村 大坂出陣』
『ジャンヌ・ダルク オルレアン入城~5分Ver.~』
3代目・神田山陽(ゲスト)…『地球の栓 番人の家族』
《お仲入り》
神田京子…『ロボット太郎 誕生』
今日という今日は本当に悩みました。
先に知ったのは池袋・東京芸術劇場の、この会。
その後に日本橋亭で『神田松鯉の会』も同日、ほぼ同時刻に行われることを知りました。
日本橋亭は松鯉先生の他に桂平治師匠、阿久鯉さん、きらりさんが出演。
池袋は京子さんと3代目山陽先生。
私を知っている人なら99%の人が「日本橋亭に行く」と思ったでしょう。
事実、私も22日の若葉会まではそのつもりでした。
が、結局選んだのは京子さんの会。
そのいきさつについては、ココでは書きませんが、正直言って「半面半身」になって、片一方は日本橋亭、もう一方は東京芸術劇場に行ければ…というぐらい、こんなに真剣に悩んだことは久しぶりです。
数日前から“ものもらい”を患っているという京子さん。メガネをかけての登場です。
一席目は得意ネタのヒットパレード。
講談は難しくないという実例として、童謡「森のくまさん」を読み上げました。
ナルホド!こういう読み物なら、子供でも講談は面白いと感じてくれるかもしれません。
冒頭では一人のお客さんを高座に上げて、張り扇の叩き方、声を出す練習。
このお客さん、拍手を貰ったり、京子さんから指導を受けたり、良い思い出になったことでしょう。
「世界青年の船」の経験からの読み物が続き、得意ネタを4席披露した京子さん。
「将来、東京ドームで独演会をやっても、今日来て下さったお客様は絶対に忘れない!」
頼もしい夢を語って、3代目山陽先生と交代です。
『SWA』の衣装で登場の3代目は、一番可愛がっているという後輩のためにゲスト出演。
先代の山陽先生は「男の弟子入り志願者は2~3回断るのに、女の志願者は来て2日目に名前が決まっている」そうです。

ひとしきり先代と京子さんの関係を話した後は、得意ネタの「地球の栓」。
迫力ある内容で、3代目ならではの高座を熱演してくださいました!
お仲入り後は3代目のアドバイスから客席の照明を落として、高座だけが明るい幻想的な雰囲気。
演目は『ロボット太郎』で、22日の若葉会と同じ内容でしたが、読み終わって舞台が暗転…と思いきや、しばらくすると客席後方から京子さんが、
『ロボット太郎、ロボット太郎・・・』
と、手拍子をしながら登場。
客席内を駆け回り、再び高座に上がって締めました。
『明日の講談カタログ』と題されたこの会。
まだまだ講談も捨てたもんじゃない、いや、必ず未来はあると感じた、楽しい会でした
