神田きらり…『寛政力士伝 谷風情相撲』
三遊亭ぬう生…『こんにゃく問答』
三遊亭福楽…『接待ゴルフ』
今夜は体が2つあったら、2つとも武蔵小山に来ていたでしょう。
1か月半ぶりの「Live Cafe Agein」
武蔵小山の駅前に立つと、何処からともなく聞こえる寄席囃子。
歩いて30秒のビルの前で奏でる音は、一服の清涼感がありました。
きらりさんが出演に加えて、以前このブログに書き込みをして下さったぬう生さんも入っているとあっては行かないわけにいきません。
開場時に釈台が出ており、開口一番はきらりさん!黒縁のメガネをかけて高座に上がります。
よく「○○選手の活躍を見て元気をもらった」などという話を聞きますが、私は今までそういうのを感じたことがありませんでした。
「○○さんが頑張っているから、私も頑張ろう!」
そんなことはない!と、ずーっと思ってました。
そんな私の考えを変えたのがきらりさんでして…。
明るい。元気。面白い。そしてなによりも『まっすぐ!』
きらりさんの講談を聴くのが、楽しみでもあり、活力にもなるのです。
白鵬の優勝、横綱昇進濃厚という夏場所が終わったばかりの今日、話題性もタップリの「谷風の情相撲」。
夏場所前の“八百長問題”には一言も触れず、谷風と佐野山の心の交流を描いた読み物に聴き入ってしまいました。
会場に来る前は、「出世の馬揃い」か「誉れの梅花」と思っていたのですが30分という持ち時間もあり、当時の相撲場風景を想像させる一席でした。
落語では先日、夢太朗師匠が聴かせてくれましたが、講談では勝負の後の2人の人生までも語るという、落語と講談のそれぞれの面白さを感じました。
続いてぬう生さん。以前、早朝寄席で「位牌屋」を聴き、そのあまりに度が過ぎたケチぶりに閉口しましたが、今日は「こんにゃく問答」。
なかなか寄席ではかからない噺なので興味深く聴きました。
親分と子分、僧侶になった子分と権助など、それぞれの場面の構成が良く、30分間飽きることなく聴きました。
今後、早朝寄席や深夜寄席などに出演する時は注目していこうと思います。
トリは福楽さん。もちろん初見です。何やらコンビニの袋を持って登場。
それにしてもこの福楽さん、とにかく落ち着きがないなぁという印象。
ところがその落ち着きの無さを差し引いても面白い内容。
福楽さん独自の“サゲポーズ”があり、ここで笑わないと子孫が7代たたり、笑うと8代繁栄するという・・・
さらに旬の“ハニカミ王子”を持ち出し、自分のことを「カミカミ王子」。挙句の果てにはおもむろにティッシュを取り出して鼻をかみ「ハナカミ王子」。
もう馬鹿馬鹿しさを通り越して笑いっ放しでした。
気になるコンビニ袋の中身は、ゴルフ用具や用語にひっかけた品物。
詳しい説明はしませんが、とにかく爆笑の連続でしかもサゲも決まり、楽しい高座を見させていただきました。
三遊亭ぬう生…『こんにゃく問答』
三遊亭福楽…『接待ゴルフ』
今夜は体が2つあったら、2つとも武蔵小山に来ていたでしょう。
1か月半ぶりの「Live Cafe Agein」
武蔵小山の駅前に立つと、何処からともなく聞こえる寄席囃子。
歩いて30秒のビルの前で奏でる音は、一服の清涼感がありました。
きらりさんが出演に加えて、以前このブログに書き込みをして下さったぬう生さんも入っているとあっては行かないわけにいきません。
開場時に釈台が出ており、開口一番はきらりさん!黒縁のメガネをかけて高座に上がります。
よく「○○選手の活躍を見て元気をもらった」などという話を聞きますが、私は今までそういうのを感じたことがありませんでした。
「○○さんが頑張っているから、私も頑張ろう!」
そんなことはない!と、ずーっと思ってました。
そんな私の考えを変えたのがきらりさんでして…。
明るい。元気。面白い。そしてなによりも『まっすぐ!』
きらりさんの講談を聴くのが、楽しみでもあり、活力にもなるのです。
白鵬の優勝、横綱昇進濃厚という夏場所が終わったばかりの今日、話題性もタップリの「谷風の情相撲」。
夏場所前の“八百長問題”には一言も触れず、谷風と佐野山の心の交流を描いた読み物に聴き入ってしまいました。
会場に来る前は、「出世の馬揃い」か「誉れの梅花」と思っていたのですが30分という持ち時間もあり、当時の相撲場風景を想像させる一席でした。
落語では先日、夢太朗師匠が聴かせてくれましたが、講談では勝負の後の2人の人生までも語るという、落語と講談のそれぞれの面白さを感じました。
続いてぬう生さん。以前、早朝寄席で「位牌屋」を聴き、そのあまりに度が過ぎたケチぶりに閉口しましたが、今日は「こんにゃく問答」。
なかなか寄席ではかからない噺なので興味深く聴きました。
親分と子分、僧侶になった子分と権助など、それぞれの場面の構成が良く、30分間飽きることなく聴きました。
今後、早朝寄席や深夜寄席などに出演する時は注目していこうと思います。
トリは福楽さん。もちろん初見です。何やらコンビニの袋を持って登場。
それにしてもこの福楽さん、とにかく落ち着きがないなぁという印象。
ところがその落ち着きの無さを差し引いても面白い内容。
福楽さん独自の“サゲポーズ”があり、ここで笑わないと子孫が7代たたり、笑うと8代繁栄するという・・・
さらに旬の“ハニカミ王子”を持ち出し、自分のことを「カミカミ王子」。挙句の果てにはおもむろにティッシュを取り出して鼻をかみ「ハナカミ王子」。
もう馬鹿馬鹿しさを通り越して笑いっ放しでした。
気になるコンビニ袋の中身は、ゴルフ用具や用語にひっかけた品物。
詳しい説明はしませんが、とにかく爆笑の連続でしかもサゲも決まり、楽しい高座を見させていただきました。