後期ゴシック彫刻・市民運動・演劇教育

小学校大学教師体験から演劇教育の実践と理論、憲法九条を活かす市民運動の現在、後期ゴシック彫刻の魅力について語る。

〔385〕「定年帰農」者のお米つくりとブドウつ⑪  ブドウの房の粒間引き(矢部顕さん)

2021年07月25日 | メール・便り・ミニコミ
 立派な葡萄を栽培しているのですね。かなり広い畑でびっくりしました。

●福田三津夫様

「定年帰農」者のお米つくりとブドウつ⑪
ブドウの房の粒間引き





ブドウの房の粒の大きさが、先回お知らせしたマッチ棒の先くらいから
大きくなってきて、ラムネ玉くらいの大きさになる前に、房つくりとして
粒間引きをします。

ブドウの一房の大きさの最終の目標は、重さで500~600グラムで、
粒の数は35~40粒、房の軸の長さは5~6cmになるようにする
ためです。(品種によって異なりますが、わたしの栽培している
のはピオーネという品種です)

この房を4房入れる2kg箱というのが標準の目標ですが、そんなに
うまくはいきません。
大きい(700g)と3房、小さいものは5房(400g)、6房(350g)と
入れて、2kgとして箱詰めします。

ほおっておくと、大きくなりすぎますし、粒と粒がぶつかりあって
裂けてしまうのです。

始めたころは大きい房が出来ると、立派なブドウが出来たと思った
のですが、大きすぎて箱に入らないのでした。

粒間引きは、剪定ハサミを使っての手作業ですので、けっこう時間が
かかる作業です。
最終的には、全部で1000房くらいの数になるよう房ごとの間引きも
します。

こうすることによって、整った形のブドウの房らしくなりますし、
色づきもよくなります。

矢部 顕