アチャコちゃんの京都日誌

あちゃこが巡る京都の古刹巡礼

⑪ アチャコのアキレス腱断絶日誌  激痛?

2017-04-09 18:25:53 | 日記

⑪ アキレス腱切った

「因みに、アキレス腱断絶後の数日の次第を振り返ると、切れた瞬間の痛みはどんなものだろうと、経験の無い方は思うだろうが、瞬間の痛みはそうでもない。人間というのは、体の重要組織を毀損するような大けがの瞬間は、痛みを感じる神経がそれに反応できず、意外に痛みを感じないらしい。戦場で片手を切り落とされた侍が、気が付かずしばらく片手で戦ったというような話もある。すぐ後には現実を理解することになるが、私の場合すぐに救急車に乗せられて、救急病院で固定処置をしてもらったので、間断なく事態が進むので身を任せていたいただけだった。しかし、当日夜と数日は、ふとした時にずきずき痛みを感じた。結局激痛に襲われる事はなかったが、現在でも、足の置き場によって痛みを感じることはある。でもすぐに少しの痛みで安定する。むしろ松葉杖の生活は、腕・肩・首などの負担が相当辛い。自分の体重を足ではなく腕で支える事の大変さを思い知る。加えて、転倒の恐怖感があって移動には常に緊張感が伴うので、精神的な疲労は半端ではない。結果、さしたる労働を何もしていないのに、夜はバタンキューと寝てしまう。痛みは、足ではなく、将来への不安に対して襲って来る。再び元気に歩けるのだろうか。再び会社に行けるだろか。その時まで会社があるだろうか???」

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⑩ アチャコのアキレス腱断絶日誌  脱線の3 

2017-04-09 14:29:29 | 日記

『   アキレス腱切った

「脱線は今回までとするが、この話のオチは、その後も白衣の天使たちとの交流は続くのである。『今日も覗いてるの?』『仕方ない方たちね。』という調子で、我々が覗いていてもお構いなしであった。特に、新人の我々には親切に?見せてくれたように思う。しかし、飛んでもないことが起こる。吾輩が、営業中に交通事故に会って、救急車に乗せられた。車内で救急隊員が、その病院の名を行先にと言っているのが聞こえた。『やめてくれ』と叫びたかったが、仕方無い。到着した処置室には、見覚えのある顔ばかり。大腿部に傷を負った為下半身すべて脱がされた吾輩は、彼女たちにしっかり『覗かれた。』のである。入院となった病室には、次々に天使たちが訪れた。『いつも覗いてる人や!』『本当や!』『助べえ!!』翌日、傷口がふさがらないママ逃げるように退院した。屋上には二度と再び行けなかった。

数年前、訪れて見たが、すでに病院も独身寮は跡形も無かった。」

アキレス腱の痛みも早く消えて欲しい。

「追伸、吾輩は一人で屋上にいる時、眼下に見える個室で入院中の若者にお見舞いに来ていた彼女と、事に及んでいるのを目撃している。骨折らしく、包帯された足に触れないように女性が、優しく慎重に、しかし情熱的に『またがっていた』のを鮮明に覚えている。」

バカヤロー!!!

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⑨アチャコのアキレス腱断絶日誌  脱線の2

2017-04-09 10:08:21 | 日記

⑨  アキレス腱切った

「女子寮の実態は、想像を絶するものであった。白衣の天使は、勤務終了後は普通の女子だ。おめかしして着替えて出かける。下着まで念入りに着替える。今で言う勝負下着だ。透明なガラスではなく、スリガラスを通じて見るその光景は余計にそそられる。風呂の脱衣場の様子や寝る前のひと時、どんな光景が繰り広げられるかネット上の倫理規定に触れるので、想像にお任せする。夏場になって来ると、大胆にも窓を半開きにして涼をとる者もいてそこから直視できるときは格別の興奮を覚えた。夜に男性を連れ込む猛者もいた。さすがにカーテンを閉め切って電気を消してしまうので、むしろ想像を搔き立てられた。我々新人は、先輩たちが部屋に戻った深夜に、特等席でゆっくり見たものだった。しかし、ある日、突然、窓がいきなり全開したと思ったら、天使が、「あんた達、いい加減にしなさい!毎晩毎晩。」大声を出された。飛んで部屋に逃げ込んだ。明日からどうしよう?」もうやめるべきか?」今でも、その光景を思い出したら、やっぱり興奮してきた。幸い、 アキレス腱の痛みは遠のいて行く。

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