アチャコちゃんの京都日誌

あちゃこが巡る京都の古刹巡礼

㉗ アチャコのアキレス腱断絶日誌  暇 翌日 暇

2017-04-19 09:39:57 | 日記

㉗ アキレス腱切った

 

脱線の結果、吾輩の以前の職業がばれた。この業界に限らず昭和の大らかな時代の話だ。証券マンが一世を風靡し、就職ランキング上位を占めるバブル時代よりももっと昔の話だ。株屋もお客獲得の為には、奇手妙策を繰り出した。吾輩は、新人時代、どうしても取引したい富裕層の見込み客の玄関のドアの上下左右の隙間に自分の名刺を隙間なく挟んで、主人が出かける時に、吾輩の名刺を全身にシャワーのように浴びるという趣向で勝負をかけたことがある。

夕方、上司に呼ばれて「とんでもない目玉を食らった。」クレーム電話があったのだ。夜、雨の中、その家にお詫びに行ったとき、その家の前の路上に、雨に濡れてこびりついた吾輩の名刺が散乱しているのを見た時、やっと事の重要性に気が付いた。一つ一つ拾い集めながら涙が止まらなかった。

心の中で、もっと面白いことを考えてやろうと思った。(懲りてない?)

 

どこでどう間違ったのか、今やコンプライアンスの時代から、フィディシャリーデューティーの時代だ。法令遵守は当たり前で、その様なことにならない為の態勢や企業の姿勢が厳しく問われている。投資家(消費者)にも問われなければならないが、金融リテラシーは依然として低い。

難しい事は、抜きにして、今日に至るも「貯蓄から投資へ」のスローガンは一向に実現されていない。行政の責任か業者(証券会社)の責任なのか。現在、新たに株売買を始めのは、なかなかハードルは高い。

「アキレス腱のツナガリ状況も、遅々として遅い。」

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