㊳ アキレス腱つながった
ケガしながらも40年ぶりという同窓会に参加した。
参加したと言うより「幹事」だったので行かざるを得なかった。
ケガ以前から計画をしていたので、日延べも出来なかった。
高校時代の軟式庭球部の集まりだ。
自宅から、大阪難波までタクシーで行った。
ほぼ40年ぶりの再会はなかなかのものだ。参加者40名、世代は上から下まで10歳の差だが、当然60歳前後と熟年の集まりだ。しかし、会って数分で昔の顔でしゃべりだす。そうなると高校時代の顔にしか見えない。お互い変わらないね!となって行く。
最大のネタは、私の「アキレス腱」この同窓会の打ち合わせの時に、ある先輩から「これをきっかけにまたテニスやろう!」と言われてテニススクールに行ったことが、今日の不幸を招いたのである。
高校時代、一応のエリート選手だった吾輩は、後輩たちの憧れの的だったと思いきや、「怖い」「恐ろしい」「憎たらしい」「殴りたかった」等々の声が満ち満ちて、宴会の最大の話題だった。(汗)「おかげでその後の人生で辛いことはなかった。」「どんないじめにも耐えられた。」と、お褒めの言葉。(?)
吾輩は、後輩たちを後継者として育てようと厳しく厳しく指導したが、先輩からも「生意気だった」との声。(汗)下から上から両方袋たたきの宴会だったが、みんな笑顔笑顔ばかりで、大爆笑の中終了した。
最後、ある後輩が近寄って来て、「当時憎たらしかったけど、その後の人生で、先輩の熱い思いが良くわかりました。ありがとうございました。」と、涙ぐんでいた奴がいて救われた。
現在なら単なるハラスメントでしかない。
これも良い時代だ。