本日はなんと、北朝鮮の核実験と、秋篠宮眞子様の婚約会見と言う対照的なニュースにわいた。
感想は後日詳しく書く。
松尾寺は舞鶴市にある。西国33か所29番札所。唯一、馬頭観音の御本尊だ。
険しい山岳の修行のお寺だ。すれ違うのも困難な山道を数十分登り、たどり着くと、
素朴な石段の上の仁王門に着く。
馬頭観音は、優しいお顔の多い観音様の中では珍しく憤怒の表情をしている。
頭上に馬をいただくことから、馬頭観音と言われる。
本尊は秘仏の為、数十年に一度しか御開帳がない。保存状態が良く金箔が鮮やかに残っているらしい。
こちらで有名なのは、「仏の舞」だ。菩薩のお練り供養と同じで、本堂から仏さまのお面をかぶった「仏」が、
衆生の前に現れる。昔はその前日から泊りがけで大勢の信者が押し掛けたらしい。
その時は、狭い本堂内に泊まり込んだらしい。こんな山奥の閑散としたお寺の狭い境内に一夜を過ごすのは
信心の深さと感心する。怖がりの私など、一晩一睡も出来ないだろう。
寺の絵葉書から、「仏舞」
仁王門の仁王は、運慶作と言われていて、現在は修理解体の最中。写真が飾られている。
数百の部品から出来ていると、お寺の方が熱心に説明してくれた。
自分のお寺への愛着が感ぜられた。
次は、光明寺の国宝仁王門を見に行くのだと言えば、近くの温泉も一緒に行くように勧められた。
今回、最後の訪問地だ。ワクワクする。