アチャコちゃんの京都日誌

あちゃこが巡る京都の古刹巡礼

146 アチャコの京都日誌 再びの京都 20番泉涌寺 楊貴妃の前にミサイル(怒)

2017-09-14 18:26:52 | 日記

 今朝、台風の進路を確認しようとしたら、テレビに、朝鮮半島から北海道の地図。

あれれ、そんなところに台風?それたか?

「金正恩」の画像検索結果

いや、ミサイルだ。「頑丈な建物の中に非難してください。」と、アナウンサーが言っている。

うう?70年以上前の、大日本帝国時代の「空襲警報」と何も変わっていない。

これで良いのか?日本海上で撃墜して、日本政府からは、「日本の領土空域には何人たりとも冒させない!」

と、言って欲しい。(上空100キロ以上は、国家の所有権はないらしい。)が、

お陰で、「ひよっこ」 またまたお休み。唯一の楽しみだったのに!

 

さて、20番の泉涌寺、楊貴妃観音。

楊貴妃観音のある場所は、泉涌寺の大門入ってすぐ左だ。

玄宗皇帝が亡き楊貴妃の姿を彫ったもので、中国伝来の像だ。

確かに、現代でも十分美人の姿だ。

これだけ見て帰りたいのに、入山料が500円。他の塔頭はタダなのに・・・・。

 

500円はもったいないので、念のため、本堂も訪ねて見る。

いつもこの景色が素晴らしいと思う。

大門から見下ろす本堂(法堂)、普通石段の上へ見上げる寺が多い中、ここは下って参る。

日常の地と修行の場所との隔たりを、一段下ることで表現している。

四条天皇を最初に、多くの天皇の御陵がある。鳥戸野の地だ。

有名な清少納言の歌碑がある。

夜を込めて 鳥の空音は はかるとも よに逢坂の 関はゆるさじ

「御寺」と言われるだけあって、皇室の香華所と言う品格が漂う。

 

楊貴妃桜。

「楊貴妃観音」の画像検索結果

HPから写真は借用。ほれぼれする。

 

 

 

 

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145 アチャコの京都日誌 再びの京都 今熊野観音寺 高貴な方の葬送の地 鳥戸野

2017-09-14 06:46:09 | 日記

京都に居る時の、朝食は「イノダコーヒー本店のモーニングセット」に決めている。

京都では、珈琲の老舗も多い。間違っても京都に旅行に来てまで、スタバやドトールには行かないようにしたい。

まして、モーニングが充実しているからと言って、コメダ珈琲にも行かないように。もちろん、シノノワールは絶品だが。

イノダ。詳しい歴史は知りませんが、三条通りの本店まで徒歩5分ほどで行けるので、ここに決めている。

1階2階席で以前は分煙だったが、外のテラス以外は全面禁煙となった。それでも室内は満員。

外も気分いいこの季節でもだ。

今日は朝の清々しい空気に触れる為、隣からの紫煙を我慢して高い方のモーニングセットを頂いた。

まあ、昼めし抜きの覚悟だから・・・。

 

 

 

今熊野観音寺に行った。19番札所。神社は、新熊野。寺は今熊野。

鳥居橋。

この今熊野川を渡ると境内だ。清水寺から西大谷辺りを「鳥辺野」と言って庶民の葬送の地だが、

ここは高貴な方々の葬送の地だった。「鳥戸野」と言う。死して後も身分格差があるのだ。

空海が唐より帰国直後、熊野権現の導きによりここに自らが一寸八分に観音様を彫り、

一尺八寸の観音様の胎内に納めた。

近くの新熊野神社との関係は、和歌山の熊野権現社と青戸岸寺の関係と同様、熊野権現の本地仏である観音様を奉ったのである。

その後、熊野詣を生涯の拠り所とした後白河法皇は、晩年ここを紀州熊野を訪れる代わりによく訪れたと言う。

 

弘法大師が独鈷で岩から霊水を掘り出した。五智水と言う。

空海は日本中でいくつの井戸を掘りだしたのだろう?

ご利益は、ボケ封じや頭痛と、頭に関係することが多い。

後白河法皇は、頭痛持ち。三十三間堂の「楊枝のお加持」でも紹介したが、かなりの重症だったらしい。

ここでもひたすら頭痛回復を祈ったらしい。

本当は、平清盛打倒を祈ったはずだ。

ここの特徴は、秋の彼岸の間、四国88か所のお寺のお砂踏み法要が行われる。

四国に行けないお年寄りや忙しい方には、88か所を巡ったのと同じご利益がもらえるので人気だ。

私も参加したことがある。30分ほどで周り終えるので、ちょっと申し訳ない気がした。

 

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