「厚生年金回顧録」なる、かつての課長職OBが書いた本があるらしい。
TVのワイドショーでちょっと紹介されていたのですが、これが本当なら国民の怒りに火に油を注ぐ内容でした。
あくまで、TVの内容が「やらせ」でなく真実としたら、と言う前提です。
(最近は視聴率稼ぎのため「やらせ」がありますからね、それを踏まえて読んでください。)
青い分厚い本で背表紙に「厚生年金回顧録」と書かれた本がある、とTVで紹介されていました。
書いた人は現場に勤めていた課長職のOB。
暴露本として書いたのかは定かでありませんが・・・。
厚生年金は定年後の人たちの生活保障をする為に設定されたものと私は思っていました。
ところがここに書かれていた内容を聞いて愕然!
「厚生年金は無尽蔵に集まる。このお金を利用しない手は無い。
基金を作って利益を上げてやれば、厚生省OBの天下り先が確保できるではないか。」
で、始めたと書いてあるそうです(!)
つまり、お役人の天下り先を確保するために、体の良い名目で合法的に資金を集め基金として運用した。
全国にある厚生年金施設は、その運用で作り上げた、と言うことなのだそうです。
(これって赤字経営しているところもあるのでは??
その穴埋めは、我々の納めた年金!?)
お金を集めて基金として利用して、それを元手に利益を上げるのなら良いですよ。
で、「出生率低下」「少子化」という現状がやってきて、収入の見込みの当てが外れて「機械発言」まで出て騒ぎになったわけですね。
おそらく基金を利用しての損失もあったでしょう。
何より、甘い汁を吸うだけ吸って「退職」と言う形で逃げた人間も少なくないはず。
こういう人間がいる事自体、悔しいですね(--メ)。
まず今回の不明年金全員確認を解決するのが先決。
次に、赤字分はこれら特権階級の人達に余分に流れすぎた部分を還元して補填してもらいましょう。
そこまでしなくては、年金制度の信頼回復は無いでしょうね。
定年後は誰もが「楽隠居で悠々自適」と暮らせる制度が年金と思っていましたが、なんとも肌寒い実態です(--メ)。
コメント
- takanish [2007年6月18日 1:02]
- こんばんは。
いやぁ~~、この内容は「寒いわぁ~」。
まあ、社会保険事務所の職員も職員なら、官庁のお役人もお役人ですな。
私も、今納めている年金は、将来のための貯蓄ではなく現在の受給者のために支払っていると聞いたことがあります。私たちが年金をもらう頃に、後世の人たちは支払ってくれているとは限りませんよねぇ。
うぅぅぅ~、自分でさらに寒いこと言っちゃいました。 - LUXEL [2007年6月18日 20:58]
- こんばんは。
毎日、ニュースでも年金問題が取り上げられていますね。
私はもちろん、ほかの人も年金がきちんと支払われるかが不安になっている方が多いですね。
定年を迎えると、年金だけで生活できないという方がたくさんいらっしゃるので、お金の貯蓄もする必要があるとつくづく感じています。
今、報道で聞いている内容でも、社保庁の信頼が回復するのは、すごく難しいです。 - EP82-SW20 [2007年6月19日 22:19]
- >takanishさん、こんばんは。
コメントありがとうございますw
いや、この話を聞いたら私は腹立たしくて暑くなりましたよ(笑)
確かに我々がもらえる頃には年金納付人口が減っていますからね。
まともにもらえないと考えて今からでも遅くないと積み立て貯金を増やすとか(苦笑)
私はサラリーマンですから、仮に「貰えない」とわかっても、納付拒否ができないのがつらいです(^_^;)
>LUXELさん、こんばんは。
コメントありがとうございますw
TVよると相談窓口の対応人員を増やしたそうですが、その殆どがアルバイト。
その教育期間は僅か一時間。
殆ど何も理解できていないアルバイトに相談窓口の対応をさせているらしいですよ。
いくら人手不足とはいえこの話を聞いてしまうと、信頼回復なんて当分無理そうですね(^_^;)
あなたのブログにコメント投稿されたものです。