こんな動画が有りました。
確かに、これで就活は成功して、採用されるかもしれませんねw
【5分で分かる!】就職活動を「嘘」で乗り切る方法
でもね、以前私が取り上げた事が有ると思うのですけどね、我が社の先輩(Bランク大卒かな)がね、こんな事を言っていたんですよ。
「EPよ、大学ってたったの4年だからな。
東大でであろうが、その後の定年まで40年近い社会活動で、何処までその4年の価値が発揮できるかは、本人次第だからな。
あくまで、本人次第なんだよ。」
成程なぁ・・・ って感心したのですよ。
まぁ、私がFランクで慰められている、ってわけではないんですけどね・・・(苦笑)
(因みに、この先輩、経営陣にまで上がりました。ただ、経営方針は私とそりが合いません。彼の方針は、会社を人で例えると「満腹? いや、もっと食えるだろ? 頑張ってもっと食え!」だからです(><))
この話が出たのは、これも前に取り上げたかもしれないけど、院卒で現在管理職になった人物の話がきっかけ。
ランクは忘れましたが、彼は院卒で、私の職場に就職後の実習期間に仮配属になりました。
確かに頭が良くて切れ者。
仕事はそつなくスピーディーにこなす。
「この新人は伸びるなぁ・・・」
そう感じたものです。
ところが・・・
別事業所に本配属になって3年ほど過ぎた後、我が職場に異動。
この段階で既に「使えない・・・」と言うレッテルが貼られていました。
「えっ? 何で? あんなにできの良い新人が・・・」と思っていたのですが、いざ仕事でかかわってみると・・・
普通の職場って「定型業務」と「突発業務」の比率、多分9:1位だと思うんですけどね・・・。
我が職場は年々その比率が変わってきて、6:4くらいになってきているんですよ。
これもまぁ、ブラック化による人材不足と、それによる生産ラインのメンテナンス不足から来ているんですが・・・。
現場に直結する間接職場なので、「臨機応変の対応」が求められるんですよね・・・(^^;)
彼にはその判断力が欠けていました・・・。
3年も経験を積めばそこそこ優先順位を適切に判断する能力が身に付くと思うのですが・・・(><)
実習期間は、上から依頼された事を順番にこなすだけで良いので、能力をフルに発揮できたわけです。
いざ配属されて、自らが優先順位を付けて仕事をする段階になって、その判断能力が低い って話になったわけ。
今は彼は別の職場に異動して管理職まで上がりましたが、優先順位の付け方が相変わらず乏しくて、部下からは疎まれています。
管理職になれたのは、「彼より他に上に上がる資質がある人間がおらず、彼の上司が定年退職したため、その職場のとりまとめ役としてやむを得ず・・・」と言うのが実情らしいです。
まぁ、それでも管理職になったわけだから、それなりの給料は貰えていると思いますが、平の労働組合員と違い管理職は月給制の固定給。
残業代や休日出勤代が付くわけではないで、実質手取りは減っているらしいです(^^;)
就活をごまかして採用されても、本人がそれなりに実力を身につけないと、将来は本人が困る事になる。
そんな実例のご紹介でしたw