エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

おみなえし

2016年08月29日 | ポエム
おみなえし・・・秋の草花の代表格である。
風に揺れる様は、優雅でもある。

その名前も又、オマージュを膨らませる。



おみなえし・・・は「女郎花」と漢字表記する。
また「おみなめし」とも云う。

俳句にする場合「おみなめし」は使い易い。
語呂が良いし、響きも良い。







「拳骨で小突かれ揺るるおみなめし」







ぼくは、いつもこの花を八ヶ岳の麓で見ていた。
けれど、ここ数年は都会で見る。

昨年の手術以降は、都内を飛び出して吟行する事が少なくなった。
ましてや、泊まりで出かける機会は無くなった。



「おみなめし」があるのだから「おとこめし」もある。



lこれは、おみなめし。
さてさて、ご覧あれ!



これが「おとこめし」である。
普通は「オトコエシ」と云う。

白い花が、キッと咲く。
オミナエシがホロホロと咲く印象であるとすれば、オトコエシはキッと咲く。

色の違いが大きいのである。
ぼくは、おみなめしが好きだ。



     荒 野人


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