エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

京都八坂神社の狛犬

2009年10月27日 | 旅行
京都の八坂神社を散策したのだ。
知恩院にも近く、合わせて散策できるし祇園祭りの舞台でもある。

また八坂神社の先は円山公園に行きつくのである。



石灯篭の前に屋台が店を出していて、賑やかである。
この先に八坂神社の狛犬が鎮座している。

阿吽(あうん)像で対でおられる。



阿像である。
口を開けて咆哮(ほうこう)している。
向かって右側である。



吽像である。
向かって左側である。
頭に角を生やしている。

ぼくは「うんこ」だと思っていた。
形から言っても、これは「角」というより「うんこ」である。

浅草の対岸にあるアサヒビールの社屋、その屋上のモニュメントにそっくりである。
そのビルは通称「うんこビル」である。

このうんこは、由来によればこう説明されている。

一般的には、向かって右側の像は「阿形(あぎょう)」で、角はなく口は開いている。
そして、向かって左側の像は「吽形(うんぎょう)」で、1本の角があり口を閉じている。
両方の像を合わせて「狛犬」と称することが多いが、厳密には、角のない方の像を「獅子」、角のある方の像を「狛犬」と言い、一対で「獅子狛犬」と称するのが正しいとされている。

のだそうである。





どちらも立派な顔をしている。
こうして下から見上げれば、確かに吽像の頭にあるのは角に見える。

八坂神社は由緒正しい。
日本3大祭の一つ、祇園祭が八坂神社をはじめ氏子区域一帯で、7月1日の「吉符入」から31日の「疫神社夏越祭」までの1カ月間、様々な神事や行事が執り行われるのである。

誰もが知っている祭りである。



巫女さんの赤い裳裾(もすそ)が目に眩(まぶ)しいのは何故だろうか?

京都の歴史の古さと確かさに感動するのである。




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                    荒野人


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