エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

フランスへのテロ

2016年07月19日 | ポエム
フランスのテロは、断じて許し難い。
パリのテロもそうだったけれど、今回のニースのテロも市民を対象としている。
恐怖を覚える市民社会である。

社会治安も経済の悪化も、移民問題からだと云うけれど・・・。
果たしてどうだろうか。
だがしかし、抗した状況が続くなら「排他的社会」が現出してしまう。
「社会的差別」が増長されてしまう、のだ。



パリ、凱旋門。
小銃を携える兵士。
まるで、戦時下の様相である。

多くの市民が、無為に虐殺された。
改めて、哀悼の誠を捧げる。





弦楽のためのアダージョ





「パリ祭のあがなう命街に出よ」






多くの市民が、断固として街に出た。
そしてテロに屈しないとの姿勢を示した。

自由の国。
平等の国、である。
市民革命の国、でもある。



フランスの平穏たらんことを、希求する。
世界の紛争が、宗教によらない解決を希求する。
宗教間の戦いは、十字軍をもって嚆矢とするが・・・。

いまは、イスラム社会との限りない憎悪の戦いである。
だがしかし、十字軍の歴史、シオニズムを根拠とする闘いを繰り返してはならない。

この音楽を静かに聴きたい。
この曲は、ベトナム戦争を描いた映画でも使われた。
沁みる曲である。



        荒 野人


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