エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

結社賞「山河賞」次席を頂きました

2012年09月19日 | ポエム
俳句結社「からまつ」の結社賞の次席を頂きました。
二年前に結成25周年を迎えた「からまつ」の歴史を想う時に、新人のぼくとしては感慨深いものがあります。



俳句を詠む事は「からまつ」の句会、具体的には東久留米の「ほとけどじょう句会」に参加させて頂いてからですから、漸く一年になろうとしています。

その意味でも、まだまだ初心者であって句作の赤ちゃんでもあります。
季語もそれほど多くは知らず、歳時記と付き合いながら俳句を詠んでいるのです。

多くの同人・会員の方とともに、受賞を感謝いたしたいと存じます。



「土の慟哭」は昨年の秋、それこそ俳句を始めてまだ1カ月にもならない頃、従弟とともに災害の地・岩手を歩いた時に詠んだ句を纏めた作品です。

怒りと悲しみと、そして希望を詠みこんだ20句です。
受賞した20句は改めて読んで頂きたいと思います。
公開許可を得ていないからです。

山河賞の寺田邦子さんは、病床にありながらもご主人の介添えを得て総会に出席されました。
嬉しい事です。

今日は、山河賞を頂いた喜びを詠んでみました。




「山河あり懐深く素秋かな」


「鶸の鳴く深き山河に踏みこみぬ」 




懐の深い「からまつ」であり、由利主宰の大きさに感謝。
これからも俳句の道へ、暖かく導いて下さいますようお願い申し上げます。



      荒 野人


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1 コメント

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Unknown (Bunbunbun)
2012-09-20 05:54:13
おめでとうございます。
りっぱな業績だと感服いたします。

・・・それに比べ、私はいつまでも『散文的』なニンゲンで、困ってしまいます。
別荘の裏山のカラマツ五六本ありましたが、切り倒されていました。晩秋の庭が黄色に染まる光景がなくなってしまいました。
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