エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

雑詠その二

2012年09月13日 | ポエム
再び、当季を詠う。
先ほどの天気予報によると、残暑がまだ続くと言うのだ。

1週間前、あと1週間残暑が続くと言っていた。
そして1週間後の今日、更に1週間続くと言う。
そろそろ我慢の限界である・・・。

今日は・・・。
ゴーヤと雲である。







「輪郭の崩れて伸びる雲の峰」







夕焼けの前、雲の峰が湧いたけれど少しばかり寂しい。
輪郭が鮮明では無いのである。
残暑が続くと言ったとしても、空と雲は嘘がつけない。

暑さは弱っている。
夕方、美しい夕焼けがあった。







「秋夕焼け横縞模様重ねたり」







色が濃く、横縞模様が綺麗に見えたのである。







「苦瓜の覆いを透かし蝉の声」





まだまだ、涼感の欲しい日々である。



     荒 野人


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