エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

雲古、うんこ、そして女郎花

2012年09月20日 | ポエム
もう彼岸を過ぎた。
暑さ寒さも彼岸まで・・・の彼岸である。

ぼくが彼岸の岸辺に佇んでいる訳ではないのである。



暑さは、許しませんよ!
と一昨日書いたのであった。

流石に、朝晩の涼味は良い。
許せるけれど、森羅万象ことごとく破壊しきった人類の愚挙には怒りすら覚える。
かくいうぼくも人類である。



ああ、無念!
赤とんぼであれば良かったのに、と、悔恨の思いである。

この赤蜻蛉は、ぼくの家の近くで停まっていた。



今日の雲も雲古だった。
晩夏の雲は色良い、だから好きである。

だがしかし、彼岸過ぎてのこの雲は、雲古である。



この雲は許せない!







「おみなめし嫋やかな風通り過ぐ」







自然は知っている。
秋の空気に入れ替わったのを・・・。

そう、敏感に感知しているのである。
ぼくのセンサーもこうであって欲しい。


      荒 野人


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