エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

冬の海

2017年12月26日 | ポエム
冬の海に出会いたくて・・・。
小春日和に誘われ、葛西臨海公園に出かけたのであった。

昼前には公園駅に到着。
海は、満ち汐の時間帯であった。



冬の海は、光を集めて煌めく。



航跡のような光の帯が見事であった。



家族連れが多く、小春日和を愉しんでいる。
豊かな、それでいてゆったりした時間が流れる。

ぼくは、公園の端から端までをひたすら歩いた。
松ぼっくりが落ちていて、それが朽ち果てようとしている。

名物の水仙は、まだまだである。
けれど、まだまだの水仙こそが楚としている。
明日お見せしよう!







「冬の海光集めてたゆたへり」







帰る頃には、徐々に茜が強くなっていた。



足元の渚は、強い波が打ち寄せている。
名残を惜しみつつ、車内の人となったのである。


       荒 野人


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