エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

オキナワ慰霊の日

2012年06月24日 | ポエム
沖縄返還40年の日。
慰霊の日である。



ここは平和公園である。

5月23日は、太平洋戦争末期のオキナワ戦を追悼する日である。
平和の礎(へいわのいしじ)では、親族の戦没者名が刻印された礎の前で膝まづいて祈る姿が見られるのである。

犠牲者の御霊に改めて哀悼の意を捧げたいものである。
この日までに、沖縄の島を歩く平和行進も犠牲者への哀悼である。
梅雨時だっただけに、今年は大変だったろうと思う。
例年だと、とうに梅雨が明けているはずだからだ。








 「慰霊する平和の礎守宮啼く」


 「ガマ暗く戦の無情夾竹桃」







美ら海(ちゅらうみ)に囲まれたオキナワである。
しかし、未だに戦後を引きずっている。
戦後は終わったと言う。
本当だろうか・・・。



この浜は「鳴砂」であり「星砂」が探せる。
珊瑚の粉で出来た浜である。

オキナワは、戦争を内包した島だ。
米軍の飛行機がしきりに離発着する。
そのエンジン音。

治外法権の基地。
米軍兵が日本の法を侵しても、あるいは犯罪を犯しても日本の法律で裁けない。
現実だ。

過日に続いて政治的な発言をしてしまった。
こうした内容になるのは「本意」ではない。

嗚呼、カニステルを浜で拾って食べたい。
甘い、ねっとりした果実である。

オキナワまで行かなくても、アンテナ・ショップで購入できる。
そうだ、銀座の「ワシタ・ショップ」に行ってみよう!




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  荒 野人


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