酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

【夏の思い出3】 近頃のクルマのセキュリティ事情

2006-08-29 22:23:23 | のほほん日記系
皆さんご存知のとおり、私の車は1月たたないヴィッツの新車である。
新しい車はやはり嬉しいもので、いつものように付属品が着実に増えつつある。

ところで、このクルマには「エンジンキー」がない。(^^;)
取っ手に触れれば鍵が開き、ボタンを押せばエンジンがかかる。
四角いリモコンをポケットから取り出すことはないのである。
同僚の宮・・・Mさんが「いらん物ですよね」という位、自動化されている。
「自動化・・・オート・・・」なんという心地よい響きだろう。
私はこの「自動」という言葉が大好きである。

この自動化のおかげで同時にセキュリティも完璧だ。
リモコンがなければたとえセルモータ直結しても絶対にクルマは動かない。
車内にリモコン置いてロックしようとしてもできないし、エンジンかけてリモコン持ち出せばアラームが鳴り発進できない。

しかし今回は自動化が仇となった。
当然のごとく新車数日で既に改造品のオートライトは付いていた。
後はエンジンスタータで快適温度を手に入れたいのだが、セキュリティがしっかりしているために純正スタータは約7万円もする。
『同じ機能なら安いが偉い。純正より1つでも機能が多いほうが威張れる』
いつもどおり、中古の高級品を格安で仕入れ、セキュリティアダプタはネット上で最安値を探した。結果2万5千円・・・さすがに高い。

まぁ、いいか。液晶画面だし、車内温度わかるし・・・まにあっくだし^^;
ところが、エンジンがかからない!
ACC→IG→途中まで動作が進むがどうしても停止する。セルが回らない。
『なになに、オートライトは使えませんと書いてある・・・ゆ、ゆ、許せ~ん!』
私はわがままである。断言する。
自分の作品が思ったとおりに動作しないのは、柿右衛門が出来損ないのツボを叩き割るのと同じ気分なのだ。

おそらくどこの家庭にも転がっている部品(転がってりゃせんって^^;)を使って、いいかげんな「遅延ON回路」を製作してみた。
つまり、エンジンがかかるまでライトONを遅らせればいいのだ。【写真参照】

エンジンはかかった・・・が、予定通り遅れて自動のライトが点くとエンジンが停まる。
なんだ~。ライトONをセンスしてやがる。何の必要があって?
アタマにキタ~!絶対オートライト利用してやる。
結局、遅延回路を改造して、サイドブレーキ信号でオートライトがOFFするようにして、エンジンスタータとオートライトの両立が完成したのである。
かくして、ヴィッツ号は暗がりでサイドを下ろすとライトが点く。

え~、トンネルで自動で点かないの?エンジン停止で消えないの?Mさん。
【作業日数:構想からまる3日】

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