酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

次から次へとホントにコイツは・・・DT125R

2013-05-28 23:40:54 | のほほん日記系
先週の土曜日
この間からDT125Rの再生に何かと役に立っていたウチのオヤジ。
「チェーンのカバーがないから巻き込まれて危ない」といらんアドバイス。
本当はいらないのだが、ちょいワルで乗る気もないので純正部品調達。
さっさとパーツを取り付けてバイクを家に持って帰ろう。
日曜日は職場でイベントしてるからバイクで冷やかしに行こう。
そんなことを考えてこの1週間休みの日を待ったのだった。

「スタッスタッとガソリンが漏れよるよ」
『あ、まだコックのネジが締め足りなかったんだろ』
ガソリンが漏れていないことは確認したんだけどナァ。
それでもコックのネジを締めた。締めすぎのような気もするが。

で、チェーンのカバーを付け『どうだい』と親父に見せていると・・・
ん、なんか落ちた。
床にはガソリンの染み。
あれー?
コックを見るが漏れてない。
『どこからだぁ?キャブのオーバーフローでもないし』
なんとなく触ったガソリンタンクの底辺が濡れている。
『へっ?ガソリンタンクの腹がなんで濡れてる???』
タンクの濡れているところをたどっていくと、タンクの塗装がツブになってる。
コリコリコリ・・・爪で引っかいてみた。
サビとともにポロリと取れた塗装片の下は、

『げ~タンクに穴が開いてる~』

一瞬間を置いたように感じた。
〔ぴゅーっ〕
『うっわー、こりゃ大変』
あわててガソリンの噴水を指で押さえ、足でレンチをたぐり寄せ、カウルとシートをもぎ取り、タンクを取り外す。
とりあえず、ガソリン携行缶に満タン10L弱のガソリンを移し、事なきを得た。

日曜日、
自宅の庭でガソリンタンクにサンポールを入れ、シェイクしている私がいた。
とりあえず、サビ落としてタンク内部を耐油エポキシシーラーでコーティングすればピンホールくらいの穴はふさがるだろう。
いろいろネット上で探したが、やはりDT125Rのタンクは【世界中】のオークションにももはや出品されていない。
この22年前のバイクは世界的にも絶滅危惧種で、日本ではおそらく実稼動している個体があるだけで、外装パーツはもう中古もないのである。
サビサビタンクであっても、大事に復活させない限りこのバイクの寿命はつきる。

さて、タンクシーラーはネット上で評判のいいPOR15という軍用スペックの製品。
アマゾンで翌日に届いた。
火曜日に職場で昼休みにタンク内部を念入りに脱脂しながら、いろいろ考える。

『コーティングしても漏れが止まらなかった事例があるなぁ』
念入りに2回とか3回とかコーティングすれば厚い皮膜となって大丈夫だろうが、このシーラーはいったん硬化すると再施工できない。
つまり、やや固まりつつあるのを見計らって再度投入する必要があるのだ。
さらに、余分なシーラーを抜くコック取付け用の穴(特にネジ穴)が固まって塞がれば、カッターなんかじゃ歯が立たないので金属用のタップでネジを切らなければならない。
固まらないうちに排出すると皮膜が薄く、固まりすぎるとネジ穴が死ぬ。

さらに、DT125Rのタンクが現在手に入らないことを考えると、最悪なのはコーティング後にガソリン漏れが再発することである。
そうなった場合は、シーラー再施工できないし、ハンダやロウ付けでタンクに強烈な熱を加えることもできなくなる。
八方ふさがりの可能性は避けたい。
まずは確実に穴をふさごう!

とりあえず、ペーパーで周囲の塗装をはいで穴の状況を確認。
離れたところにある塗装のポッチも念のためペーパーで磨いたが、これは外側の軽いサビだけだった。

で、板金ハンダ!
どのくらいの感じで完全にふさぐことができるのか、何度かやってみたのでハンダ面が汚くなったけど。
ここからは絶対漏れてこない自信はあるな。こりゃ。

後は暇を見つけて、タンク内面のサビが全部覆われるようにコーティングだ。

バイクに乗れるのはいつのことやら。

雨のタコライス

2013-05-19 20:19:53 | のほほん日記系
何で土曜日の夜にサルサソースを作ったかと言うと・・・
どうしてもタコライスが食べたかったから。
日曜日はどうせ雨だから、家にこもって映画見ながら料理する。

前に同級生Yくんのカフェ「ATLANTIC」でタコライスを食べてから、ちょっと調べてみたのだ。

〔一般的なタコ(ス)ライスの構造〕

   半熟目玉焼き
 フレッシュサルサソース
 豚ひき肉とタマネギ炒め
大量のフレッシュレタス細切
  あったかいごはん
└───────────┘ 

なんだ、これって・・・
ひき肉を焼肉に代え、サルサソースをマヨネーズに代えると
佐賀のB級グルメ「シシリアンライス」じゃん。
今や佐賀牛の焼肉使って1800円なんちゅー値段が付いてるけどね。

それはさておき、出来上がったのがこれ。

お湯につけてシャキシャキ感を加速させたレタスはご飯なんか見えないくらいたっぷり。
ひき肉とタマネギ炒めにはニンニクも一緒に、サルサソースはこれまたたっぷり。


エスニック風な味付けのみだから「旨み」ではなく、「辛さ」や「香り」で食うべし。
これ食べてると、これはこれでいいんだけれど、やはり日本人の旨み志向がよく感じられて一味足りないと思ってしまう。
味が足りなかったら、サルサソースをフレッシュでなく煮込むとか、ひき肉を炒めるときに醤油で味付けるとか、ご飯をヤキメシにするとかでいけると思います。
でもね、フレッシュな辛さがエスニックだと思うのですよ。

土曜日のサルサ

2013-05-19 19:42:42 | のほほん日記系
金曜日にはちょっとした事件があり、張り切って走り回った。
『お手本みたいな的確な対応だな、こりゃ』
自画自賛しながら若干早く帰宅したので、飲みにいった。

土曜日は天気予報が変わって晴れ。
実家のDT125Rのフロントブレーキを見直すことにした。
実は「DAYTONA赤パッド(シャァなんかより古くからある^^;)」を手に入れているので、まずはブレーキパッド交換。
『おり?新品だとこんなにパッドが厚いのか』
ピストンを引っ込めないと入らないので、手で押すがなかなか引っ込まない。
仕方なく、ブリーザーボルトを緩めてオイルの圧を逃がすことに。
「ボコボコ。ポコ
うわー、やっぱりエアーが完全に抜けてなかったのだ。
しばしブレーキレバーをニギニギし、エアーが完全になくなると、早速ガソリンスタンドまで試走。
そりゃ!ブレーキ!
『どひゃー、全く別モンだ。ガツンとは効かないがこんなもんだろう』
近所の農道をぐるぐる回り、低速から高速、低回転から高回転までぶん回す。
いい感じ、DT125Rの機能はとりあえず復活完成した。

その夜
〔サルサソースの作り方〕
材料:たまねぎ、ピーマン、トマト(1:1:1の量)
   チリソース(トマト1個に対し、大匙2杯弱お好みで)
   レモン汁大匙1、あらびきコショウ、オリーブオイル、ニンニク
   ケチャップ、バジル

1 おもむろにタマネギ、ピーマン、トマトをみじん切り
  ピーマンとトマトはちょっと大きめに。

写真はタマネギ大2、ピーマン小5、トマト大2です。

2 フライパンでオリーブオイルにニンニクを熱し、ニンニクオイルにする。
3 みじん切り野菜にオリーブオイルを投入し、混ぜておく。
4 トマト1個に対し、レモン汁は大匙1、チリソース大匙2杯くらいがいいか?

レモン汁が見当たらなかったので、から揚げ弁当についてくるレモン汁を活用。
さらに、風味を期待し夏みかんを絞ってレモン汁の代わりにしてみた。

5 あらびきコショウとバジルを混ぜ混ぜして、ケチャップで塩味を整える。
  塩味よりも、チリソースの辛味で味を調整するのがコツ。
6 冷蔵庫で1晩寝かすとフレッシュなサルサソースの出来上がり。

パンにのせてトーストよし、ポテトチップスで掬うもよし。
揚げ物には何でも合いますから、魚フライやトンカツもエスニック風にどうそ。

萌えあがれ、萌えあがれ (~_~;)

2013-05-14 21:28:20 | のほほん日記系
このところ、パチンコでボロ負け。
ゴールデンウィークにDT125Rをレストアしようと決心したのも、その頃はパチンコ泡銭があったからだ。

それがバイク復活の兆しが現れ、タイヤ交換費用なんかのメドが立った途端、パチンコのツキがなくなった。
あれから1週間、失った金額は怖くて言えない

これ以上の損失は悲惨な生活を招くとわかっていても、あの1発を狙ってビビリながら今日も出撃。

実は決して当たっていないわけじゃない。
連休前なら当たりを引いたら連荘連荘である程度の利益を得ていた。
しかし、このところ全て1回スルー。。。。
1/399大博打台だけど新台のガンダム。
懐かしくて、危険台だとわかっててもついつい打ってしまう。
もちろんそう簡単には当たらないが、実はなんとか当たったのに、1/2の確率を5回も続けてハズレ引いていた。

『今日はハマらないうちにやめるぞ』
ギャンブル中毒者の言い訳を心に刻み、アムロいきまーす!

なんと・・・

初めて確率変動Vモード突入だ。


ミライさんとブライトがいやらしいことしてるし!


私の一番好きなズゴックも出てくるし。
ちなみに、高校2年生当時、ズゴックのプラモデルのモノアイ(目ね^^;)を赤色LEDで発光させて喜んでたナァ。

ここまでの話の流れでは、出玉大爆発してメデタシメデタシなのだろう。
しかし、連続期待値6回の半分、3回ぽっきりで終了してしまったのだった。
アァ、トコトンツイテナイワタシッテイッタイ

基本ってやっぱり基本だった

2013-05-12 21:28:49 | のほほん日記系
土曜日がやってきた。
DT125Rのタイヤ交換が仕上がる日である。
『バイクどうやって取りに行こうか』
バイクは動きそうだが、途中で止まる可能性がある。
か、といって軽トラで取りに行くのも面倒だな。

まずは車で行って、バイクが起動したらK境センターに持って行き、歩いて車を取ってくる。
その後、バイクが十分走れることを確認したら自走して帰ろう。
車は後でK境センターに取りに行けばいい。

「タイヤいつ換えたんですか?はずす時にタイヤの端がボロボロ崩壊して苦労しました」
〔だから、自分でやらずにおまえんとこに頼んだんだよ〕
レッドバロンというバイク屋はキライ、もう2度と頼まないと思う。
タイヤ交換26000円を払い、バイクを受け取る。
裏の駐車場でバイクを起動するが、セルは回れど、キックすれどエンジンがかからない。
『あ゛~、とりあえず歩いていくか』
大きな交差点を渡り、バイクを押すこと約200m、K境センター裏まで。
バイク屋にまた戻って車を取ってくる。

とりあえずエンジンがかからないと話しにならないので、車とブースターで接続。
バッテリー電源を確保した。
考察していた「ガソリンが落ちてこない」を確認してみる。
フューエルフィルター追加によるもの
  キャブのドレンを緩めるとタラタラ・・・うーん
ガソリンタンクのキャップ詰まり
  ガソリンコックからはダ~っとガソリンが・・・こりゃOKだ。

結局ガソリンは落ちていて、念のためフィルターをはずしてもエンジンはかからない。
キャブレターもさくっとはずしてみたが、オーバーフローや不具合はなさそうだ。
とりあえずプラグはカブってるだろうから乾かそう。
私の工具箱にはプラグレンチが入っていないし、そんな大きい工具はない。
確か21番六角レンチのはずだが、仕方ない、近くのホムセンで安いモンキーを買ってきた。

カーボンで真っ黒だが、こないだまではちゃんと動いたから問題ないハズ。
今回も数回はエンジン爆発したので電気系統は生きて火花も飛んでいる。

『あまりにボロいから明日新品プラグに交換してみよう』・・・バイク放置して帰還。

〔その夜〕
・プラグ交換すれば起動するかもしれないが、途中で止まったらまた掛からないだろう。
・前回セル1発だったのに、エンストしたら絶対掛からないのはなぜ。
・キャブレターの見えないところがダメなのか。新品だと約2万、まぁ仕方ないか。
・シリンダの圧縮が足りないのか?キャブでダメならそれしか考えられない。
・エンジン本体の腰上解体はいくらかかるのか?自分でやれば時間がかかる。
『これだけ注ぎ込んで、〔タイヤキャブ新品交換済み希少車〕でヤフオクは嫌だナァ』

翌日、親父に頼んで軽トラレスキュー。 実家へ搬送。

近所のホムセンにプラグ買いに行ったが、純正BR9ESはなく番手違いのBR8ESしかなかった。
まぁいい、番手が少ないのは熱価が低いから起動しやすくなって好都合。
『あり?汚れているのは別にしても、プラグ中心が違う
元々付いていたのは電極が細い!!!
ダレだ、こんなプラグ付けてたのは。
調べてみたら、空冷のDT125に適合したもの。
細い電極はレーシング用途に使われ着火性能もいいはずだが、汚れには弱いと思う・・・

結果、プラグ交換しただけで何事もなかったようにエンジンがかかり、その後の御近所テスト走行でも快調に走ることを確認した。
(いつ止まるかわからないので街中サーキット走行80km/h程度まで)

何度エンストさせても、エンジン冷えてもセル1発
『今までの苦労はなんだったんだ』
結局、「適当な空気」「適当な燃料」「いい火花」の基本があればエンジンは動くということを思い知った。
火花が飛ぶだけじゃだめ、「いい火花」が必要だ。
ちなみに、今までの交換パーツの中でプラグが一番安い(2本セット680円)。
ボンビーな性分が災いした典型事例だ。
さっさと交換しときゃよかった。

テスト走行でフロントブレーキが不満だったので、後日ブレーキ再修正予定。

サンダーバード基地ならぬ、DT125R保管場所での勇姿!
あわや開腹手術か、ヤフオク行きも頭をよぎったが、生き返ったエンジンは、そんなことはお構いなしの調子のよさである。
嫁さんから、動かんゴミを持ってくるなと言われているので、実家にまだ置いている。

腰いてぇ~ (DT125Rその後)

2013-05-09 23:17:37 | のほほん日記系
ゴールデンウィークに頑張り過ぎた。
この数日、デスクワークで腰が痛い。
車の通勤でも腰が痛い。
『やっぱ歳だなぁ』
筋肉痛が2日目どころか3日目にピークとなる。

さて、みなさんはこう考えるだろう。
「普段やらない畑仕事なんかするからさ」
『ちが~う

実はゴールデンウィークの最終日。
DT125Rが動くようになったので、タイヤを交換に出したくなったのだった。
今付いているタイヤは空気が抜け、コケも生えてひび割れしている。
『さて、とにかくタイヤにちゃんと空気を入れないとな』
近くのガソリンスタンドにまで乗れれば、タイヤの空気を調整してもらうことができる。
そうすれば、自走してバイク屋まで行ける。

そこで・・・

でた~! 必殺自転車の空気入れ攻撃。
それも加圧タンクなしのプコプコポンプ。
これで、オフロードバイクの分厚いタイヤの圧力に負けないで空気を入れるのはチョー大変。
ヒンズースクワット100回をこなし、
『ゼイゼイこのくらい入れれば、ゆっくり走って大丈夫だろう』
・・・【腰痛原因その1だった】・・・

ぶぃーん、ぶるる!ぶぃーん!
『お、いい感じじゃん。そりゃ6000回転。(ビーーーン!)』
ガソリンスタンドは休みだった。

『ちぇっ、田舎はこれだから・・・』
と、Uターンしようと回転数を落とした瞬間!
〔ぶろろぉ、ぉ、ぉ、ポズ^;〕
エンストだ!
でも、心配要らない。DTにはセルが付いている。
それもバッテリーは新品だ。

『セルスイッチON!』
キュルル、キュルル、キュル・・・・
『えーくそ、セルで掛からなければ、キックもあるさ』
キック、キック、キック、キック、き~っく!
50回はキックしただろうか。押しがけも試したが起動しない。
・・・【腰痛原因その2】・・・


『プラグがカブッたか・・・』
途中で何回かエンジンがかかったが、すぐに止まり2度と起動しない。
『うーん、調子悪い』
結局、太陽の照りつける約1kmの道のりを、時々キックをむなしく試しながら家まで帰りましたとさ。
・・・【腰痛原因その3】・・・

タイヤ交換は、バイク屋にトランスポーター「軽トラ」で運んで、現在出来上がり待ち。
バイク屋ではセル一発でかかったので、ガソリンが落ちてきていない症状。
しかし、レッドバロンなる全国チェーンのバイク屋は「自分とこで買ったバイクでなければ、点検もしなければ修理もしない」とのこと。
本来ならこんなバイク屋はこっちからお断りするのだが、休みに開いているバイク屋が極めて少ないので、今回だけタイヤ交換を頼むことにした。
(レッドバロンはタイヤ交換の工賃も極めて高い!)

後で思えば、追加したペーパーフィルタのホースを豚のシッポにしたことか、タンクキャップの詰まりが原因だと考察しているところ。
バイク屋からの帰りにエンストしないことを祈ろう。

家庭菜園 完成!

2013-05-06 10:58:06 | のほほん日記系
『暑っつー』
朝っぱらから、近所のホームセンターへ野菜の苗を追加で買いに行った。
ゴールデンウィーク最終日には客もまばら。
野菜の苗も終焉を迎えつつあり、見掛けが悪い苗だけ売れ残っている。
『きれいごと言ったって、どこの世界もミテクレだけで選ばれるなぁ』
まぁ、そのぶん値段が安くなってるのも心憂し。

完成!

さて、今年は何が実るのだろうか。

しかし、このところトマトの品種はすさまじい。
サントリーあり、デルモンテあり、どこぞのプリンセス御用達フルーツトマトあり。
でもね、野菜の苗に398円や598円も出したくないのよ。
野菜苗は基本98円。
高くっても198円でしょ。
今日なんか売れ残りで58円だったもんね。

〔今年の畑〕
黄:一回も上手くできないトウモロコシ
紫:夏野菜の代表なすび大中小
緑:各色ピーマン系
赤:トマト大中小
橙:大豆...というよりエダマメ
桃:香草バジルとシソ
黄緑:料理に必須のセロリ
枠外:プランターでキューリと小玉スイカ
(番外)青:前からあるブルーベリーの木

DT125R 再生完了!

2013-05-05 15:53:34 | のほほん日記系
GWも残すところあと2日。
『さて、畑にあと5株植える苗を買ってこよう』

ところが、昨夜の食事会(キラだぜ!キラ!)で飲んだせいか、寝坊してしまった。
『あー、苗を植えるのは明日にしよう』

というわけで、バイクの最終決戦に出かけた。

〔これまでの作業〕
1 前後ブレーキオーバーホール
2 ガソリンタンク洗浄、コック交換
3 チェーン洗浄
4 エアクリーナ交換
5 キャブレタ分解整備
6 ラジエター洗浄、冷却水交換
7 ギアオイル交換

残された作業は、チェーン取り付けとバッテリー交換、エアクリーナ隙間塞ぎ、オイルポンプ動作確認だ。

まずは、キックしてみる。
「ブ、ブ、ブ、ブィ~ン!」
キャブ整備の成果でキック一発でエンジンが起動する。
そうするとチェーンを繋いでとりあえず乗ってみたくなるのだった。
チェーンは専用かしめ工具で、ジョイント駒を圧入するのだが、当然そんな無駄な工具は持ってない。
ペンチでいけるかと思ったが、クリップがはめられるほど入ってくれないので「専用工具」をこしらえた。

馬鹿にするなかれ、ただのボルトとナットだが、ネジの力はすごい。
チェーンプレートがぐりぐり圧入され、無事クリップを溝にはめることができたのだった。

チェーンが付けられ、バイクはとりあえず動かすことが可能となった。
昨日まで、キャブの空燃比が薄かった原因として、メインジェットの穴が狭くなっていたことは解決したが、エアクリーナの隙間からの2次空気が心配だった。
なんせ、スポンジで塞がれていたはずの隙間は「ゲロ状物質」
(ゲル状じゃない、本当にスポンジが溶けてゲロみたいな物質と化していたのだ)
でドロドロになっており、全て取り除いてあった。
新品のエアクリーナに交換したものの、負圧がかかったらプラスチックの隙間から空気がダダモレで入ってくる。
2ストロークエンジンで、計算外の空気の吸入はリーンバーン燃焼を起こし、エンジンブローにつながるのだ。

たまたま工具箱にあったクッションテープを貼ってみた。
クリーナボックスに取り付ける際にちょっと窮屈だが、隙間風が入るよりいいだろう。

勢いづいてバッテリー交換だ。
謎の台湾製YUASAバッテリー(KOYOという名称になっている)。
バイクをもらった5年前には純正バッテリーが製造終了しており、同じサイズのものを探しまくって台湾から輸入していたもの。
もちろん希硫酸は入れていなかったので、全くの新品状態である。

そうなのだ、このバッテリーは純正の左右対称品・・・
つまり、電極が+-逆になっている(型番RとLの違いね)。
バイクの狭いバッテリーケースに収まることが第一選択であり、電極は逆に接続すればOKなので問題ない。
マイナス側が届かなかったので、ちょちょいと延長しノープロブレム。

『うーん、いい感じでニュートラルインジケータが光ってる』

さて、セルボタンON!
「キュルル・・・」

ぶぃ~ん!どっどっどっどっ!
〔注:写真の煙は合成です^^;〕

エンジンがかかった状態で、キャブからオイルチューブを引き抜く。
『オイル出ないナァ』
焼き付きを考えて、タンクに1Lだけ入れたガソリンはオイル10mL(100:1)の混合ガソリンにしてある。
しかし、オイルポンプが作動していないと、ガソリン給油のたびにオイルを計量投入しなければならないから面倒である。
しばらくアクセルをあおって4000回転をキープしていたら、チューブの先からポタリポタリ!
『やりぃ!オイルポンプは動いている』
そっか、本来オイル量ってこんなに少ないのか。
そりゃそうだ、アイドリングでポタポタ出てたらオイルタンクがすぐに空になっちまう。
ついでに電源ONで「ミー、ミッ」と動作音のする排気デバイスYPVSもカバーを開いて見てみる。
フルスロットルで全開位置まで回ることを確認、完璧な作動である。
(シリンダーとチャンバーの付け根から若干排気漏れ発見、いつか直すことにしよう)

とりあえず自転車の空気入れでタイヤをふくらまし、ノーヘルで近所を走った感じでは意外と普通に走れる。
『ぶぃーん、ぶん、ぶん、バァーービィーーン!
セル1発で簡単にかかり、1速でうかつに回すとフロントが浮きそうになるくらい。
6000回転からいきなりレッドゾーンまで吹き上がるのは、さすがRZ系のピーキーエンジンだ。

バックミラーを新調し、ゴールデンウィークのDT125Rレストアは完了。
あとは、保険に入ってからバイク屋まで自走し、タイヤ交換と各部チェックで終了だ。

DT125R復旧再開

2013-05-03 22:01:28 | のほほん日記系
畑もとりあえずメドがついたので、実家でバイク修理再開。
前回エンジンはかかったものの、その後アイドリングスクリューを適当にいじったらエンジンがかからなくなった。
かぶっただけなのか、それともガソリンがきていないのか・・・
元々アフターファイヤが起きてたし、アクセルあおったら止まりそうになることからも、燃料不足だと思っている。

どっちにしろ、1回はキャブレターを確認しておく必要がある。
『ガソリンタンクのサビでつまったかなぁ?』
ガソリンタンクからガソリンを抜くと、茶色に濁っている。
ガソリンだから色が付いているのはいいとしても、濁っているのはサビパウダーだ。
仕方がない、付けたばかりのガソリンコックを取り外す。
タンクをシャカシャカ振ってドバーとガソリンを出すと・・・
ガソリン受けのジョッキの底には褐色の沈殿物が大量に
その後、灯油で何度も洗い、サビが出てこなくなった。
まぁ、タンクが錆びているのは今すぐ解消できないから、「新兵器2」を投入することで解決することにしよう。

〔新兵器2〕透明ガソリンホースとペーパーフィルタ。
これでサビがキャブに流れる心配はない。

キャブはどうやっても十分な隙間なんか空かないので、無理やりこじってはずす。
手馴れた分解で、中にサビが詰まっているのかと思えば・・・

5年前に結構清掃していたからだろう。
年代ものだが、意外と汚れていないし、サビのかけらで詰まっている様子もない。
メインジェットが狭いような気がしたので、クニュクニュ曲げたリード線で清掃。

『うーん、明らかに穴が大きくなった。やっぱ燃調が薄かったんだ』

DT125Rのキャブは複雑なので、覚えがき。


残念ながら、冷却水の穴はサビで完全に詰まっており、どうしても全く通らなかった。
元々、予熱用の冷却水が送られるキャブは珍しく、大量に気化熱を奪われるハイパワーエンジンなので、キャブのピストンバルブが凍りつくことを防ぐのだ。
暖かい九州では冷却水ホースは使えなくてもまぁいいか。

また、このキャブはパワージェットなるものが付いており、キャブ外部に燃料を通すホースがあるのも珍しい。
やたら複雑に作られているのは、RZ~TZRに至るハイパワー競争の歴史そのものなのである。


手伝いにコイなう!(GW後半戦)

2013-05-03 11:46:49 | のほほん日記系
さて、我が家のゴールデンウィークの恒例、家庭菜園。

苗を植えるまでが面白いのであって、収穫時期には時々見るけれど、秋から放置され荒れ果てた畑。
毎年のイベントとして夏野菜の畑に生まれ変わるのだが…

結構な重労働で億劫である。
『しなければ…でも面倒だなぁ…』
苗もなくなるので先のばしできない。
するならイマデショ!


ということで、畑おこし なう?
鶏ふん撒いて、スコップで返す作業。
たった1列でブログ理由に休憩してるけど、今日中に畑はできるのか。