酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

あと少し・・・

2008-03-11 23:46:44 | のほほん日記系
昨日の怒りのまま朝が来た。
「昨日帰った後報告があったよ」とウチの課長。
自分で集めた情報でそのことは知っていた。
さあ、どう動くのかお手並み拝見だ。俺ゃもう関知しない。
「人数は少なくなって落ち着いたと。その組はゼロになったって」
『ハァ?その組はゼロでも全体にばら撒いてると思うんですが』
〔昨日聞いた誰もがおかしいとも思わなかったのか

朝一番でまた支店長室での会議らしい。
バカ担当課長「もう終息に向かっているようです」
私『何を元に終息と判断できるんですか?』
『全体に対策を拡大する必要が出てきたんじゃないですか?』
No2「終息じゃなく、こりゃ拡大しとるやんね。」
〔そっか、昨日No2が不在だったから今朝の報告なのか〕

No2「事件が3つ重なっとるから上手く配分せんとできんよ」
「はぁ」
事件の1つが終わったつもりのバカ担当課長は何も言い返せずにパニクっていた。
私は席に戻るなり『アホらしゅうてやっとれるか!』
あのデータを見て〔終息〕と判断するような奴等と何を一緒にせいっちゅんじゃ!
それに上から指摘されたらあのパニクりよう。
終業間際でなく、午前中の調査から帰ってすぐに報告があったら昨日のうちに対応が取れたハズなのに。
【完全に1日ムダにしてしまった・・・】

怒り狂ってタバコを2本吸った後
〔もうどうせ最後だ。何と思われてもいい〕
各事件について、今するべきことを殴り書きのメモにし、
『ウチ主導で体制を立て直しましょう』
『あの人たちじゃ絶対に対応できません!無理です!』
私の剣幕に押されたのか、呆れたのか・・・
No1、No2に直談判し、私の人選で3班体制を承知させた。
No3とバカ担当課長を呼びNo2がこう切り出す。
「今後は3班体制で対処する。こっちの人選でやってくれ」
バカ担当課長「ええっ、今対応を打ち合わせていたところなんですが」
No2「それは破棄して、この体制で言われたことをやってくれ」

その後、なんとか上手く回りだしたのである。

もうあきらめた!ばかばかしい!

2008-03-10 23:01:28 | のほほん日記系
土日のドタバタが終わり、月曜日
事件の続きの方向性はすでに決めてある。
朝一番に2つの事件の現場に行って経過を調査すればいい。
もちろん直接の担当者の仕事だが、金曜日には段取りも完了していた。
12時・・・・
16時・・・・
17時20分・・・・
『そっちに何か連絡が入ってる?』
とうとう我慢ができずに本社に電話した。
「いや、何も・・・その後どうなってるん?」



完全にキレタ!
とんでもないドタバタの中せっかく月曜日の段取りまでしたのに、午前中早々に終わったはずの結果が夕刻まで何の話もない。
金曜日当の本人達が遊んでいる間に周りの者達は一生懸命頑張っていた。
本社の連中も心配して遅くまで残ってくれていた。
そんな者達が一番知りたい今朝の状況を夕方まで電話一本できないのだろうか。
ここまで学習能力のない無責任な奴等にかまってられない。
退職間際とどうせどっか行く馬鹿のためにこれ以上低姿勢でやれるか!
『帰ります!』
「あ、今降りてこらしたよ。話し合いがあるんじゃない?」
『すいませんが!帰ります!(怒)』
ウチの課長の静止を振り切って職場を離れた。

こいつらの本心はわかっている。
終業時刻に話し合えば、明日することにしかならない。
手遅れでできないことも多い。
早々の話し合いで追加仕事が増えるのを嫌がっているだけなのである。

朝の状況を夕方まで放置できるのならそれは「危機」ではない。
もはや私の仕事ではない。ふざけるなってんだ!

最後の最後ににチーム始動!

2008-03-07 23:39:52 | のほほん日記系
土曜日・・・事件が3つ!
今までにない中規模の事件だ。
どれも取り扱いを間違えると大問題になりかねないデリケートなもの。
今までとの違いは、職場No2、障害物の課長係長不在であること。
それに担当者も一番若い者が2名のみしか残っていない。
一瞬ほっとこうかと思ったが、そうはできなかった。
『行きマース!!』
ガンダムのアムロばりに出撃である。
1つめの事件をあらかた片付けた後、17時に次の事件発生。
拡大すれば約200名を扱うことになる。
頭の中フル回転で最短距離の着地を狙う。
『間に合わん!今すぐ行ってあれとこれ確認して、それもらってきて!』
『こっちは説明と打ち合わせをしよう』
しばらくして途中の報告が入れば、現地部隊の彼女らの的確な仕事振りが手に取るようにわかる。
『OK!OK!深追いはしなくていいよ』
そんなこんなで夜8時・・・
別の事件が勃発!
大問題に発展することは間違いない。
No1を呼び出す。
『ちょっと出てきてもらえますか』
目的は・・・他の事務所のボスを使うお願いしてもらうためだ。
〔非常時には何でも使う〕それが私のポリシーだ。
なりふりかまってられない。
夜10時にお客さん宅へ調査に行く。
〔普通なら明日、いつもなら月曜日とか言うのだろうな〕
『今から検査するよう説得して』
抵抗する別職場の課長を説得し、夜を徹して検査を実施する。
日曜日と月曜日にすることは決まった。今日はこれまで。
みんなよくついてきてくれた。
Good Jobである。
久々に自分のチームで始動できた気がする。
若い者もこれくらいの事件でパニクる必要なく、なんとかなることがわかっただろう。
去年はこれが普通だったのになぁ。

解禁日\(^^)/

2008-03-01 23:37:13 | のほほん日記系
今日はヤマメの解禁日。
前々から打ち合わせしてたとおり、N山さんと山へ入った。
釣り人も多いだろうから、いつものポイントを先に押さえようと4時出発。
雨上がりの山の空気はほの温く、意外と寒くはない。
車道から降りるガケから滑り落ち、ちょっと腰が痛い。
それでも懐中電灯片手に沢を渡り、伐採木を乗り越え目的のポイントへ。
星明りでも全く見えない深い淵がその先にあった。

N山さんは暗がりの中竿を出す。
『まだ魚寝とるよ』
「結構暗くても食いますよ」
・・・しかし、どこに落としたかもさっぱり見えない状態では魚釣りにはならないだろう。
『おりゃ、寝るよ』
4時半、濡れた草むらに座り込み携帯電話を取り出す。
ワンセグは映らない。
仕方ないので、ファミコンのエミュでマージャン2荘・・・
さすがにN山さんも仮眠モード。
『寒くなってきた・・・』
動かないとさすがに寒い。5時・・・
寒いので立ち上がり体を動かすが、丸まって座っているほうがまだマシのようだ。

さみぃ~。夜明けは何時?
5時半・・・気のせいか少し空が明るくなったような気がする。
淵はまだ何も見えない暗黒の口を開けている。
釣れる釣れる。(去年ほど大きくはないが)
寒さに我慢できず竿を出せば、まだ暗くてよく見えないのに魚がかかる。
N山さんが餌を付けてくれるが、入れたら釣れるのでN山さんは餌係状態。
「殿様の釣りみたいですねぇ」
『すまんねぇ、魚はずして餌付けてもらって』
その後、川を遡上したが体が冷え切っていて私は釣る気が失せてしまっていた。

合計18匹!
小さいので、塩焼きでも頭から全部食べられる。
両方の実家にも配ったが、大好評だった。