酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

釣りの穴場(~_~;) 今まで釣れたことないんだけど

2014-05-28 08:19:45 | のほほん日記系

私のホームグラウンドである有明海は日本一の干満の差がある。
つまり、河口周辺では干潮時に干潟が現れ、釣りができなくなるのだ。
さらに、大潮となれば上りも下りも濁流で流され釣りにならない。
ちなみに先日の土曜、日曜ともに潮の具合がよかった。
早朝満潮、夕方満潮・・・中潮!
つまり、1日2回の釣りが楽しめるチャンスである。

 【土曜日】
早朝6:00から大川に出撃、相変わらずピクリともせず。
8:00に熱中症になりそうで・・・
チリリン!チリリン!
おりょ、何かかかった。
50cmのウナギ1匹(スーパーで買うと特大ではなく「大」くらいか(^^ゞ)
もちろん嫁さんと娘が鰻丼で食した。

【日曜日】
風が強く大荒れ、有明海も珍しいくらいに波ダップンダップン。
仕方ないので、薄暗くなりかけに諦めて本庄江に移動。
『あぁ、スズキ釣れない、ウナギ狙いだぁ』
結果、ピクリともせず・・・だが護岸の下にデカい魚がバシャバシャ跳ねてる。
『こりゃスズキ?ボラ?』

【月曜日】
たまたま仕事で早く帰ったので、昨日のポイントへ。
相変わらずピクリともしないので、ペットボトル仕掛けで数を増やす。
はチリリンとも鳴らない。
ズッ!ズゴゴッ!
『お?ペットボトルが動いたような?』
気のせいか、とゆっくり糸を手繰り寄せる・・・
〔お、水面にあがってきた。スズキに間違いない。軽く60cmは超えている〕
『よっしゃ、おとなしくしてろよ』
・・・と、ダーッとスズキが走る→水門の下へ  オィオィ(^^ゞ
〔こんなとこです〕

釣竿じゃなく手引きなので、水門から手前側に入り込んだ魚を引きずり出すことは不可能。
「バシャブチッ
水門の中でデカいスズキが暴れて、一瞬で12号針投げ仕掛けの2号のハリスが切れた
『くそっ!デカかったのに・・・2年ぶりのスズキだったのに』
くやしいので道糸4号、丸セイゴ針14号ハリス4号にバージョンアップしたペットボトル仕掛けを2本置いて帰還。

夜寝るまで嫁さん相手に『デカかったのに・・・悔しい』とブツブツ。

【火曜日】
朝、早起きして仕掛けを回収する予定が・・・
仕事の時間に起きてしまい、帰りに寄ることに。
潮の干満でどうせ草やらに絡まっているだろうがね。
ところが・・・
『お、ペットボトルが1本倒れてる』
そろそろ・・・糸を引くとググッと引いていく。
『こりゃデカいぞ』
何とか水面まで持ってくるが、
『ナンダコレハ?こんなのムリだしぃ』
昨日よりもさらに大きいスズキが悠々と暴れる。
しかも水位が低く、水路のコンクリート壁がむき出しで壁を登らなければ手元に来ない。
〔あぁ、満潮なら直下まで水があるのに(泣)〕
打つ手もなく、かといって時々恐ろしい力で引くので、一か八かブッコ抜くことに。
「ブチッ」コンクリート壁に引っかかった魚の重さで切れた!

『くそ!もう1本回収して帰ろう』
なんと、かかっていない予定のもう1本にもスズキがかかってて『バシャ!ブチッ!』
あっさりスズキのエラ洗いで4号ハリスは切られた。
さらに、あきらめ悪くペットボトルを仕掛けた途端いきなり引っぱりこまれる。
・・・しかし、3匹目も半身水面から出たところで、針がはずれポチャン
『アタマ来た

俺はしつこい
何が何でもしつこい(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

 『N山さん、タモ網貸して!』
「え、釣ってんですか?平日に?」
・・・これこれしかじか・・・
「ホントですかぁ?(疑)」
結局、子供連れでN山さんが到着。
それから夕暮れまでピクリともせず、せっかく到着したタモ網が活躍することもなく。
「さいならぁ(-_-)/~~~」

 この2日間、

『かかったけど落ちた・・・』
『デカかったけど落ちた・・・』
『合計4匹も逃がした・・・デカいスズキ』

職場のみんなもN山さんも(アヤシイ)話を信じてくれない。
このままでは、オオカミ中年になってしまう。

 もう自分を見失って金を突っ込むパチンカーの気分。
『明日の朝、絶対リベンジだ!』
ペットボトル4本を仕掛けて帰る・・・ただのバカだ。 
翌朝、4:30に目を覚ましてしまった(-_-)/~~~ピシー!ピシー!


【火曜日5:30】
N山さんにメールする。
『タモ役に立ちました!』
2年もかけた、40cmオーバーのスズキちゃん

〔獲物その2〕

カメは逃がしたよ、もちろん。

しかし、ここは竿では釣れず、ペットボトル置き仕掛けでスズキが釣れる。
本当はウナギ用なんですけど。

さてさて、速攻で家にスズキを放り込み、仕事用に着替えて出勤。

〔ほーら、スズキいたのウソじゃなかったでしょ(^^ゞ〕


絶叫怒号系アイドル TKB44(歳) !

2014-05-23 07:53:57 | のほほん日記系

アイドルTKB44に密着取材した、一昨日の記録である。
(あまりのアイドルぶりに、いい加減に気が狂いそうで吐き気がしてきた、まだ5月)

《特ダネ情報1》
 TKB44は、フラットファイルで出された書類を机の上に立てておく「習慣」がある。
 普通の書類はさっさと綴りに入れるのに、フラットファイルだけ別格扱いで机の上。
 (意味わからん('Д'))

本社に出す年報を書いていたら、書類を数える必要が出てきた。
(各種の月報年報、その他調査ものは全部私が作成している

『工事の作業届、机の上に持ってないよね?』
「全部綴りました」
『ほんと?いつも立ててるじゃん、本当にそこらに残ってないよね』
「大丈夫です、全部つづってます」

・・・去年の綴り、軽いんですけど。
なんで、私が入れた記憶のある5月の書類以降のが1つもないの?
あ゛?どこに綴ったって?』

・・・・結局、ドタバタさがして、全く関係ないの棚の中に、フラットファイルのまま立ててありました・・・とさ。
『それでも最後まで綴ったと言い張るか!』

 (-_-)/~~~ピシー!ピシー!

【おまえみたいなのがいるから、書類がなくなって後の者がこまるやろーが】


《特ダネ情報2》
 TKB44には「確認」という作業概念がない。
 普通は、確認といったら何か「元になるもの」があって、それと間違いないか比べる作業だ。
 しかし、TKB44は「元になるもの」の存在意義を「全く」理解することができない。
 決して「まったく確認しないもんね、あいつ」なんて、よくあるアリキタリのことを言っているのではない。
 確認「元」を持たないで確認作業を行うという超怒級の特技があるのだ。


ある検査を業者に頼むことになっていた。
検査対象は14、それぞれによって検査項目が違うから、採取容器もそれぞれの数が必要だ。
検査の日が近づいたので、業者が検査容器を運んできた。
(よりによって、私が不在の日に

TKB44が受け取り、翌日私が聞いた・・・
『受け取るとき容器の数確認した?』
「はい、確認しました、検査ラベルもくれました」
『容器の数を書いた確認の紙もくれたろ?どこあるの?』
「いえ、容器とラベルだけです、紙は業者が持って帰りました」
『いつもは渡されるがなぁ。ほんとに数確認した?
「はい、業者の人が合ってるって・・・」
『一緒に確認したとじゃないとね( ゜Д゜)』
「・・・はい・・・」
『あのね、一緒に確認せんといかんやろ! も1回、数を確認してこい!』
「はい、確認してきます・・・」 と2階へいこうとするTKB44。
『おぉーぃ!検査項目の書かれた表を持って行かんと確認できんやろ』
確認するって、何もなくどうやって確認するつもりなんだ?
俺は全部ソラで言えるけど、あんたは絶対覚えていないはず。
「大丈夫です(=゜ω゜)ノ キッパリ」
『できんやろ(-"-)』
「大丈夫です」
結局、容器の数を確認に行ってしまった。

「数は合ってました、ちゃんと52個あります(=゜ω゜)ドヤ」
『で、項目の表持たずにどうやって確認したの?』
「検体ラベルが52枚だから容器の数が合ってました(=゜ω゜)ドヤ」

やっぱ、こいつは バカ だ。 (*´Д`)
それじゃ数の確認にならん、って言っても理解できない様子。
『ふーん、じゃ容器にラベルを貼ってみようか(-"-)』

まずは《検体A》
『Aと書いた同じラベルが5枚あるから、どの容器に貼るのか指で示せ!』
去年も採取したことがあるから、全項目の容器は種類を間違えなかった。

『ふーん、じゃ検体Bは?3枚だから3容器!』
ここでボロが出る・・・
全く違う容器を3個「平気で」差し出す。
『適当なことを言うな!(激怒)』

後は、無視して事務室に戻り、S元課長に言う。
『この検査は課長とTKB44で取り仕切るって言いましたよね』
『1から10まで全部私がやってんですが(怒)』
あわてて2階に上がるS元課長。
【いいかげんにしてくれ】
くるくるパーの相手は、S元課長がしてくれぃ。


《特ダネ情報3》
 TKB44には、突然よかれと思って意味不明の行動をとり、全てをダメにするという必殺技がある。
 嫌な悪寒を感じて間一発で取り上げて、なんでそんなことをしたのか聞いても要領を得ない。
 本人ですら理解できていない行動だから、ずーっと横で見てないと回避できないというオマケが付くのだ。
 「アイドルの追っかけ」は、こうして出来上がるのかもしれない。

一昨日も仕事の検体採取に行った。
夕方、KセンターのS岐さんから電話がかかってきた・・・
「あの・・・」
あ゛!あのことだ(-"-)怒られる・・・
「TKB44に代わります」速攻で電話を代わった。
 結局、TKB44はどうせ電話の内容が理解できず・・・
私が電話をとった。
『すまん、検体ラベルの番号が違うとやろ?』
「そうです」
『わかってたけど、連絡忘れてた、すまん』

今回、いつものTKB44破壊工作に備え、現場で採取したあと、間違いないか確認してラベルを貼った。
検体の記録用紙に書いた時刻と水温も、間違いないか確認してた。
なのに・・・なのにである。

事務所に帰って
『記録用紙に入力してよね』
「できました、これを運送屋に渡していいですか?」
チラ見して『いいよ』
(それより、ちょっと私はウンコ・・・腹具合が悪かった(-"-))

しばらくして(ちょっと長かったトイレ)、
よく考えたらさっきの記録用紙の時刻が順番にならんでた、ような
検体採取順に並び替えたのかな?
そんなわけない!
単に時刻順に「検体名」を並び替えただけ
そりゃ検体番号と名称がラベルと記録用紙で違うにきまってる。
それどころか、緒元も検査項目も追随してない。
まったくのでたらめ記録用紙が出来上がっていたのである。

〔前日準備した記録用紙〕

〔現場で記録した用紙〕

〔TKB44が清書した記録用紙〕

ちなみに、ウンコが長かったので、すでに検体は運送屋が持って行ったあとだった。

【後始末はTKB44本人にもできない。だって自分が何したか理解していないのだから】

昨日は・・・
まだまだあるけど、書く???(笑)


亡国のイージス(盾)

2014-05-19 23:23:54 | のほほん日記系

『真の国力とは、国家資産や経済力、軍事力などではなく、その国が培ってきた普遍 的な価値観、歴史、文化であるにもかかわらず、我々日本人は「日本とは何か」「日本人として何 を誇るのか」という自らの問いかけすら忘れ、唯一のイデオロギーであった【恥】という概念も捨 て去り、世界に向け主張できる価値観など、とうになくしてしまった。そして、それ が国としての存在に関わる根源的な問題であることに、気づこうとすらしない。今、 この国は、すでに国家としてのありようを完全に失ってしまっている。日本はもはや、『亡国』と化してしまったのだろうか』

小説・映画の「亡国のイージス」の作中に表現される論文である。

かつて、私たちの先輩は、いいかげんなことばかりやっていた。
しかし、「俺たちが考えなければ、誰がこのクニを引っ張っていくのか・・・」
という【思い】は下っ端の我々にも充分に感じられた。

『子供たちに教えるために、誰か一人手伝ってください』
今回、私は我々の仲間であるKセンターの担当者に呼びかけた。
「みんな予定が詰まってて出席できません」
なら、この仕事の中枢である本社のK課に対し呼びかけた。
「すまないが、みんな先約があって・・・」

ま、休日に個人の用事があるのは仕方がない。
揃いも揃って、みんな全員が用事があるのも仕方がないwwww
『つまり、この仕事はあんたらにとって重要でなかったってことですね』

まさに今、このクニを衛るべき者が自分の仕事に「衛るべき価値」を見出していない現状がある。
【亡国のイージス】
誰があんたらの「盾」になろうか。
先輩たちが歴代一生懸命衛り続けてきた仕事。
私はそれを破壊することでこの10年を過ごしていこうと思う。
沈み行くクニは、一度壊滅すべきなのである。


〔シネマ〕就職戦線異状なし

2014-05-13 21:18:25 | のほほん日記系


織田裕二と和久井えみ主演のバブリーな頃の就職戦線が描かれた映画だ。
つまらん日本映画の典型だと思って、録画していたが見ていなかった。
さすがに暇こいたので、見てみると・・・
『とっても、面白く・・・はないなぁ』

でもね、
バブル世代と言われ、今やバカにされる時代に就職した我らの思い・・・
「自分が本当にやりたいことをやるんだ」
それが夢じゃなく、手が届きそうな気がしていたあの頃を、まざまざと思い出させてくれた。

「なんのために、あんなに苦労したのよ!」
『苦労したから、こうなった』
「カッコいいわよ、そういうの!そうやって生きていけたらカッコいいわよ!」
「でもそんなんじゃダメなの、自分が損するって言ったでしょ!」
『損でもしなけりゃ、俺って恵まれすぎてるからなぁ』
「大原クン、立派な人間にはなれても、立派な大人にはなれそうにないわ」
『じゃあ、無駄な努力をしないほうがいっか・・・』

そう、俺らはみんな、損得なんかよりも自分にカッコつけて生きてきたじゃないか!

感動もクソもない映画だが、久々に力が満ちてくる映画だった。
同世代で、あの頃を忘れかけた人必見!!!