酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

反省^^;

2007-01-28 22:18:04 | のほほん日記系
金曜日は飲み会だった。
私はこのごろ機嫌が悪い。
何に機嫌が悪いのかは自分でも良くわからないが、無性にいらいらしている。
そんな中、飲み会になると「いらんこと」を言ってしまうのである。

「いらんこと」を言いながら、心の中では『あ、しまった』と思いながら、言葉が止まらない。
昔から、いつも飲み会の帰り道で『はぁ~』と溜息交じり。
そんなことの繰り返しである。
【反省だけならサルでもできる・・・】

金曜日に不愉快な思いだったであろう皆さんには、この場を借りてお詫び申し上げます。

なぞなぞ

2007-01-23 22:48:42 | のほほん日記系
【問題】
ある会社でOLが帳簿の検算を行っていた。
彼女のような年季の入った事務員は電卓を左手で叩き、右手の赤鉛筆でチェックしていくのだ。
忙しく電卓のキーを叩いている時、彼女の上司が向こうから叫んだ。
「おい、営業課の○△君を呼んでくれ!」
彼女は面倒そうに帳簿から顔も上げず、左手で内線261に電話をかける・・・
「トゥルルー、トゥルルー、ガチャ。はい秘書課です」
「あ、あ、すみません。まちがえました(汗)」
さて、なぜ彼女のようなベテランが間違い電話をかけてしまったのだろうか?

これは、以前に通信教育のレポートとして提出した問題である。
脳力を養成するという講座だったが、相手を悩ませ、相手がなるほどと納得してくれるような答えの「なぞなぞ」を考えることこそ、脳力を鍛えることになるというものであった。
与えられた問題を解くよりも、人をうならせる答えとなる問題を考え出すことのほうが、脳をより活性化するらしい。
結論からそれを導き出すように条件を揃えて遡っていく考え方は、仕事でも役に立つ。(そこには【想像力】が必要不可欠な要素となる)
そうしてたどり着いた流れを逆にたどって同じ結論に行き着けば、そのストーリーは間違っていないことが多いのではないだろうか。

さて、もう皆さんには問題の答えがわかりましたよね?

なぞなぞの答え^^;

2007-01-23 22:11:26 | のほほん日記系
【答え】
ご存知のように電卓や電話の「5」には凸がついている。
このベテランOLは電卓も電話もブラインドタッチをしてしまったのである。
ご承知のとおり、実は電卓と電話のキーは配列が違う。
電卓を打っている途中で電話をかけたため、つい間違ってかけてしまったのだ。

身近な物でも意外と見ていないことがある。
電話と電卓、キー配列が違うことにあなたは気づいていただろうか?

ギョーカイ語録【風評被害】

2007-01-17 23:27:37 | ことば系

今、鳥インフルエンザのニュースで日本中が大騒ぎである。
降って湧いた事件で、養鶏農家の皆さんは本当にお気の毒な限りである。
ちまたのスーパーでは「宮崎県産の鶏肉は扱っていません」だとか「福岡県産の鶏肉だけを使用しています」だとかで客離れを防止することに躍起らしい。
これに対し国は「不適切な表示に対しては改善指導する」という通達を出し風評被害を防止すると発表した。

【風評被害】
事故や事件の後,根拠のないうわさや憶測等で経済的被害などが起こること。
さて、風評被害を防止するとして国のとった行動は正しいのであろうか。
国は現在のところ一般向けに下記のような説明をしている。
・鶏肉や卵を食べて鳥インフルエンザに感染したという例は世界中でも報告されていません。
これは、数年前に鳥インフルエンザで死者が発生した時に、各国からの要望でWHOが表明した見解とされている。
たまたまWHO見解の邦訳を見つけたので以下に詳細に掲載する。

2005.12.5 WHO公表 鳥インフルエンザに関する質問への回答

質問:鶏肉や鶏肉製品を食べても安全ですか?
回答:はい。
但し、現在感染が発生している国々では一定の注意が必要です。
疾病のない地域では、H5N1型ウイルスの感染を恐れる必要なく通常どおりに(よい衛生的慣習及び適切な料理法に従って)鶏肉や鶏肉製品を調理し
食べることができます。
感染が発生している地域では、
適切に火を通し、調理中にも適切に扱われることを条件に、鶏肉や鶏肉製品を安全に食べることができます。H5N1型ウイルスは熱に敏感です。調理に使用される標準的な温度(食品全体において70℃)でウイルスを死滅させることができます。消費者は鶏肉の全ての部分に完全に火を通す(赤い部分がない)ようにし、卵も適切に火を通す(卵黄に半熟や生の部分がない)必要があります。消費者はさらに二次汚染危険にも注意が必要です。生の鶏肉及び鶏肉製品から出る液体が調理準備中に生で食べるものに触れたり混入したり決してしないようにしなければなりません。生の鶏肉または生の鶏肉製品を扱う場合、食品の調製に関与する人は手を良く洗い、鶏肉製品に接した表面を消毒する必要があります。石鹸と湯を使用すれば十分です。感染が発生している地域では、調理したり焼いたりなどの
熱処理が加えられない食べ物に生卵を使用しないようにします。
鳥インフルエンザは調理済みの食べ物からは感染しません。鶏肉や鶏肉製品がH5N1型ウイルスに汚染されていたとしても、適切に調理されたものを食べて感染したという例はこれまでにありません。

一般の人たちは身近な不安に対しては「リスクゼロ」を求めがちであり、それがいわゆる【風評被害】となって、いわれもない被害者をつくりだすことが多い。
今回も「感染の心配(リスク)は少ない」ということを十分に説明できれば不要な不安感は軽減されるのだろうが、さて、国のとった方針はというと・・・
「国民はバカだし、どうせ説明しても冷静なリスク評価などできないだろうから、スーパーに張り出されている紙を撤去させて見せなければ不安も遠のくだろう」ということらしい。

WHOの見解を見てもらえば決してリスクゼロではないことがわかるし、どのくらい注意すれば安全かも感じ取れると思う。(注意すれば大したリスクではない)
しかし国の説明に至っては下線部分から「調理済みの」という言葉を意図的に除いたもので、生鶏肉や生卵さえ無条件に安全であるかのような誤解を与えているのである。
厚生大臣がカイワレ食べる記者会見や、無毒フグの肝をおいしそうに食べてみせたS県知事とその取り巻き連中(命がけの忠誠心だよまったく)を報道する暇があったら、マスコミは今回の騒動の本当の「リスクと安全の度合い」を国民に伝える使命はないのであろうか。
知らないところで情報操作され「知らぬが仏(知らぬまま仏^^;)」にならないためにも、国民は冷静に判断し、今までの鶏肉のリスクとほとんど違わないという認識で宮崎県の農家を助けようではないか。


カイ2乗検定の怪【なんちゃって統計学】

2007-01-16 23:40:11 | 技術系
疫学統計の講義を受けた。
失礼ながら、私は統計というものが全くわかっていない。
それでも場を賑わすために講師にこじつけた質問を浴びせる。^^;
過去の経験上、統計学の講義なるものが、かなり身勝手な条件のもとに自分の都合のいい結論を【正解】として進んでいくものだと感じていたので、自然とイヂワルな質問になるのは仕方あるまい。

病気の発生原因を解明する場合、年齢や性別で何か特徴がないかなど、共通項目を探し出すことが大切だそうな・・・そりゃそうだ。
講「この病気の発生する割合は女性が若干ですが多いようですね」
私『疫学統計の勉強ですから、多いかどうか有意差検定しましょうよ』
講「あれ・・・差がないという仮説は棄却できませんねぇ」
私『ということは男女に差があるとはいえない。』
講「そうですね。有意差が認められない程度に女性が若干多い・・・」
私『はぁ、何のための検定ですか?(怒)』
低レベルな論文で良くありがちな言い回しである。

カイ2乗検定というものを疫学調査では良く使う。
例えば、次のような表(適当な数字だからね^^;)でカイ2乗検定が行われ、"喫煙と肺がんの間には関係がない"という帰無仮説が棄却され"喫煙者は肺がんになりやすい"という結論が導き出されるのである。(タダの例示だからね^^;)

     肺がん  健康
喫煙者  270  50
非煙者   30  90

では、食中毒などの基質特異型の現象ではどうなんだろう。
何の疑いもなくカイ2乗検定に乗せられて議論されているが・・・・

         症状あり  無症状
ウニ丼食べた   27     25
食べていない    0     40

良く考えてみよう。
肺がんの場合と異なり、食中毒は自然発生は【理論的に】あり得ない。
そう考えることが食中毒調査の疫学的考え方の根本である。
一方、疫学統計ではカイ2乗検定を平気で使ってウニ丼が原因食であるとか断定するのがセオリーである。
しかし理論的に考えてみると、「食べていない者」が「症状あり」の場合は絶対0なのであって、そもそも自由度1の分割表で表現される上記表について、一マスが決定されれば残りのマスは全部自動的に決定されることになり、データ発現のゆらぎが全くないことになってしまう。
(各タテヨコ計は調査のデータ母数で決まっているため自由度は1)
そんなにガチガチに【確かな】事象に対してカイ2乗検定などという【不確か】なものをあてがうこと自体が『なんとなく変』な気がするのは私だけなんだろうな。

【本当の答えを誰か教えてください。】

おとな同士の【いじめ】問題

2007-01-10 23:19:05 | のほほん日記系
この1週間めずらしく風邪をひいている。
おかげで、【消極的禁煙】5日目を達成しているのは嘆かわしい限りだが、鼻と喉が乾燥するので咳き込み防止のためマスクをしている。
有害化学物質にも対応できる活性炭入り高性能マスクで、SARS騒ぎのときに品切れで困ったという一品である。

あぁ、鼻づまりで頭が重い。
ん?何?何かの匂いがする。目にしみるような感じ。
化粧品の嫌な臭い・・・具合が悪くなる臭い。
『だれだぁ、ケバイ化粧の客は?』
振り向いて見回してから気付いた。
『え゛?活性炭マスクをしているのにこの臭い?』
とんでもないことである。
ジクロロメタンだろうが、トルエンだろうが匂わなくなるほどの高性能マスクなのである。
風邪で働かない頭で考えても、「とんでもない臭い」であることは容易に想像できた。
周囲の人も強烈な臭いにざわついている。そんな中・・・・

【プシュー!!!】
その瞬間、この毒ガステロの全貌がわかった。
消臭スプレーを殺虫剤なみに空中噴霧しているのである。
うわ、目が痛い・・・避難避難・・・

後で聞いたのでこれが本当かどうか知らない。
隣の席の人が蓄膿症で口臭が酷く、それに耐えられずに消臭剤を撒いているのだという。
さすがに本人の目の前ではなく、席をはずした時を狙っての毒ガス散布なのだろうが、ここまですると「自己防衛」を通り越して【いやがらせ・いじめ】の類である。
テロリスト本人はきっとそう思っていないところに【いじめ】の問題が潜んでいるのだろう。
(うーん、教育評論家の発言みたいだ^^;)

広範囲に(ましてお客さんにまでも)毒ガス被害が発生している以上、誰かが解決を図らなければいけないと思うが【ネコの頸に鈴をつける者はいない】のが世の恒であり、こうした【周囲の見てみぬふり】によって【いじめ】は継続していくのであった。
(本来、毒ガス散布の原因となった蓄膿症に関しても、健康面を管理すべき者がいるハズだと思うのだが・・・)

前略、テロリストさま・・・
あなたにとって、世の中のかすかなタバコの煙は許せないようですが、閉鎖空間でとんでもない毒ガス散布することは「フローラル」な香りだから許されるとでも思っていらっしゃるのでしょうか?

【禁煙運動する人なんてこんな程度なんです、恥ずかしいことですが】

初日の出 2007

2007-01-03 20:17:08 | のほほん日記系
【1/1】2007年になりました。本年もよろしく。
6:30 空はどんより曇っている。
ウチは意外とアニバーサリー家族ではないので、別に初日を見に行かなくてもいいのだが、友人が車で迎えに来るのでこの10年間恒例行事となっている。
「年に一回の家族行事に子供がついてくる事が大事」と友人。
普段はいいかげんに見える友人だが、この言葉に妙にキラリと光るものを感じて、毎年出かけることにしている。
しかしさすがに今年は期待できなかった。
東の空も曇っており、『だめだこりゃ、7:25まで待って帰ろうか』とか、『餅つきはノロウイルスが流行っているからないかもね』とか。
回りの皆さんもあきらめムードで景色を眺めていたが、突然どこからともなくどよめきが起こった。
なんと山端と雲のほんの隙間をぬって2007年の初日が顔を出したのである。
期待していなかっただけに、感動はひとしおだった。
周囲もしばらくの間、その荘厳さに静かになっていた。
太陽が出てしまわぬうちに数分で雲の中に隠れてしまったが、久しぶりに感動ものの気持ちのいい初日の出だった。

【格言】一年の計は元旦にあり

2007-01-01 00:00:00 | ことば系
【一年の計は元旦にあり】
1日の計は朝にあり、1年の計は元旦にあり・・・
はじめに計画をしっかり決め、それに沿って実行することがよい。
計画を立てるのは早いうちにしたほうがよい。
というのが先生から国語の点数がもらえる通例の解釈である。

私は以前から間違って覚えており、次のような意味で実行することにしている。
【一年の"合"計(つまり去年の反省)は元旦にあり】
元旦に去年の自分を反省し、新しい年の初めにあたり去年と同じ失敗をしないことを誓う。

まぁ、根っから根性なしだから同じ失敗を繰り返すのですけど。
どうせ本年も失敗を繰り返すと思いますが、そこは笑ってよろしくお願いします。m(__)m