ボディスーツと言っても・・・
このところブログ更新をさぼっていたのは、忙しかった(のではなく、頭をフル稼働してて余裕がなかった)からである。
忙しかった理由は・・・
1つ目は対外交渉の多いイベント3つ、職場旅行がとんでもないことになっていたこと、大学の講義、宴会幹事3つが一緒くたになって襲ってきたから。
2つ目は「オモチャ」を手に入れ、四苦八苦していたからである。
そのオモチャとは「りなざう^^;」
SL-C860というLinuxOSのZaurusである。
タイトルのボディスーツはこのザウルスのカバーである。
ちょっとエロい想像をした方は「怪しい」ので病院行くように。
さて、このボディスーツは以前に持っていたザウルスMI-E1で、日本初の改造をやってちょとオタ有名になった時期に使っていたのと同じエクストリーム製である。
本皮でザウルス専用に作られたもので、1万円以上する高級品なのだ。
使い勝手と収納は抜群、オタのグッズであるザウルスがビジネススーツに合うものに変身する。
今回のりなざう、販売されてから3年経ち既に製造中止となっている。
もちろんオークションで入手したのだが、本体美品での相場は2万円足らずであった。
『うーん、イマイチ』
そこに目に留まった2万円ちょっとの無線LAN、ボディスーツが付いた美品。
目をつぶって「ポチッと」したことは言うまでもない。
出荷状態にリセットされた「りなざう」は使い物にならない。
スケジューラ、ブラウザ、メーラーがクソ。
辞書、翻訳ソフトはOK。
〔スペック〕
CPUクロックアップで約650MHz
HDD代わりの内蔵フラッシュ128MB
RAM64MB
VGA画面、タッチパネル
外部メモリにCF、SD。無線LANカードでネット快適。
一昔前のノートPCに比べても遜色ないのである。
150時間使い捨てPHSカードを格安2万円で購入。
これは、無線LANホットスポットでも5時間換算で利用できる。
(出張時にはPCでも活用できる。偶然勝ったパチンコさまさまである^^;)
でも、小さいLinuxPCとしてはファイラーやエディタがないのは致命的である。
Linuxの公開されたソフトを追加して初めてその存在が光り輝くのである。
実はLinuxはちょっと苦手。
前にダイオキシンの質量分析機のPCでえらくテコ摺った経験があったからである。
そこは「相手を知るにはまず裸に(分解ってことよ^^;勘違いしないで)」がポリシーの私。
Linuxのコマンドラインもほとんど知らないのに、届いたその日からスーパーウルトラ級の挑戦を始めた。
「りなざう」はLinuxカーネル(MS-DOSみたいなもんね)にQTenbededというGUIが乗ってるWindows95のような構造になっている。
QTはWinに対するMacOSみたいなもんで、マイナーである。(Macの人ゴメン)
そこで、Linux世界のWinであるXwindowシステムを乗せようと考えたのである。
現在Xシステムであるpdaxromが公開されており、そのまま入れ替えればさほど苦労はないのだが、ザウルス本来の日本語手書き認識は捨てがたい。
となると、QTとXをデュアルブートで切り替えるしかないのである。
ネットで調べてもHDD搭載C3***の記事はあるが、C860のものはない。
元々「小さいモノが偉い」派の私は、C3***の肥満は許せないのだ。
結果としてハードルが高いっちゃもんではない、ハードルを並べて段違い平行棒をするようなもんだった。
約2週間はまって玉砕したのだが・・・
QT環境で使おうとアキラメたのは今日の朝だった。
【まいざうに入れた社外ソフト群】
・職場のスケジュール表より30倍使いやすいQuarender
・Operaブラウザ(標準のNetFrontはダメダメ)
・ファミ、スーファミ、GBAのエミュ
・関数電卓
・エディタ、ファイラー
やっと人並みに使えるようになった。ふぅ
やっぱりPocketPCよりザウルスがイイ!!です。
(普通の人はPPCにしといてね)