「あのさー、私の名前で工具とか注文した?」
『何のことさ、今仕事中(-"-)』
佐川急便で荷物が運ばれたらしいのだが、怪しいという。
「私頼んでないし、amazonからは佐川を絶対使わないようにしてるし」
『あんたが頼んでなかったらおりゃ頼んでないし・・・』
「わかった、とにかく受け取らんようにするから」
あのな、今忙しい打ち合わせ中なんですけど(-_-;)
「とにかく写メって送るから」
ということで写真が送られてきた・・・
宛先の住所も名前も電話番号も正しい。
ただし、電話は自宅固定電話番号だし住所の番地はハイフンが入っていない・・・
あやしい、あやしすぎる(-_-;)
まず、気づいたのは佐川の受付営業所
『堺営業所って大阪じゃないの?』
電話番号は07なのでおそらく正しい。
なのに差出人が「埼玉県のamazon」って???"(-""-)"
調べてみたらその住所はamazonの返品センターらしい。
電話番号0120・・・もamazonのカスタマーセンターの電話番号だった。
た、だ、し!!!
すでに数年前に使われなくなった電話番号なのだ。
こりゃ怪しすぎる('Д')
『受け取り拒否して正解だったかもね(^^)v』
完全に「送り付け詐欺」だろう。
代引きじゃなかったから、本人居住確認の個人情報収集とか
(電話番号や住所は正しいので)後で電話かかってきて
「開封したなら代金払え!ゴラァ!家まで行くぞ!」とかの詐欺なのかもしれない。
ググってみると同様の事例が起こっているようなのであった。
人を騙して微々たる金をせしめるのだろうが、どうせ謎のチュゴク人だろう。
いくら日本人が落ちたといってもこんなことはしない。
4月になって体制が少し変わり、偶然この土日が休みとなった。
前回土日が完全に休みだったのは遥か記憶のかなた・・・
で、何か行動しないとズルズル無駄な休みとなってしまう。
『そうだ、車中泊快適化計画を進めよう(^^♪』
以前から思いついてはいたのだが・・・
部品もなんとかなりそうな準備はあるのだが・・・
『このずっと、どうせ山にも行ってないからねぇ』
車中泊を便利にする必要はあまりないのであった。
今回の計画はXVのリアゲートの改造だ。
XVのリアゲートはもちろん電動自動オープンではない(-_-;)
かといって、昔ながらの「レバーがっちゃん!」と握る必要もなく、ボタン式の電気オープナーとなっている。
こんなんですな。
昔の記憶ではあるが「レバーがっちゃん!」タイプのリアゲートだと、
確か、室内側にもレバーがあるor非常用の操作できる穴が開いている。
しかし、電気式だと内側からリアハッチが開けられないのが普通である。
これが車中泊で微妙に不便なのだ。
アイディアとしては、ゲートSWから車室内にSWを分岐させればOKと踏んでいる。
なのでSW追加は問題ないとして、一番の問題は・・・
『内側から開けたはいいが、どうやって内側に閉じるのか』
である。
実は背の低い人用に「リアゲートアシストグリップ」なる純正オプションがある。
これがあれば内側にリアゲートを引くことができそうだ。
だが、お値段約6000円だそうな。 イラネ!( ゚Д゚)
ハスラーで実績のあるこいつをまた使うことにした。
さてさて、晴れた日曜日は暑い。
早速工作に取り掛かろう。
必要な部品はこんな感じだろうか。
写真のスイッチはガラクタ箱にあった適当なもん(^^)v
単なるプッシュONの安物でOKです。
(チャタリング等は車載コンピュータが遅延制御するハズ)
今回一番考えたのが、フック金具の取り付けである。
純正のアシストグリップの取り付け方を参考に自作していく。
内装にスペーサーをかまし、リアゲートのボディパネルにナットを張り付けボルト止め。
ま、できれば単純だけどスペーサーもボルトも長さが合わず、近所のホームセンターを4回往復。
一応採寸してても、カンがはずれるとムダ銭払うはめになる。┐(´д`)┌ヤレヤレ
ナットとボディの貼付面積はネジ締めの重要管理項目なので、ワッシャーにナットを瞬着。
その後、エポキシパテでフランジナットを作成。
内装を止めるプラピンの1個の穴を使ってボディとフック金具をボルト固定にする。
フックの引張り使用に耐えるよう、ボルトをがっちり締めるには間に頑丈なスペーサーをかます。
ジミに見えるが、ここが今回の工作のキモである。
ここのボルト1点で重いリアゲートを引っ張ることになるのだから。
最初に買った10mmでは不足、15mmではプラを歪ませて無理やり押し込んださ。
おかげでいくら強く締めてもOKだ。
さっきのフランジナットを強力両面テープで張り付けておく。
さて、やっとスイッチの取り付け。
テスターで確認して、スイッチを分岐するだけ(^^)v
本当はハンダとかコネクタ分解してきれいに、とか考えたけどたいした危険性もないので分岐コネクタ。
もちろん噛ませる部分は銅線が見えるまで被覆に切れ目を入れてます。
あとは内装戻して、フックのボルトねじ込んで完成!
フックには適当なベルトをあつらえることにしよう。
これで車内からリアゲートを開けて出入りすることができます。
次の車中泊、いつできるようになるのでしょうかね。