こないだの山行で、スマホのバッテリーが切れた件の続編。
2013年モデルのXperiaZ1f、新品白ロムで買ってから1年半少々。
山でのバッテリー切れはその後も影響を及ぼしていた。
ポケットの中で「ぶ~ぶ~」とシャットダウンすることが連続したのだ。
『うーん、もうバッテリー切れかぁ』
なんかおかしい、いつもは2日目でも残量が残っているのに。。。
フル充電100%から急速放電アプリでどのくらい持つか試してみた。
0%まで残り4時間とか出てる。
それが30分もしないうちにみるみる50%、その後は10秒毎に1%ずつ落ちて・・・
『おりょ、40%で落ちた~』
何度か再現してみたが、ひどい時は60%で落ちる。
落ちたらバッテリー不足で充電しないかぎり起動しないのだ。
この症状は有名な【Xperia電池残量表示詐称】である。
つまり、電池が消耗して60%くらいの容量に劣化してしている場合、
Xperiaはバカだから、新品の減り方を憶えていて100%-40%と表示してしまい、40%表示(実質は0%)で突如シャットダウンしてしまうと予想されている。
実際、バッテリー関連のファイルを初期化すると100%-1%まで表示されるように治ったが、-4%/hで減っていくのである。
あまり使わなくても、夕方には50%と心もとない残量だ。
(今までは多くても-2%未満、充電忘れても2日はなんとかだったのに(T_T))
こりゃバッテリー交換だ。
しかし、iPhoneをはじめ、最近のスマホはバッテリー交換ができないようになっている。
Z1fのバッテリー交換は約8500円byドコモ(´ε` )
『こりゃ自分でやるっきゃないな』 (つーか、やってみたかっただけかも^^;)
今回はあえてAmazonで〔z1f互換バッテリー〕 2000円也を選択。
Deeproとかいう会社のDEEPそうな中華バッテリーである。
このとき私はあえて〔Sony純正交換バッテリー〕3780円やら1980円やらを選ばない。
もともとこんなパーツの純正品は裏街道で流出したものしか存在しない。
どうせ純正も中国製だし・・・偽造大国の中国製だぞ?
もし偽造でなかったとしても、純正工場からの横流し(もしかして検査不良品)が堂々と売られることは日常茶飯事な国民性である。
それよりも、堂々と〔安かろう悪かろうの互換品です〕と販売されている方が潔い ^^;
さて、作業開始である。
裏パネルは周囲を強力な両面テープでくっつけてある。
これで防水機能も持たせてあるのだから、ムリに粘着部分を引っ剥がすのは最悪である。
ヘヤードライヤで「アツー!」くらいに部分的に温め、隙間に薄いプラスチックカードを差し入れる。
すこ~しずつこじり、隙間が開いたら横にずらして広げていく。
ちなみにZ1fのリア・パネルはガラス製なので「パキッ」といかないように。
iPhoneもそうなのだが、わざわざガラスにする必要があったのだろうか? 滑るし傷つくし(-_-)
ドライヤーで時々炙ることを忘れずに、少しずつ周囲を一周すればパカっと外れます。
十分熱しながらやれば、ボディ側の糊残りもなく、パネル側の両面テープも切れていません。
あとはネジ1個とバッテリーコネクタをはずし・・・
バッテリー裏も両面テープでくっついていますが、こじってバッテリーをはずします。
(ドライバは精密##0メガネ用です)
注意:赤枠のおサイフFelica用アンテナの移植が必要です。
アンテナだけ剥がすのではなく、シール全体を剥がしてから切り取ります。
私は横着して剥がさずにカッターで切り取ろうとしたところ・・・
『バチッ!』と火花がでてバッテリー発火事故を起こすとこでした。
さすがリチウムイオンは怖いので、取り扱いは丁寧に。
決して折ったり切ったりしてはいけません(^_^;)
新品の互換バッテリーにFelicaアンテナを貼り付けたところ。
もともとのシールの粘着で十分です。
ここで、忘れてはいけないもの(^o^)
元のバッテリーのコネクタについていたウレタンとプラスチック片。
これを忘れずに新しいコネクタにくっつけときましょう。
これが、コネクタの抜け防止押さえの部品です。
ここまでくると、コネクタ側からバッテリーを取り付け、ネジを固定して終了。
バックパネルを元通りに貼り付けて、気休めにドライヤーで熱して念入りに圧着しておきましょう。
防水機能を試したい方は洗面器に・・・私はそんなチャレンジはしませんが(^_^;)
さてさて、安かろう〔互換バッテリー〕がどのくらい持つのやら・・・
それより火を吹かないかも心配ですが。
追記 無事100%まで充電し、コンビニでおサイフも使えた。 あとは、電池の持ちだが…
-0.5%/h 新品の頃の「3日持ちバッテリー」に戻ったようだ (*^o^)/\(^-^*)