酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

人間ドック逝ってきた (-。-)y-゜゜゜

2013-07-25 22:13:32 | のほほん日記系
仕事さぼって人間ドック行ってきた。
おまけで胸部CTと頭部MRIができる、いわゆる健診病院。

結果は・・・
体重82kg、ちょっとショック。
まぁ、発覚したのは数日前に新しい体重計買った時点だったけど。
2日間のダイエットではどうにもならなかったようだ

実は、前の体重計の7セグメント
(こんなやつ↓)

3桁あるんだけど、あちこちのセグメントの液晶が消えてて数字を「推理」しなければならない。
『76kgかなぁ、78kgかなぁ』なんて思ってたら・・・
80kgの大台突破!
あわてて現在ダイエット中
そういえば、会う人会う人「もちっと痩せんね」と言われてた今日この頃。
まぁ、痩せるとしよう。

さて、肝心の人間ドックの結果は・・・
・中性脂肪 190mg/dl
・HDLコレステロール 正常値
・血圧 113/80mmHg
・血糖 正常値


何がバンザイかというと・・・
昨年、悪名高い〔メタボリックシンドローム〕と職場で判定され、税金の無駄づかいである〔特定保健指導〕なるものを受けろと強要された。
もちろんバカバカしかったので拒否。
したら、人事課から指導に来るという。
面倒だったので『医療関与にします。そしたら指導なぞ受ける必要ないですよね』と、友人のクリニックに受診したのである。

医師「どうしたとぉ?」
 私『これこれしかじか、適当に薬出しといて』
医師「いらんけどなぁ、飲むと下がりすぎるよ」
 私『わかってる。飲まんからダイジョブ
医師「このくらい何もする必要ないけどネェ」

ご存知だろうが、メタボリックシンドロームの定義はこう。
まず、腹囲が男性で85cm以上、女性で90cm以上
この条件に下の3つの症状のうち2つ以上該当した場合、メタボリック症候群と診断される。
1.中性脂肪150mg/dl以上、HDLコレステロール40mg/dl未満のいずれかまたは両方
2.血圧が上で130mmHg以上、下で85mmHg以上のいずれかまたは両方
3.空腹時血糖が110mg/dl以上

つまり、私がいくらデブであっても、もう『メタボ』とは呼ばせないのだ。

だいたい、血中脂質が高い場合、糖尿病の気がなければ、血管疾患の心配しかない。
そこにきて血圧が低めの私に『なぁ~にがメタボ指導じゃぁ』
血圧が低ければ、血管疾患のリスクは激減すると思う(論文読んでないけど^^;)。
もちろん、動脈硬化の指標から算出した血管年齢も歳相応の正常値だ。
まともな医師が口を揃えて「問題ない」って言ってんのに、バカな保健師なんぞに「指導」なんかされたくないのであった。

病院の帰り、意気揚々で、ちょっとだけルアーを投げてみた。

発電所を望む港、魚の影もいなかった

ヨウ素剤の配布、子供は無視かい・・・国も何考えてんだか

2013-07-23 22:20:30 | のほほん日記系
某S県知事の発言に挑戦的なブログを書いていたら・・・
国の規制委が新しい見解を発表したらしい。
これが・・・(´,_ゝ`) プッ

〔出典:佐賀新聞ホームページ〕

まぁいい、非常事態の時に40歳以下とか面倒くさいんだろう。
ジイさんも念のためヨウ素剤を服用することになったようだ。
しかし、このネット記事にはかかれていないが、新聞に詳しく書かれていたことは・・・

3歳以下の乳幼児については既成の製剤がないため配布せず、まず速攻で避難した後、避難所で安定ヨウ素剤を配布するとのこと。
玄海原子力発電所であれば、安全圏の避難所に避難するまでに実移動時間2時間。
前回書いた通り、ヨウ素剤の服用は時間との闘いだ。

『あのなぁ、乳幼児が勝手に非難できるわけないだろ』
当然、母親が付き添わなくてはならないだろ。
なぜなら、ヨウ素剤の服用の同意が必要だからだ。
さらに、事実上、子供の既往症を知っているのは母親でしかないから、保育園毎さっさと避難しても親がついてこなければヨウ素剤の服用は絶対にできない。
つまり、大人でも乳幼児でも非難にかかる時間は同じ。
大人用は避難前にすぐにでも服用(各戸配布の根幹)できるのに対し「被爆感受性が明らかに高い」乳幼児は後でもいいってか。
論理破綻してませんかってんだ。
それなら、安定ヨウ素剤の各戸配布の議論は必要ないし、避難優先のやり方を議論すればいい。
しかし、あくまでこだわっているようだから、やはり安定ヨウ素剤は被爆防護に欠かせないほど必要なんでしょ。

ヨウ素剤の中途半端な対策は、薬事法に関して厚生労働省がウンと言わないことが原因と思われる。
医療用医薬品たるヨウ化カリウム丸(安定ヨウ素剤)は、基本的に医師の指導の下に服用すべき医薬品である。
光分解性でシロップ入りである乳幼児用のヨウ化カリウム液は長期間の保存に耐えない。
だから医薬品の安定ヨウ素剤は「丸剤」となっており、乳幼児は飲めない。
しかし、そもそも医薬品たるヨウ化カリウム丸ですら「甲状腺被爆防護」の効能はない。
つまり、医薬品としての効果は「全く」認められていないのである。
どのみち医療的には「適応がない」といわれる、イレギュラーな緊急避難的使用方法なのだ。

そうであるなら、非常事態の中で生きるか死ぬかの被害を受ける可能性がある被爆に関して、大した副作用のない「単なる塩(ヨウ化物塩)」を少量服用することに何のためらいがあるのだろう。
それなら、ワカメやコンブの味噌汁で副作用を心配するのだろうか。
(血中に直接大量投与する有機ヨウ素系造影剤によるヨウ素過敏症とは明らかに違う。分子量が「塩」であるヨウ化カリウムでアナフィラキシーは起きない。食品中のヨウ素量と比較して欲しい)
世界一の技術を誇る日本のお菓子メーカーであれば、乳幼児用のヨウ化カリウム液なぞシロップ液と粉体を組み合わせてプラスチック容器に入れ、使用時にプチッと混合して服用できるような用時調整の「お菓子」は簡単にできるだろうと思う。

私は、安定ヨウ素剤が医薬品たるが故に、一番防護の必要がある乳幼児について「仕方ないからお茶濁し」とされていることに腹が立ってならない。
守るべきは甲状腺の成長著しい乳幼児ではないのか。

玄海原発申請で、某S県知事のイイグサは何?

2013-07-19 12:18:57 | 怒っちゃうぞ系
7月18日の佐賀新聞に、キムジョンイル似の某S県知事の会見記事があった。
玄海原子力発電所が止まっている間も金が欲しいので、「出力割税」という仕組みを九電に相談するらしい。
そんな勝手な税金の理由は、そこに核燃料があるだけで防災面で金がかかるから、だという。
これを聞いて「ほぅ、そりゃいいことだ」と思った人は善人である。

私の持論では、善人は社会のゴミでしかない。
例えるなら、プリウスなんぞに乗って、社会正義然と制限速度ぴったりで真っ直ぐ前(だけ)を見て走るオバハン。
子供が手を挙げる横断歩道なんか目にも入らない、当然止まってあげることなどしない。
なぜなら周囲を全く見ていないから。

同じく、キムジョンイル体制下にあるこの県の発表を「ほぅ、そりゃいいことだ」と信じることは、社会の罪である。


〔出典抜粋:佐賀新聞ホームページ〕

【再稼働と避難計画】

新聞記者:
原発再稼働の是非を判断する際、県は安全性や必要性、地元の意向を確認することになると思うが、今回は避難計画の整備を条件にする必要があるのではないか。

知事:
県は東日本大震災後、応急的な防災計画を作り、国の指針に沿うかたちで改定してきた。
今の計画が100点満点ではないが、落第点でもない。
いざ(事故が)起きたときに何が必要になるのか、さらに検討を進めなければならないが、現段階で安心できない計画ではない。
再稼働の論議と避難計画の論議は別だと考えている。



キムジョンイル殿は、どのツラさげて避難計画のことを
【落第点でもない】
【現段階で安心できない計画ではない】
と言っているのだろう。

例えば、放射線障害を防止する唯一の武器である〔安定ヨウ素剤〕をどうやって住民に配布するのか?
国で、やっと各戸配布の方向性が決まったが、それは大人用の話である。
一番影響のある肝心カナメの子供への配布方法は、「全く」考えられていない。
本来は逆だろう、大人は飲まなくたっていいのである。
事故によって放射性ヨウ素が空気中に排出され、8時間以内に飲まないと効果が得られない。
8時間以内に服用できて、なんとか放射能の体への取り込み量が半分になる。

間違ってはいけない。
これは国が服用決定してから8時間ではないのだ。
原発が破壊し、ヨウ素の放出が始まってから8時間・・・
事故の概要を国が把握するまでの時間、報道で住民が知るまでの時間、放射性ヨウ素が検出されるまでの時間、お偉いさんが「服用決定」するまでの時間、親が保育園まで迎えにいくまでの時間・・・
さらに、子供用の安定ヨウ素剤を計って溶かす時間(爆)、公民館に子供を集めて飲ませる時間(爆)

8時間・・・誰がどう考えたってムリ。
小さな子を持つお母さん方に聞きたい。
この計画は本当に【落第点でもない】のだろうか。

さらに、福島原発のことを思い出してみよう。
家を追われた人たちが、避難所で長期間苦労されていたのは記憶に残っているだろう。
福島の事故での避難所は津波による避難者と原発事故による避難者で、最大2000人収容の場所もあった。

玄海原子力発電所ではどうか?
現在の避難計画では30kmの範囲が災害対策範囲となっている。
たしか5kmは「即避難」、10kmもかなりヤバイから避難するだろう。
福島級の事故ともなれば、一時的には30kmに避難指示が出されるだろう。
もし、避難計画に書いてあるのなら聞きたい。
この少なく見積もっても10万人単位の人が、一時的にしろ避難所で生活できるのか?
おそらく大小合わせて100か所以上の避難所が必要だろう。
事故直後の2~3日ですらも、それだけの物資と人員が機能するような計画は、何一つ考えられていない。

【現段階で安心できない計画ではない】
そんなこと誰に対して言っているのだろうか?
ましてや、【再稼働の論議と避難計画の論議は別だと考えている】とは何を意味するのか?
福島の人々を少しでも謙虚に顧みることはできないのだろう。

ところで、今回言い出した〔出力割税〕・・・
九電にとっては「出力もしてないのに(金も生み出していないのに)とんでもない」話である。
それがすんなり通るのなら、その裏には(これを呑んでくれたらゴニョゴニョ)ってお約束はないのだろうか(毒)
だって、「原発が稼動したら寄付なんていくらでも」とのたまった九電さんである。
おいしい話には必ず裏がある。