酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

今週の釣果

2007-11-18 11:22:20 | のほほん日記系
【11/16】嫁さんの実家家族と食事に行った。
義母「この間のアジ美味しかった」
私『大きいのはウチで塩焼きになったので南蛮漬けですみません』
義母「いえいえ、あのくらいの小さいのをまた釣ってきて」
私『・・・あれ、泳がせ釣りの餌に釣ったんですけど^^;』

【11/17】喜んでくれそうなのでアジゴを釣りに行く。
もちろんイカ狙いの「泳がせ」と大アジも釣りたい。
まずは、大アジ狙いの遠投を投げ、その隙にアジゴ狙いのサビキでバケツにアジゴを生かしておく。
なかなかアジゴが増えない。(5匹じゃ南蛮漬けにもならない^^;)
本気でアジゴ捕獲作戦にかかりなんとか10数匹になった頃、小イカが群れで泳いでいることに気づいた。
よっしゃ、エギ!エギ!
エビのおもちゃをピョコピョコ動かすと、小イカが近づいてくる。
〔ホレ食え、ホレ食え!〕
近づいては飽きて離れ、派手に動かすとまた近づいてくる。
20分くらい格闘した後、いきなりエギがビューっと持って行かれた。
『やった、かかった』
リールを慎重に巻くがイカは海中で墨を吐きながら応戦する。
『あり、巻けない。糸が絡んだ・・・』
あわてて竿を放り出し、糸を掴んで手繰り寄せるが・・・
ほんの手元まで来てイカは一気に墨をはき海に落ちた。
『あーぁ』
その後、二度とイカはエギに見向きもしなかった。
仕方ない、アジゴに針を付け泳がせ釣りでイカを狙う。
大アジもかからないので一服しながら竿も置きっぱなし。
「ガラガラガラ・・・」
『!!!』
見ると、泳がせの竿が引きずられて海に落ちそうだ。
あわてて足で糸を踏み、竿を取るととんでもなく重い。
〔よっしゃ、イカこいこい〕
リールを巻く手ごたえが突然なくなった。
手元には針だけが残されていた。(残念!あれは何だったのだろうか)
嫁さん家にはアジゴとカワハギ、小メバルを持っていった。
もちろん私が捌いてあげたのは言うまでもない。
兄嫁の作る南蛮漬けはハッキリ言って不味そうだった。
やっぱりウチで料理して持っていってあげようと我が家で決定したことは、兄嫁には絶対言ってはいけない。^^;

学会発表

2007-11-06 23:48:30 | のほほん日記系
「一緒に全国大会に発表しませんかぁ?」
N山さんから釣り以外のお誘いである。
先日の犬虐殺事件以来、N山さんは農薬のMassライブラリをせっせと作成していた。
従来のライブラリは「モノ」について質量分析のデータが引けるようになっている。
つまり、ある農薬を測定することについてはライブラリが役に立ってくれるが、検出されたものがいったい何なのかを検索することは非常な手作業を強いられるのである。
一方、毒殺事件のような明らかに「モノ」が検出されているが、それが何であるかわからない場合はN山さんの逆引きライブラリの出番なのである。
しかし、既に600物質に達する多種MSイオンのライブラリから一致するのを探し出すのは至難の技である。
そこで私の出番らしい。自動で拾い上げてくれということだ。
『ところで何の学会?』
だいたいN山さんの発表は「眼の付け所がシャープでしょ」な割りにやっつけ仕事である。
まぁ、第1報なんて意味のない唯の結果発表するよりよっぽど興味深い発表をするが。
「日本薬学会の全国大会ですが」
『はぁ?そんなハイレベルな学会に出すの?』
「大丈夫ですよ。今まで存在しないんですよ。逆引きライブラリ」
『へぇ、他にないの?』
「だって、普通の分析には必要ないからメーカーも作らないんです」
『そっか、じゃあ俺も手伝う』
私の仕事はN山さんの蓄積したデータライブラリをパソコンで自動検索抽出するシステムを作成することだ。
我々2人の共通するところといえば「見栄えが大事」なところであり、いかにもメーカー製のデータ処理ソフトのようなもの〔見かけが^^;〕を目指すことにした。

N山さんは3月の発表なのに早々に要旨を書いている。
『あのなぁ、まだデータ蓄積も足りないしソフトの影も形もないじゃん』
「いいんですよ、3月までに出来れば^^」
N山さん、おそるべし!
ちなみにN山さんは共同研究者の羅列に気を利かせてウチのNo2も記載していたが、私が修正液で消したのは言うまでもない。
どうせあんたにゃこの研究の意義はわかるまい!

ところで・・・
無事協力することになった2人のノリは『やっぱ、名前は大事だよね』
matrixの2番煎じで今上映中の【MI:3】にしようと思ったのだがゴロが合わない。
3日3晩翻訳サイトと首っ引きで考えたが Pull Searcher from Mass Analisis Library【PULLSearMALプルサーマル】はN山さんに却下された。
仕方がない。
PassFinder【偵察機】をモジって、MS-finder【マス・ファインダー】を提案した。
「いいですねぇ、メーカー製のデータソフトにマス・ハンターってありますよ」と気に入ってくれたようだ。
やっと名前も決まり、作業にとりかかることにしよう。
実はmatrixで培ったプログラミングのノウハウで2日で基本形は出来ている。
後は、いかにオマケ機能を付け見栄えを〔メーカー品〕のようにカッチョ良くするかにあと3ヶ月を費やすことになる。


無責任な奴ら(その1・・・その2がないことを祈りたい)

2007-11-02 23:34:44 | のほほん日記系
今日は職場旅行3部作の第1話。
福岡泊り組の出発だった。
バスに乗り込み「行ってきまーす」は毎年の風景である。
バスを見送り楽しいひと時にならんことを祈る。
が・・・
この旅行、とんでもない話だったのである。

週半ばのことであった。
「異動になって旅行いけなくなった。後はよろしく頼む」
職場の親睦会のリーダーが資料一式を持ってきた。
私はどの職場でも何故だか会計をしている。
『ご苦労さんでした。後は私たちがします』
普通の慰労の言葉が交わされる。
突然の異動人事で転勤になったのである。
〔大変だなぁ。旅行も行きたかっただろうに〕

その1時間後・・・
『なんじゃこりゃ!』
明後日に迫った福岡行きの明細書がとんでもないことになっていた。
参加人員18名での旅行会社の計算書には「中型バス16万円」が計上されていた。
『あり?参加者は減ったんじゃ?』
確認していくと15名・・・電車や車で行くという人もいる。
1人あたりの費用28000円也!
予算は25000円のはずである。
〔福岡は予算に余裕があるから2次会で豪遊できる予定だったんじゃ〕
計算をし直すが、宿泊せずに日帰りの者が5名いても一人当たり費用は変わらなかった。
そりゃそうだ、福岡片道のバス代が1万円以上かかるのだから・・・
『どういうこと?』
旅行会社に問い合わせると、今更バスを変更できないとのこと。
バスのキャンセル料は50%だそうな。
キャンセルしてジャンボタクシー2台にしてもそんなにかからない。
『バスに15人なら昼寝が出来るぞ!』
しかし・・・本人はすでに帰った後だった。
一手に交渉していた当の本人は【バルーン大会の役員】で1週間休み、もうこの職場にはこないそうな。


職場の若者が連絡したところ旅行会社の担当も面倒だからか、バスの変更は拒否!
参加人数の最終確認もせず、こんなおかしな計画をそのまま直前まで放置する【日本旅行】は最低の会社である。
それにも増して旅行のキャンセル料の規定が20%なのに、バスのキャンセル料を50%なんてよく平気で言えたもんだ。
たぶん担当者が余分な仕事をしたくなかっただけだろう。
若い者はそれ以上のことは言えず仕方なくそのまま決行となった。
【日本旅行】の社員はお役所以上にいいかげんな仕事ぶりだった。

『しかし何考えてんだ!この計画は!』
福岡へ宿泊宴会だけで〔手出し〕が出るなんて言ったら暴動が起きる。
他の2つの旅行計画(別会社)を確認したところ、両方とも3万円オーバーであった。
旅行会社の担当を呼び付け確認したところ「予算は3万円ということで聞いています」だそうな。
最初から25000円の予算だと言ってあるのに、3万円で依頼するとはどういうことだろう。意味不明である。
その結果、親睦会の会計は約20万円の赤字となる予定である。
現在、第2陣の山口旅行の20名が「大型バス」となっており、なんとか中型バスか最悪マイクロバスでもいいから変更をお願いしているところである。

職場旅行というものは人数が減ることが常であるから、それを考慮して計画を立てるのが普通だし、まめに旅行会社と確認をとりあうことが「あたりまえのこと」なのである。
旅行会社の話によると当初の予定人数以降の変更は聞いていないとのこと。
本人は当初の見積もりのまま何もせず放置して、それで旅行が成り立つとでも思っていたのだ。
『出発数日前に人数確定の連絡さえ入れていなかったのか!』
あきれてモノも言えない。
しかし当の本人は【やりっぱなしの放りっぱなし】でいなくなった。
もし転勤がなかったらどう責任を取るつもりだったのだろう。
「当初から人数が減ったからどうしようもなかった」とでも言うつもりだったのであろうか。
噂では聞いていたが、今までの中で最低の無責任なヤロウである。
こんな非常識な計画では皆に〔手出し〕を言うわけにもいかず、3月までになんとか予算を遣り繰りして旅行不参加者に返金するしかない。
【私の管理不足でしたm(__)m 自分ですればよかった】