酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

〔新型コロナ〕オミクロン株  キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

2021-11-29 07:30:12 | のほほん日記系

ここ数日、新型コロナの南アフリカ変異株(オミクロン株)の恐怖でニュースがにぎわっている。
このオミクロン株、ワクチンが効かないだとか、デルタ株なぞ比較にならない感染力だとか。。。
『警戒が必要なことは間違いないけど、デルタ株を駆逐して増加してるって・・・』
ヨーロッパなどでも感染者が検出されているが、それ自体は消えていった今までの変異株となんら変わるところがない。
ヨーロッパで急激に増加しているのならともかく、そりゃ南アからの来客にはいくらかオミクロン株陽性者がいるだろうさ。

最悪なのが、あらゆるマスコミやメディアが使っているこのグラフ。
グラフ自体は本来の意味があるものである。
けれど、これこそが、マスコミの〔あおり〕グッズとして使われることに悪意を感じるのである。



『これ見たら普通の人は驚くよなぁ、説明がウソだけど・・・』
これも、またまたマスコミの【あおり運転】である。
「あっという間にデルタ株を駆逐してオミクロン株に置き換わった!」

このグラフの難点は「占めている割合」でしか表現していないこと。
つまり、絶対数がどのくらい増えているのか、その増加率がわからないのである。

実は、南アフリカ株の出現で世界中の検索を行っていた時に同じグラフを見つけていた。
そこには、新規感染者数の変異株ごとの積上げグラフも掲載されていた。
今探してみたが見つからないので、手書きで説明しておく。

感染力の強さによる変異株の置き換わりってこんな感じ。

インフルエンザなどにもよく見られる、また新型コロナの変異株にも同じように見られた推移である。

で、南アフリカ株ってこんな感じだった。(数日前に見た記憶ですが・・・見つかんない^^;)

【これは感染力の違いによる置き換わりではない】
この形では、デルタ株を駆逐するほどの脅威があるかは全くわからない。
単に勢力が弱まったデルタ株の隙をついて別の変異株が増加しているだけ。
過去にも同じような場面は多く観察されており、その後自然淘汰によって「生き残るべき株」が勢力を伸ばし感染拡大してきたのである。

南アフリカ変異株の確認当初には、そのような専門家のコメントがあったのだが、現在は「脅威、恐怖」をあおる記事だけになっている。

皆さん、今回の「オミクロン株」警戒は必要だけどまだわからないことが多すぎる。
マスコミの〔あおり運転〕に動揺することなく、冷静に見ていきましょう。

このような情報も出始めているのだから・・・

追記: 南アフリカ保健省でグラフ見つけました!


これが、マスコミの言う「数日でデルタ株から置き代わるほど爆発的な感染力のオミクロン株」の姿です。

もちろん今後の警戒は必要ですが、デルタ株を駆逐したように見えますか?爆発的な感染してますか?



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