続いてチェコと日本の話題
チェコ人でアールヌーボ―を代表する画家として有名なアルフォンス・ムハ・・・
日本ではミュシャと呼ばれ、美しい女性と花の絵で多くのファンを魅了しています
ムハは<スラブ叙事詩>というスラブ民族の歴史を描いた20枚の大作を描きましたが、NHKプロモーションが日本での公開を働きかけているというのです
パリで大きな名声と、アメリカ時代を過ごし、故郷、チェコに戻ってきたムハは
スラブ人の苦境を目の当たりにし
スラブ人の歴史と誇りを連作で仕上げることに挑戦します
2012年の公開を計画しているようですが
ムハのお孫さんが反対しているとか
サーカスのような見せものではないといっているそうですが
すばらしい作品とスラブ人の魂、強い意志を
世界の人たちに見せてあげてほしいと
願っています。
みんながチェコに行けるわけではないですもの
私は、きれいな花と女性の絵ももちろん好きですが
スラブ人の子どもたちすべてに教育を保障するための資金づくりにとしたいと
計画された宝くじのチケットに描かれた
「教科書を持つ少女」の
学ぶことへの強い意志を示すまなざしが
忘れられず、
何度も友人と本屋さんに通い(最も彼女は本を買うために行ったのですけれど)
少女の載った作品集を買ってしまいました
*・*・*・*・*
なお、スラブエピックは下記のアドレスで見ることができます
プラハ・ムハ美術館のHPです(Gallery に5枚のepic があります)
http://www.muchafoundation.org/MGallery.aspx
どなたかは存じませんが、20枚全部を紹介しています
http://www.pricejb.pwp.blueyonder.co.uk/slav-epic/Gallery.htm
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