赤ちゃんの便秘で悩んでいるお母さんがとても多いようです。
赤ちゃんの便は生まれてしばらくは飲むたび毎にあります。
これは胃の中にミルクが入ると直腸にある便が出されるという腸の反射により飲めば出るという状 態です。
1ヶ月頃からこの反射が弱くなり、今度は便をためてまとめて出すようになってきます。
このころから便の回数が減ってきて1日1~2回になってきます。
更 に進むと2~3日に1回、4~5日に1回となることがあります。
たっぷりとためた便は大量で、おむつからあふれだし着ている服を全部取り替えるということがあります。
便秘ではなく赤ちゃんの腸の発達によるものですから心配することはありません。
この時期、顔を真っ赤にしてうんうんうなる赤ちゃんのいきみがみられます。
便が出ないためと間違えられることがありますが、これも赤ちゃんの特徴です。
赤ちゃんのお腹がいつもより張ってくる、飲みが悪くなるなどがなければ4~5日はそのまま様子をみても大丈夫です。
それ以上でないときには綿棒刺激をしても良いと思います。
便が出ないために機嫌が悪い、お腹がパンパンに張ってくるなどがあれば小児科で診てもらってください。
緑の便は便が酸性の時、便の中の黄色い色素が空気中の酸素と結合し酸化されて緑色に変わったものです。
母乳の赤ちゃんによく見られますが、人工乳の成分が母乳にだいぶ近くなったことから最近は人工乳の赤ちゃんにもみられます。
果汁は赤ちゃんにあげないでください。以前は早くから果汁を与える指導がされていましたが、今は少なくとも6ヶ月までは母乳やミルク以外のものは必要 ないと考えられています。
果汁にはたくさんの果糖が含まれています。果汁を与えることで赤ちゃんは甘い味を覚え、ミルク嫌いのように母乳やミルクを飲まなくなることがあります。
甘いものを好むという食習慣は、将来の肥満や虫歯の原因にもなります。赤ちゃんの腸はたくさんの糖分を消化できません。消化吸収されず大腸に運ばれた糖 は細菌によって分解されガスを発生し下痢を起こします。果汁を与えると便が出るというのは、人工的に消化不良をおこさせていることになります。
赤ちゃんの便は生まれてしばらくは飲むたび毎にあります。
これは胃の中にミルクが入ると直腸にある便が出されるという腸の反射により飲めば出るという状 態です。
1ヶ月頃からこの反射が弱くなり、今度は便をためてまとめて出すようになってきます。
このころから便の回数が減ってきて1日1~2回になってきます。
更 に進むと2~3日に1回、4~5日に1回となることがあります。
たっぷりとためた便は大量で、おむつからあふれだし着ている服を全部取り替えるということがあります。
便秘ではなく赤ちゃんの腸の発達によるものですから心配することはありません。
この時期、顔を真っ赤にしてうんうんうなる赤ちゃんのいきみがみられます。
便が出ないためと間違えられることがありますが、これも赤ちゃんの特徴です。
赤ちゃんのお腹がいつもより張ってくる、飲みが悪くなるなどがなければ4~5日はそのまま様子をみても大丈夫です。
それ以上でないときには綿棒刺激をしても良いと思います。
便が出ないために機嫌が悪い、お腹がパンパンに張ってくるなどがあれば小児科で診てもらってください。
緑の便は便が酸性の時、便の中の黄色い色素が空気中の酸素と結合し酸化されて緑色に変わったものです。
母乳の赤ちゃんによく見られますが、人工乳の成分が母乳にだいぶ近くなったことから最近は人工乳の赤ちゃんにもみられます。
果汁は赤ちゃんにあげないでください。以前は早くから果汁を与える指導がされていましたが、今は少なくとも6ヶ月までは母乳やミルク以外のものは必要 ないと考えられています。
果汁にはたくさんの果糖が含まれています。果汁を与えることで赤ちゃんは甘い味を覚え、ミルク嫌いのように母乳やミルクを飲まなくなることがあります。
甘いものを好むという食習慣は、将来の肥満や虫歯の原因にもなります。赤ちゃんの腸はたくさんの糖分を消化できません。消化吸収されず大腸に運ばれた糖 は細菌によって分解されガスを発生し下痢を起こします。果汁を与えると便が出るというのは、人工的に消化不良をおこさせていることになります。
たまごママネット:渡辺先生 山形県立中央病院小児科 06.10.12