~ いるかしあわせ宅配便 ~

ばあちゃんのひとりごと

自分の悪い習慣を知り、変えていくこと

2008-08-28 08:06:25 | いるかこもれび助産院
今月のいるか広場のテーマ

自分の悪い習慣を知り、変えていくこと

周囲に影響されずに、いつも同じ自分でありたい、と思っています。
その気持ちは、ヨーガを続けるきっかけのひとつでもあります。
私は、いつも、他人の目が、周囲の目が、気になっています。
つい、自分がどう思うかよりも、他人にどう思われるかを考えてしまいます。
自分が何か話すとき、相手・周囲の反応を常に考えます。そして反応がないと、落ち込み、または反応によって、落ち込みます。自分次第でなく、相手・周囲次第で、一喜一憂しています。



何をするにも、
「フツウはどうなのか?」
「みんなはどうしているのか?」がまず気になって、
「本当は私はどうしたいのか?」がわからなくなっている気がします。




私の集中力の無さは、こう言うことに起因しているのかもしれません。
こうして自分の状況がわかっていないのに、周囲の人がどういう状況であるか、とても気になります。
そして、周囲の人と自分を比較して、また落ち込みます。
他人に対して、羨む気持ちが大きいと、それをまた自己嫌悪して落ち込みます。
このような心の動きに、大変疲れています。
こんな無駄なことをしている時間と労力を他に活かせたら、とよく思います。



いるか広場で聴いたお話を思い出すと、これが私の癖なのだと思います。
アーサナをほぼ毎日するようになってから、約半年になります。
2~3ヶ月前から、この癖が特に気になりだした気がします。
「気づくことが大切。何ごとも気づきから始まる。」と教わりましたが、やっと気づくことができたのかもしれない。では、これからどうしていくか?





アーサナは、この1~2ヶ月ほどで、少し体型が変わってきたようで、以前に比べてやり易くなった。また、「やらなくてはならない」と言う義務感のようなものがなくなってきた。アーサナはこのまま継続する。瞑想・プラーナヤーマは全くできていないので、ちゃんと実践していく。








以前のいるか広場の原稿やまとめを読んでみると、同じようなことで悩んでいることが分かる。
それこそが自分の癖であり、繰り返していることを理解し、その習慣を変えて行く。
今までのいるか広場でお聴きしたことで実行していないことがたくさんある。
教えていただいたことを振り返り、実行していくようにしたい。






毎日、日常の生活に追われて、じっくり考える時間を持っていません。しかし、アーサナの時間を取ると同時に、瞑想や、本を読んだり、自分の気持ちを書き出したり、今までのいるか広場を振り返ったりして、考える・心の整理をする時間を取ることも、大切だと思いました。毎日は難しいかもしれないが、1週間に1度でも、時間を決めて行って行きたいと思います。







08.0825 自分の悪い習慣を知り、変えていくこと
今回のまとめ



・ 周囲の問題(周囲のせいだ)と思っていることは、殆ど自分の問題である。

・ アーサナを毎日するようになって、振り回されなくなって来た。
  ぶれなくなって来た。
  1本の道のようなものが、はっきりと見えるようになった。

・ 「フツウ」とは何か、具体化してみる。言葉に左右されていることもある。

・ 心はいつも何かを追いかけて満足を得ている。
  追いかける対象はエゴ的なものである。

・ 「心は思い通りになる」と、錯覚している。

・ 小芋を一緒にたくさん洗うと、小芋同士がぶつかり合い、綺麗になっていく。
  ヨーガもみんなで行うことで、みんなが綺麗になれる(心が浄化されていく)。

・ こわがらずに行為していき、自分の中にある何か(エゴや煩悩)を引き出していく。
  行為しないとわからない。
  そういう作業をするために今生まれてきている。
・ アーサナによって、呼吸が整っていくと、心も整っていく。
  呼吸(肉体)と心は密接な関係にある。
  これは、ヨーガが発見した知恵。誰もがそれを実践することができる。

・ 献身奉仕することで、自分自身を調教する。
  献身奉仕とは、汗水流してやることばかりでなく、
  「常に笑顔でいる」を毎日継続すること等でも行える。

・ 自分を責める、落ち込むことは、
  「自分を落ち込ませる自分」さえも、自分が作り出している。
  落ち込んでいたら、
  周りが可哀相だと思ってくれる、とか、
  優しくしてくれる、とか、思っていないか?
  それなら、落ち込むより、楽しく、したいことをした方が良い。

・ 10年前も、1分前も過去。反省は必要だが、どうありたいかに目を向けるようにする。

・ 正しい知恵とは何なのかを学ぶこと。
  非煩悩性の正しい教え。
  識別は、エゴを軸にして行うのではなく、
  どこにいても正しいこと、普遍的ことを軸にすること。これを学んでいく。


※ 自分の頭の中ばかりで考えていても、難しい。
  何か軸になる、普遍的な書物
 (聖典・インテグラルヨーガ・プラナヴァサーラ等)を読むことも良い。
※ 掃除をする。落ち込んだら、とりあえず「動く」。
  散歩でも良い。
  掃除は、体を動かすと同時に、心の整理もできる。

※ 自分自身を演じていく。
  どうせ演じるなら美しく。
  今日はやるけど明日はしない、ではなく、○○役に徹する。
※ ヨーガを毎日続けていくことで、心の入れ替えをしていく。
  できない日があることも認める。
  全部でなくても、少しづつでも、やる。
  「やるか、やらないか?」ではなく、少しづつでもやる。
  それを繰り返していく。