~ いるかしあわせ宅配便 ~

ばあちゃんのひとりごと

おばあちゃん、おじいちゃんご家族のみなさんへ

2008-08-22 01:15:33 | いるかこもれび助産院
おばあちゃん、おじいちゃんご家族のみなさんへ

お孫さんが誕生され本当におめでとうございます。
私も7歳、4歳の孫がいます。
それは、それは可愛く一緒にいるだけで、触れているだけで幸せですね。

孫の幸せ感じて見ませんか。

病院から退院時97%の母乳率ですが6ヶ月後45%以下になります。
何故?原因の一つに家族からのおっぱいが足りないのでは、ミルクたしてやらないとかわいそう。
かわいそうなのは、ミルクをたされた孫さんですよ。



母乳の大切さを今一度感じて頂けませんか


たまごママネット医師団より


すべての哺乳動物は母親の母乳のみによって子どもを育てます。
人間も哺乳動物の一つですから、本来は母親の母乳で子どもを育てることが当たり前の姿です。この母乳で育てるということはただ栄養を与え体を大きく育てるというだけでなく、生まれた子どもを人間として育てるための大切な要素をたくさん含んでいます。
母乳を止めて人工乳にした場合の子どもへの不利益が知られています。
アレルギーや湿疹が2~7倍、中耳炎が3倍、胃腸炎が3倍、髄膜炎が3.8倍、尿路感染症が2.6~5.5倍、乳児突然死症候群が2倍、肺炎・下気道感染が1.7~5倍などがあります。
母親に対する不利益も骨粗鬆症になりやすい、卵巣がん・閉経前の乳ガンになりやすいなどが知られています。
母乳を与えるということは赤ちゃんを心身共に健康な人間として育てるためだけでなく、母親の健康を守るためにも大切なことなのです。

WHOでは6ヶ月までの完全母乳栄養と、少なくとも2才までは母乳育児を続けることを推奨しています。世界保健総会でも同じような声明を出し母乳育児の推進をうたっています。産科の先生が何を根拠に母乳を続けることがいけないと言われたかわかりませんが、世界的に母乳育児の大切さは認められていることなのです。
母乳がどうしても出ない人は3~5%いると言われています。また仕事や家庭の事情で、母乳で育てられない場合があります。このようなときには人工乳を使用する必要があります。
人工乳はどうしても母乳で育てることのできない場合に、母乳に変わる薬として用いられるのが本来の姿だと思います。このような場合には母乳で育てる以上に抱っこや声がけなど赤ちゃんとの関わりをしっかり持つようにすることが大切になります。

母乳育児をすすめている産科や助産所などの母乳外来で母乳出具合や赤ちゃんの体重を診てもらいながら母乳育児に戻れるようすることがよいと思います。

足りないから吸い続けるのか、体重が増えないのは足りないのかという質問に対して
赤ちゃんの成長はいろんな要因によって左右されます。その中で在胎週数と出生体重も大きな要因になります。特に質問の赤ちゃんのように在胎週数に比べて小さく産まれた赤ちゃんは、しばらくの間小柄な発育をすることが多くなります。普通の発育の値と比べると小さくて栄養が足りない、いっぱい飲ませなければと思ってしまいます。
このような在胎週数に比べて小さく生まれた赤ちゃんに急に体重が増えるような栄養を与えると、大人になってから生活習慣病になりやすくなるという報告がみられます。血圧が高くなったり、糖尿病になりやすい体質になる危険が高くなるといわれています。
おっぱいの役割にはお腹を満たすということと、心を満たす役割があります。お腹が満たされた後もお母さんとつながっていることがうれしくてクチュクチュといつまでもおっぱいを離してくれません。このときの満足感が赤ちゃんに安心感を与え、優しい心を育てる大切な役割をしていると思います。
しっかり母乳を与える回数を保ち、ミルクを少し減らすこともできそうです。
実際には詳しく状態を見ながらでないと断定的なことは言えません。
母乳育児に理解のある助産師さん(母乳外来など)におっぱいの状態、赤ちゃんの状態を見てもらいながら、母乳をすすめてください。
渡辺先生 山形県立中央病院小児科 

母乳だけで足りなさそうな場合でもミルクは与えないほうがいいのでしょうか?

ご出産、おめでとうございます。立派な赤ちゃんをお産みになられたのですね。
母乳で育てたいと思われるお気持ち、とても素晴らしいと思います。赤ちゃんも嬉しいでしょうね。

ミルクの追加についてですが、母乳で育てられている赤ちゃんはお母さんに抱っこされておっぱいを吸うことが、とても心地よく、幸せなことだと感じているので、たとえお腹が空いていなくても、泣いてはおっぱいと抱っこを求めます。 おっぱいをあげたばかりでも赤ちゃんに泣かれると、おっぱいが足りてないのではないかと不安に思われるでしょうが、必ずしもそうではないことが多くあります。

母乳は頻回におっぱいを吸われる刺激で作られるので分泌が足りてないと思われるときこそ、頻回に授乳をされると分泌がよくなります。 それから母乳はとても消化がよいため、たくさん飲めていても、一時間半くらいで赤ちゃんはお腹が空きます。

母乳の分泌に必要なプロラクチンというホルモンが一時間半毎に分泌がよくなりますので、授乳の間隔は長くても一時間半毎にされるとよいかと思います。もちろん短い分にはいくらでも構いません。

日に少なくても16回以上、授乳をされるとよいかと思います。 そうするためには、他の家事をどなたかにお願いし、リラックスして楽しんで授乳されることも大切です。

お食事をしっかり召し上がって頂くこともおっぱいのためには大切な要素となります。まずはお米をしっかり召し上がって下さいね。それから温かい汁物もたくさん。
(私は授乳中、一人で日に5合のお米を平らげていました) お肉や乳製品、甘いものはおっぱいの質を悪くしやすいので避けたほうが賢明かと思います。

母乳だけで足りている目安に、おしっこの量と回数を見ていてあげて下さい。一日のおしっこの回数が6~7回、おむつがわりとずっしり感じるほど出ていればほぼ大丈夫だと思います。 可能でしたら、おっぱいと母乳のことを専門に診ている助産婦に相談しながらミルクの追加を減らしていけるとよいのではないかと思います。
難しければ、上記のことを参考にして頂いて、またご相談下さいませ。
今が頑張りどころで、大変なこともおありでしょうが、楽しい母乳育児をされますように。
若松寿美恵助産婦 


体重の増えが少ないと指摘されてからはミルクの回数を増やすべきなのか悩んでいます。便が出ませんどうしたりいですか
体重増加は十分あると思います。体重増加は出生時の体重ではなく産科を退院したときの体重を基準にして計算します。WHO/ユニセフでは1日あたりの体重増加は18~30gが標準と考えています。赤ちゃんの体重増加は十分この基準を満たしていますから体重の増え方が少ないということはありません。人工乳だけだと体重は25~50gも増えます。
人工乳の体重増加を基準に考えると十分体重が増えているのに増え方が少ないといわれてしまうことがあります。
「母乳を飲み終えた後だとミルクを思うように飲んでくれません」であれば母乳は相当でていると思います。赤ちゃんが欲しがったら吸わせ、1日10回ぐらい飲ますことができればミルクを減らすことができそうです。ミルクの回数を3回→2回→1回→母乳のみというように減らしてみてください。授乳の回数が増えると母乳の分泌量が増え、母乳栄養ができるようになります。心配なときには早期母子同室と母乳栄養を行っている産科の母乳外来に相談すると良いと思います。
便の回数はこの時期になると便をためる働きが出てくるために数日に1回になることがあります。これは正常な腸の働きによるもので、便秘ではありません。2~3日に1回のことが多いのですが、4~5日に1回、1週間に1回という赤ちゃんもいます。機嫌がよく飲みも変わらずお腹の張りも変わらなければ5日ぐらいは様子を見て良いと思います。
それでも出ないときには、こより浣腸など刺激をします。白湯やお茶、果汁などは6ヶ月までの赤ちゃんには必要のないものですから与えないでください。渡辺先生 山形県立中央病院小児科 


嫌なものを避けたがる心

2008-08-22 00:47:06 | いるかこもれび助産院
嫌なものを避けたがる心

 日々の生活の中では、自分のやるべき仕事が次々とやってきますが、それが、苦手なことだったり、自分の能力では到底できそうにないと思われることであったりすると、それを避けようとする心がでてきます。
あるとき、自分にやってきた仕事を、もっともらしい理由をつけて、途中で投げ出そうとした時、「それは違う、あなたに来た仕事だから、できるかできないかは別として、やらなければならない」とある姉弟子から指摘された事がありました。

 そのことをきっかけに、私は今までの人生において、自分の嫌な事、苦手な事を避けようとしてきたことをはっきりと自覚しました。そのことに一度気づくと、今度は日常生活のあらゆる場面で、好き嫌いによって行為している自分が嫌というほど見えてきました。好きなものが来ると喜び、嫌いなもの苦手なものが来ると、それを避けたいともがき苦しんでいる。何気ない日常の中にも常にそれがあることに気がつきました。心はなかなか巧妙で、もっともらしい理由をつけては遠ざけようとしていて、嫌だから避けているという自覚が全くないこともありました。でも、よーく心を見つめてみると、その奥には、常に「嫌だ」「苦手」「避けたい」という思いがありました。そして、これらの思いがある限り、心は苦しみ続けるのだということにも気がつきました。

 だったら、それをなくせばいい。そう気づきましたが、なかなか容易なことではありません。放っておくと心はいつもの癖で、絶えず言い訳をしたり、もっともらしい理由を考えだしたりと、嫌なものを遠ざけようと動き回っています。嫌なものを受け入れようとすると、心は抵抗を覚えました。その抵抗に立ち向かうようにして、とにかく、心がいやがっても受け入れようと努力してみました。とにかく行為していくようにしてみました。そうすると、苦手だと思っていたことでも以外にそうでもなかったり、できそうにもないと思っていたことがすんなりとできたり。そういう経験を繰り返すことで苦手、できそうにないこと、と思っていることも、心が作り出していたのだということに少しずつ気がつき始めました。そして、自分の中に頑固に存在している好き嫌いという観念が少しずつぐらついてきているような気がします。

いるか広場で話し合った内容

『嫌なものを避けたがる心』

今回のまとめ

* 心が事象とともに動いているとわけがわからない。心が止まるとよく見える。

* 言葉以外のものも伝わっていく。「嫌」と思ったら言葉に出さなくても伝わっている。

* 心は、観念、知識、感情など雑多なものでできている。その心を検証するのがヨーガである。

* 好き嫌いがあるというのは、自分の中に何か基準がある。エゴ的な私を中心に。エゴ的な私を少なくしていくと いうことは、心の枠を広げることになる。

* 物事を見つめるとき、その一瞬の中に、過去の経験からくる印象を突っ込んでいる。このことで一瞬を見逃して いる。過去の経験にとらわれて、一瞬の本当の姿を見失う。

* アーサナは限度をとっぱらっていく。忍耐力をつける。自分自身の心も越えていく。心を調教している。

* アーサナは毎回同じポーズをやっていても、心と一緒にやっているから、1回1回違う。その度に新鮮。同じ事 をやっているようで毎回違う。

* アーサナをしているとき、心がでてくるのは当たり前。それを居座らせるか、取り除くか。本当の集中へと、何 回も日にちを通して、行っていく。

* アーサナの役割を、「心を調教しているんだ」と意識すること。体を動かしているだけではない。何のためにし ているのかを、きっちりと理解し対処していくこと。

* 病気になり、はじめて、嫌なことも許す・受け入れることをヨーガで学んだが、何事も遅くはない、これからど んどん変えられる。

* アーサナは、呼吸とともに心を動かしている。まず、自分の肉体コントロールすること・浄化することが、心を コントロールすること・浄化することにつながる。

* できるかできないかの判断は、一度受け入れてから考える。

* 「気がつく」ことはすごいこと。何ごとも「気づき」から始まる。

以上が出席された皆さんの声です。

このように出席される会員さんからテーマを頂き、テーマを皆さんんで話し合うことで、
自分自身の心を感じていただく広場に成長しました。