おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。
先日の日経MJに次のような記事がありました。
「反転攻勢2012年の視点」
・様々な価格を試し、1000円を超えると売れないが、700~800円なら受けるとわかった。その価格帯で品質を高めたらPRをしなくても既存店売上高が前年を超え、客単価も上がった。これが「きずな消費」の相場かも知れない
・今年は接客など基本の徹底で売上が改善した。来年は教育と経費管理を強化し、利益を取りに行く。
(引用:2011/12/19 日経MJより)
とのことです。
これは、セブン&アイ・フードシステムズ社長の大久保恒夫氏の言葉ですが、何度も大久保氏の経営手腕を取り上げていますが、本当に奇をてらうことなく一貫して王道ともいえる手法で経営を引っ張って行かれますね。
まずは、あいさつの徹底もそうですが、売れる価格帯の商品の品質を高めていくというのもすばらしい。
最近は定番回帰ブームでもあるようで、メーカーが自社のロングセラーにテコ入れをして売上を伸ばすことが増えているようです。
もともとロングセラーの商品ですから、新商品開発コストが安くすむことと、一定の効果が見込みやすいからのようです。
いろいろな業界で新商品が乱立している時代ですから、キラリと光る定番を見直したいものです。
奇をてらわず、主力の商品をとにかく品質を高めることが、本当の実力になるのかも知れませんね。
▼ブログランキングに参加中です。1日1クリック応援よろしくお願いします!
にほんブログ村 /経営コンサルタント部門
blogramランキング
中小企業の戦略・マーケティング・人材開発/研修・人事制度
創業 / ベンチャー支援 経営革新 企業再生 事業承継 / 後継者支援 初回無料ご相談はお気軽にこちらまで。E-mail
藤田経営研究所 公式サイト
経営コンサルタント
経済産業大臣登録 中小企業診断士
NPO法人金融検定協会認定 ターンアラウンドマネージャー
藤田雅三