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天切り松 闇がたり〈第1巻〉闇の花道 浅田 次郎 集英社 このアイテムの詳細を見る |
天気
浅田次郎 著 : 天切り松 闇がたり〈第1巻〉闇の花道
を、読みました。
その老人は、留置所の中でもなにか特別な雰囲気です。
それもそのはず、老人は伝説の怪盗“天切り松”でした。
周囲数メートルにしか声が届かない、闇がたりの声で
囚人はもとより、看守や警官まで聞かづにはおれない
痛快な泥棒話を聞かせます。
その昔、数えの9歳で、ろくでなしの父親に売られた先は
大泥棒、目細の安吉親分。
老人がまだ小さかったころの、大正時代の東京で
最後の江戸っ子たちが、江戸に花を咲かせていたころのお話。
面白くって、切なくて、粋でいなせな、昔話です。