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レンアイ相談 |
小手鞠 るい | |
筑摩書房 |
小手毬るい 著 : レンアイ相談
を、読みました。
アメリカ在住、国際結婚の著者が読者や
身近な友人の恋の悩みに答える
恋愛相談の決定版。
図書館の棚に著者の本がズラリと並んでいたので
なんでもいいから一冊読んでみようと、
まずは手始めに、エッセイから読んでみました。
本の冒頭、著者は恋愛=寂しさを埋めるものだった。と、
言っていて、しかし恋愛にハマればその寂しさは
さらに増すのだと、なんども訴えていました。
恋愛に限らず、人は誰でも孤独と共に生きていると思います。
恋人がいても、配偶者がいても、子どもがいても、
人が生きていれば、独りで立ち向かわなければいけない事ばかりです。
そんなことも、相談者に伝えながら
丁寧で優しい文章で、相談に答えていました。
10代の女の子から、40代の自立した女性まで
沢山の恋の悩みに答えた本。
恋愛の悩みには、とんと無縁なベリーも
楽しめた一冊でした。