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この世でいちばん大事な「カネ」の話 (角川文庫) |
西原 理恵子 | |
角川書店(角川グループパブリッシング) |
西原理恵子 著 : この世でいちばん大事な「カネ」の話
を、読みました。
“まいにちかあさん”の西原恵理子が、
ティーンエイジャー向けに書いたよりみちパンセシリーズを、
文庫化したエッセイ。
第一章
どん底で息をし、どん底で眠っていた。
「カネ」がないって、
つまりはそういうことだった。
第二章
自分で「カネ」を稼ぐということは、
自由を手に入れる
ということだった。
第三章
ギャンブル、
為替、
そして借金。
「カネ」を失うことで見えてくるもの。
第四章
自分探しの迷路は、
「カネ」という視点を持てば
ぶっちぎれる
第五章
外に出てゆくこと。
「カネ」の向こう側へ
行こうとすること。
高知県の貧しい地域で成長した、
著者の実体験を通して、
著者のお金に対しての考え方を
包み隠さず語っています。
人間が生きてゆくうえで、お金は絶対必要なもの。
死ぬまで切っても切り離せない
お金との関係を、ティーンエイジャーのみならず、
大人の私も、もう一度考えさせられた本でした。
やっぱ、苦労人には勝てないな~。