天気 割と晴れたね
PARIS(オンデマンド)
を、見ました。
ピエールは元ダンサー。
しかし、突然心臓病を告げられ心臓移植を待っている。
姉のエリーズは、看病のため彼のアパートに引っ越してくる。
福祉局で働きながら3人の子供を育てるシングルマザーのエリーズもまた
人知れず孤独と闘っていた。
マルシェの主人、大学教授、セレブなマダム、アフリカらの移民労働者。
パリに住む様々な階層の人々にフォーカスし
それぞれが抱えている不安や、孤独や、虚無など映し出す。
私は、ただ淡々と人々が生きてゆく様を映し出している映画が
好きで、この映画はそんな私にぴったりの映画でした。
この映画の中では、フランスが現在抱えている
若者の失業率の問題などにも触れていて
花の都がスポットライトの陰に隠し持つ
社会問題という影にも触れていた映画でした。
そんな中でも、人々はささやかな愛と希望を求めて
必死で生きている。
どこの国でもおんなじなんですね。