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中2の夏に、毎日聞いていたユーミンのアルバム
“パールピアス”を聞いてみると
幼い私が抱いていた大人像が思い出されました
OLさんなって
恋をして
失恋をして
旅に出て
片思いをして
そんな恋を中心とした大人像
私、子供だったんだなー!って
幼い自分が微笑ましく思えました
それにしても、幼い頃に
こんなすごい歌詞に触れられてよかったです。
今よく耳にする
見たまんまの奥行きのない歌詞と比べると
ユーミンの詩たるや
実際には歌詞にない
風や気温や湿度や明暗
女の子の肌の色
男の子のジーンズの褪せ具合
木漏れ日や、街の賑わい
まるでショートフィルムを
見ているかのように浮かんできます
改めて天才認定(私の中で)しとこうと思いました(笑)
そうしていつの間にかいいおばちゃんになった
ベリーでありますが
OLさんにもならず
大恋愛もなく
失恋もせず
今に至ります
それほどドラマティックではないけれど
包まれるような愛情に安らぎ
できるだけの旅をして
自分では、結構そこそこの大人になれた気がしますアハハ