Mrs.ベリーのVeryな一日

☆ミセス・ベリーのSmileダイアリー☆エレガントな女性目指してセルフプロデュース中(^v^)

まどわく

2006年08月26日 21時02分55秒 | ベリーの感想文(本・映画)
まどわく

集英社

このアイテムの詳細を見る

天気    西日本ではまだ夏

桃井かおり 著 : まどわく
を、読みました。

桃井かおりは私の目指しているカッチョいい小母ちゃん
一人で、彼女の持つ独特の雰囲気は歳を増すごとに
磨きがかかっているんじゃないか?と感じています。
とても可愛くて、キュートで、繊細で、ちょっと子悪魔な
憎めないオカマちゃんのような女性に見えます。

そういう彼女が本を書いているということで
ちょっと前から呼んでみたいと思っていたんですが
読んでみると・・・・なんというか、とても不思議な本でした。
エッセイ?小説???と言う感じで
もうホントに、桃井ワールド炸裂なんです。
文章の表現も大変独特で、売れない小説家だとしたら
編集者の直しだらけになってしまいそうな
そんな感じの表現続出でした。
さすがに桃井!!だからこそそこらの小母ちゃんで
終わらないのでしょう。

一言で、カッチョヨイおばあちゃんや、無敵な小母ちゃん
と言っても、その道のりの厳しさを思い知りました。
多分に才能も必要なようで、それは如何ともしがたい
事なのですが、そこは努力でカバーするとしましょう。

とにかく不思議な本でした。


パレード

2006年08月25日 16時48分30秒 | ベリーの感想文(本・映画)
パレード

幻冬舎

このアイテムの詳細を見る

天気    洗濯物は3時間でパリパリ

吉田修一 著 : パレード
を、読みました。

ずっと読みたいと思っていた作家、吉田修一の
作品を初めて読みましたが、面白い!!
期待以上に面白い作品でした。

東京の千歳烏山にある2LDKのマンションには
4人の男女が住んでいます。
良介【21歳】大学生 愛車は中古7万円のマーチ名前は桃子
琴美【23歳】無職 若手人気俳優と熱愛中、日々電話待ち
未来【24歳】イラストレーター 兼雑貨屋店長ほぼアル中
直己【28歳】映画配給会社勤務 皆の兄貴的存在
この4人の中に、突然、
サトル【18歳】自称夜のお仕事従事
が加わって、彼らの日常は流れてゆき、
物語は、彼ら一人ひとりの目線から描かれます。

皆が認識している私と、私が知っている私は別の人。
皆が思っているほど、私はタフじゃない
優しくもない。私の知ってる私は・・・・。
ってこと、ありません???
私はしょっちゅうなんですが(笑)そんな些細な事が
男女の目を通して、書いてありました。
しかし登場人物達は、だからといって明確な自分像
確立しているわけでもなく、ただ皆の知らない
闇の部分や、謎の部分を抱えているのを感じていて
もがいたり、苛立ったりしながらもでも
仲間達との暮らしの中では、いつも馬鹿げた
自分でいたい、このひと時は空騒ぎなパレード
楽しんでいたい、楽しんでいよう。
こんな感じをうけた作品でした。

第15回山本周五郎受賞作品。

角田光代なみにハマりそうな作家さんでした。
 


四つ葉のクローバー

2006年08月24日 20時17分37秒 | ベリー・Happy(ヨカッタ探し)

天気    暑い中草取りボランティアに参加

 

先日、キャンディーの夏休みの植物観察用に、
四つ葉のクローバーの球根を購入しました。
この球根には、土も付いていて植木鉢になる容器に
説明書と一緒に入っていました。
説明書には、乾燥に強いので水やりには気をつけてください
強調して書いてあったので、キャンディーは
霧吹きで水を与えていたのですが、10日ほどで発芽するはずが
待てど暮らせど更地のまま・・・・・。
     
      

キャンディーは、あきらめて他の実験を始めてしまったので
私が水をタップリ与え始めたところ、こんな風な・・・・。

      

可愛い芽が出ました~~~~
ピントが芽ではなく、土に合っているのは意図はありませんが(笑)
とにかく、ちょいとHappyです。
四つ葉のクローバーが出来たらまたお知らせしま~~~す。

 


ビックリするなぁ~

2006年08月23日 14時56分47秒 | きょうのベリー♪ (日記)

天気    まだまだ夏は終わらない


お昼の12時30分。
今日もお仕事終了して、家に帰ってくると、
門扉の前の歩道の木陰に、小父さんがバッタリと倒れていました
顔を上にした仰向けで。

この光景を目撃した瞬間、本当に瞬間。
「救急車・警察・事情聴取・ニュース・新聞」
事件がまさに、現場で起こっている事を実感しました。

しかし、その瞬間の次の瞬間にはすっかり了解できました。
我が家の玄関前の道路の向こうに広がる、市有地の緑地帯の
伸びきった草を刈に来ていた作業員さんの、
シエスタの時間だったのです。

以前読んだ宮本輝の「ひとたびはポプラに臥す」という
エッセイは、輝チンが取材を兼ねたシルクロード旅行に
行ったときのことをまとめたものですが、
この本にも同じように、道路工事の休憩中にポプラの木陰に
まるで死んでいるように、沢山の作業員が転がっている様子が
書いてありました。まさに同じ現象が我が家の門扉の
前で行われるとは思っても見ませんでした。

この暑いさなか、肉体を酷使して労働してらっしゃる方には
頭が下がります。もしその方が優しい人で性格がよかったなら
文句無く尊敬してしまいます。
とても尊くおもっているので、どうかアスファルトの上に
ただバタリと倒れて、ビックリさせるのはご遠慮願いたいです(笑)