こんにちは
抹茶コーチこと遊びの伝道師、永田です
先日、公立高校のスポーツコースの生徒十数名にキッズリーダー講習会を開催しました。
数年続けて開催させていただいていますが
高校生たちの元気の良さもあり
とっても楽しいです。
講義2時間、実技2時間
今回の実技では前半1時間で
指導プログラムの例を一緒に体験しながら伝えました。
後半1時間はグループ分けして指導実践
4グループにわかれ
・ウォーミングアップの鬼ごっこ
・ボールコーディネーション①
・ボールコーディネーション②
・ゲーム
をそれぞれ担当してもらい
メインコーチとアシスタントコーチを務めてもらいました。
どのグループも
こちらから紹介した例を元にしたアレンジや、全く新しいアイデアでのトレーニングなど、オリジナリティ爆発でした。
とっても優秀な生徒たちでした。
メインコーチの説明不足を
アシスタントコーチが補足説明したり、
グループを手分けして巡回するように声掛けしたり、
すぐにでも現場でこども達とふれあってもらいたい!
そんな気持ちになりました。
私も勉強になりました。
ボールコーディネーションを担当したグループで
バスケットゴールを使ったゲームを考えました。
単純に手に持ったボールを(パントキックのように)蹴り上げて
ゴールに入れよう!
というゲーム
これ簡単そうに見えて
なかなかの難易度
サッカー部の生徒は1人だけで
みんなだいぶ苦戦していました。
それでも楽しいのか
みんな夢中になって続けていました。
そんな中に
少し蹴り方がぎこちない生徒がいました。
手に持ったボールを足の内側に当ててゴールへ近づけようとして、窮屈そうな蹴り方。
これあるあるなんだけど
サッカー=インサイドキック
みたいなところがあって
この方が正確に蹴れそう、
この蹴り方しか知らん
なんてのが理由でしょう。
しかし、このバスケゴールゲームによって
生徒に変化がおきました。
この窮屈なキックが
素晴らしいインステップキックに変わっていったのです。
そして、それまで届かなかったリングに当てて
「惜しい!」
これを観て
私は思わずニヤリ
遊びの奥深さを感じずにはいられませんでした。
終わった後のふりかえりで
コーチ役の子たちに
どんな変化があったか?
と問いましたが
気づいていませんでした。
当の本人たち(この現象があったのは2人)に確認しました。
どうだった?
何か変化あった?
本人たちは
ハッキリと変化に気づいていました。
明らかに上達したからです。
コーチ役にも
このよく観察して
「変化に気づく」
「成長に気づく」
ことの大切さを伝え
さらに
それを見つけたら
すかさず声掛けする
褒める、認める
そうすることで技術として
身体に定着していく
上手くなったと自負することで
自信がついて
さらに上手くなろうと思う
そして自分なりに工夫する
こんなちょっとした場面でも
たくさんの学びがありました。
本当に楽しい講習会でした。
生徒のみんなありがとう!!
やっぱり遊びがモノをいうね
3月にも私が講師を務める
キッズリーダー講習会が磐田市で開催されます。
指導者資格なんて堅っ苦しく考えずに
こども達との関わりの勉強とか
子育てのヒントになるかもとか
思って
気軽に参加してもらえたらと思ってます。
興味を持った方、下記申込フォームよりお申込みください。
キッズリーダーって何?
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