ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
ロシアが誇る英雄的大作曲家のこのお方.
作品は実に沢山ありまして。
しか~し、残念ながら
ほとんどレパートリーになる様な作品はなし。
どうして作曲してくれなかったんでしょうね。
フルート曲
ロマン派の作曲家は
チャイコフスキーだけじゃなくて
メンデルスゾーンもブラームスもシューマンも
フルートのための作品は書かなかったのです。
確かにフルートってどちらかと言うとさわやか系。
重厚で濃厚なロマン派の音楽には
ぴったりの音色じゃないかもだけど。
シンフォニーの中では効果的に使われているけど、
私にはご縁がないのよねー・・と思っていたら。
秋の室蘭での室内楽シリーズは
白鳥の湖を演奏することになりました.
もちろんトリオ用の楽譜はなく、
ヴィオリストの真麗子さんが編曲してくれているわけです。
でっ。
さすがはチャイコフスキー。
メロディが美しい!
幽玄な美しさとでも言えばいいでしょうか.
なんとなく聴いていると気がつかないことも、
実際にこのメロディを演奏してみたら、
表現の深さに吸い寄せられるようです.
なんだかんだで、沢山の曲を練習している9月でございます.