1796年にベートーベンが26歳で作曲した
セレナーデop.25ニ長調 に取り組んでいます
この作品はフルート、ヴァイオリン、ヴィオラの三重奏の作品です。
ちょっと変わった構成で、7楽章まであります。
1. Entrata: Allegro 2. Tempo ordinario d'un minuetto
3. Allegro molto 4. Andante con variazioni
5. Allegro scherzando e vivace 6. Adagio 7.Allegro vivace disinvolto
ダ・カーポが多いのが特徴かしら~と思える程にD.C.の記号が。
どの楽章も慣れないとどこに飛ぶのに一瞬迷います。
4. Andante con variazioni は 32小節の美しいテーマのあとに
三つのバリエーションなのですが、初めて合わせた時に一瞬ビックリしました。
このテーマ、ヴァイオリンとヴィオラで二重奏が聞こえるのかと思ったら
四重奏が聞こえてくるんです。重音×2ですよ~。素敵ですよ~。
ほれぼれすると次の技巧的なヴァリエーションが吹けなくなってしまうので
聞き惚れてはいけません。はっはっは。
まぁ、イロイロ調べたりしながら練習をしているのですが~
このOP.25を他の人がフルート&ピアノ版に編曲し
ベートーベンが加筆し、承認したというものがあるんですねー。
OP.41という作品番号がついています。
そしてフルート、ヴィオラ、ハープのトリオの楽譜も出版されています
オーケストラに在籍していないフルート吹きはベートーベンとの
おつき合いはほとんど無いので、これらは貴重だと思う訳です
ちなみにイロイロ調べていたらヨハネスワルターさんの同曲のCDを
見つけて注文してしまいました。
私は彼の演奏がだーーーーーい好きで、たまに発見すると
一人で大喜びしちゃうんですよねぇ