<2>ビュセールとドビュッシー
ドビュッシー(1862-1918)
ユーロになる前に
20フラン紙幣にお顔がのっていました
フランスが誇る大作曲家
ジャワ島のガムランや葛飾北斎にも興味を持っていたり
東洋趣味があったのね
フルート吹きなら必ず持っていると言ってもおかしくない、
フレンチコンポーザーっていう曲集があります
その最初に乗っているのは
アンリ・ビュセール (1872-1973)
この方、101歳まで!! 長生きでした。
ビュセールの曲を20代で演奏したことがあったので
親近感をもっていましたが、
1909年イギリスでドビュッシーが作曲した
ペレアスとメリザンドの指揮をしたり
ピアノ連弾曲「小組曲」をオーケストラ用に編曲したり
ドビュッシーのお手伝いをたくさんしてるんですねぇ。
ローマ大賞も受賞してます。
カプレもビュセールもステキな曲を書いていると思うんですが
突出した 才能のドビュッシーと比べてしまうと
優秀な普通の常識・・・のある芸術家になってしまう。
強烈に才能がある人には引き寄せられるんだろうけど
ホントはすごいんだぞ。って言っておこう。
しかしね、1872から1973ってさ。
ドビュッシーもプーランクも戦前戦後の現代音楽も含めて
音楽芸術は商業音楽にとって変わられていく?時代の様で
素晴らしい芸術を知っていたビュセールには
どう見えていたのかな。なんだかツライ気がするわ。