あーん
いろいろと書く前に
演奏会が2日後になってしまいました。
自宅CD棚にはバッハのBWV1067が5枚ありました。
家族がそれぞれ買うので有名どころは複数になったりするんですね。
カラヤンのなんて2枚同じのが・・・・
というわけでどれどれと、4枚聴き比べてみました。
付点の楽譜と複付点の楽譜がある以上演奏だっていろいろです。
A) テンポがとても早くて複付点で演奏している
B) テンポはゆったり目で複付点と付点の混合で演奏している
C) テンポはゆったり目で16分音符を強調して演奏している
D) テンポはとても遅く8/8で重厚に演奏している
などの違いはあり、楽譜をよーく見てみると
時代の産物だなぁとか、
指揮者もいろいろ考えているなぁと実にわかりやすい。
編成の大きさも考慮に入れなければならないので
どれも参考にはならないけど、
Dを聴いて育ち、固定観念があったのは確かです。
楽譜という印刷物として形を成すまでに
400年前のデータを整理する労力も相当あったようで
紙として不完全な状態で残っていたものを組み合わせたようです。
確かにテレマンの楽譜などはまだまだ整理されていなくて
出版に至らないものもあるそうですから、
古いものを復刻するというのは大変な労力なのですね。
そんな訳でよくよく考える時間が必要でした。
10年ぶりの管弦楽組曲は歴史的前提をよくよく考える
良い機会になったなと思っています。
あとはしっかりと体調を整えて遊び挑んでまいります〜
2018年11月11日(日)15時開演 渡辺淳一文学館(札幌市中央区)
当日券3,500