使っていた教則本は
ハンス=ペーター・シュミッツ著 フルート教本1、2 音楽の友社
でした。この本はバロックから現代まで収められていて
音、時代様式、アナリーゼ等、全てのテクニックと知識を
養うための教則本です。
一曲ずつが短く、音列も複雑ではないので、
一見初心者用の本に見えるのですが、
専門家の指導のために緻密に書かれていると、
今は感じています。
まず、徹底的に指導されたことは拍子の取り方です。
拍子の中の長い短い重たい軽いといった、バランスの取り方、
小節線の越え方、つまりアウフタクトの作り方、
小節単位の読み方。
それをバロック、古典派、ロマン派でどう違うのかを
数年かけて叩き込んでくださいました。
これは日本人的感覚や知識の範疇のものではなく、
留学しても2~3年で身に付けるのは難しいかなと思います。
余談ですが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/z2.gif)
師匠の日本語の発音はちょっと分かりづらくて
「大阪人が標準語をドイツ語の発音でしゃべっているよねー」
なんて言うのが聞こえた日には
「なにバカなことを言っているんですか!これが標準です」
なんて無表情に。でも、笑ってましたね~。なつかしい。
ハンス=ペーター・シュミッツ著 フルート教本1、2 音楽の友社
でした。この本はバロックから現代まで収められていて
音、時代様式、アナリーゼ等、全てのテクニックと知識を
養うための教則本です。
一曲ずつが短く、音列も複雑ではないので、
一見初心者用の本に見えるのですが、
専門家の指導のために緻密に書かれていると、
今は感じています。
まず、徹底的に指導されたことは拍子の取り方です。
拍子の中の長い短い重たい軽いといった、バランスの取り方、
小節線の越え方、つまりアウフタクトの作り方、
小節単位の読み方。
それをバロック、古典派、ロマン派でどう違うのかを
数年かけて叩き込んでくださいました。
これは日本人的感覚や知識の範疇のものではなく、
留学しても2~3年で身に付けるのは難しいかなと思います。
余談ですが
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_tehe.gif)
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師匠の日本語の発音はちょっと分かりづらくて
「大阪人が標準語をドイツ語の発音でしゃべっているよねー」
なんて言うのが聞こえた日には
「なにバカなことを言っているんですか!これが標準です」
なんて無表情に。でも、笑ってましたね~。なつかしい。